合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム・講座

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

技術士試験を目指した理由・契機

資格取得を通じて得られる専門知識やマネジメントスキルを研鑽したいと考えたから。また、技術士の資格取得後、会社内では高度な技術・専門知識を持つ人材として認められるため、より高度な業務に携わることができるため。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

業務や家庭の都合上、少ない勉強時間で効率良く勉強する必要があった。独力では効率良く勉強することが難しいと考えており、一方でスクール形式だと拘束時間が発生する。そこでオンライン学習で価格も安かった本サービスを利用することを思いついた。

合格体験記・学習上の工夫

私は2019年から技術士試験(機械部門)を受験し始め、2019、2020、2021年に筆記試験を受験した。2019年は完全に独学で勉強し、筆記試験における必須科目はA判定だったが、選択科目でB判定だった。

技術士試験における回答の書き方と専門的知識に不足があると考え、2020年からは他社の学習サイトを登録して、Webセミナーの受講によって書き方を学習した。また、この時からキーワード学習を始めた。キーワード学習は専門分野における重要なキーワードをピックアップしてそのキーワードに対する自分なりの解説を作成、記憶することで専門的知識について学習する方法。キーワードの選定についても学習サイトが重要キーワード集を作っていたため、それを参考にキーワードを選定した。結果的にであるが、この時のキーワードの選定は実際の試験内容に対してあまりマッチングしていなかった。また、学習サイトが提供する添削サービスも利用したが、添削内容があまり充実しておらず書き方を修正する上であまり参考とならなかったように思う。

これらの反省点を踏まえて、今年の受験においては以下の点を修正した。①キーワードの選定は過去問から自分で重要語句を選定し、解説を作成する。②添削サービスは回数よりも一回の添削における指摘内容の厚さで選ぶ(こうした観点でいくつかのサービスを比較しアガルートを選択)。これらの施策によって回答の質が向上し、筆記試験を初めて突破することができた。その後の口頭試験においてもアガルートの講師の方の動画を参考に回答の組み立てを行ったことで実際の試験に対して十分に準備することができた。

筆記試験対策講座のご感想・ご利用方法

講師の方は滑舌もよくまた話も非常にわかりやすかった。特に筆記試験において回答をどのように書き始めるべきかの講義は非常に参考になった。まずは結論を書き、読者に要点を示した上で、理由や詳細を記述するという書き方を意識するようになったことで回答のわかりやすさが格段に向上した。

また、技術士倫理に対する考え方についても実際の事故事例を踏まえた上での解説があり、具体的にどのような視点から事故や事例に対して考えることが重要であるかのヒントになったと思う。

上記の動画は全て視聴しても1時間ちょっとのため、毎日1.5倍速で聴きながら講義の重要なポイントを記憶し、実際に回答を書く練習の際も講義であった重要なポイントを意識して書くように心がけた。

口頭試験対策講座のご感想・ご利用方法

筆記試験の際同様、動画による講義を視聴して、口頭試験における回答の仕方や考え方について理解を深めた。本動画は特に試験時を模擬した形式で作成されており、実際の試験の雰囲気を掴む上でも大変に参考となった。本動画についても全て視聴しても1時間かからないくらいであったため、毎日隙間時間などに1.5倍速で視聴し、重要ポイントの復習や試験の雰囲気への理解を深めていった。

試験本番においても動画で試験員役の方が質問されていた内容とかなり近い質問があり、十分に想定できていたため、余裕を持って回答することができた。

実務経験証明書・添削のご感想・ご利用方法

出願時の業務の都合上、実務経験証明書の添削については今回講師の方に見てもらうことはできなかった。こちらについてはまずは自分の業務をよく知っている会社内の技術士の先輩方に見ていただき、業務内容をしっかり理解していただいた上で、他者に伝えるための書き方をご指導いただいた。

今回はできなかったが、その上で修正した文章内容を自分の業務を全く知らない講師の方に確認いただき、別の視点で評価・添削いただく方が良かったように思う。

記述式・添削のご感想・ご利用方法

記述式の添削は答案自体に対して誤字脱字を含めた具体的な修正箇所を提示していただけたため、答案のどこが問題なのかが明確になった。また、採点者の立場で様々な視点から評価内容を記述してくださったため、得点を得るための記述式の書き方を実践しながら体得することができたと思う。

総評コメントではA,B,Cの3段階で評価していただき、添削を繰り返すたびに総評が上がっていったため、自分の実力が向上しているのが明確になったため、モチベーションの維持に繋がった。

口頭模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は実際の試験内容を想定した時間配分や進行で進み、具体的に試験当日の流れをイメージすることができた。また、質問内容について、試験が終わった今振り返ると実際に聞かれた内容と非常に類似していた。技術士のコンピテンシーに沿って過去の業務内容を棚卸することで質問内容には答えられた。この点についても口頭試験対策の講義内容で学習したものであり、講義の内容をアウトプットする良い機会となった。

また、口頭模擬試験においても総評コメントで定量的な評価をしていただき、回答内容に問題なく合格範囲との見解をいただけたため、モチベーションの向上に繋がった。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

この度はご指導いただき誠にありがとうございました。何度も不合格を味わった試験でしたが、日比様のご指導によってようやく合格することができました。今後はすぐにとはいきませんが、総監部門の受験も検討したいと思いますので、その際はよろしくお願いいたします。以上、この度は本当にありがとうございました。