技術士衛生工学部門は、試験情報が少なく試験対策しにくい部門です。

そんな難関試験を突破するうえで重要なのが、参考書選びです。

本コラムでは、衛生工学部門の試験対策に役立つ問題集・参考書を厳選して紹介します。

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技術士衛生工学部門おすすめの問題集・参考書

1. 技術士第一次試験「衛生工学部門」問題集

技術士第一次試験「衛生工学部門」問題集

「技術士第一次試験「衛生工学部門」問題集」は、過去問と模擬問題を合計200問収録。それぞれの問題・解説およびキーワード235題に関する解説付きで、理解を深めながら学習を進められます。

衛生工学部門の試験は出題範囲が広いため、効率的な学習が必要不可欠です。同書は、苦手分野の問題に集中的に取り組みたいときに役立ちます、

2. 技術士二次試験 衛生工学部門 択一問題 解答と解説

技術士一次試験 衛生工学部門 択一問題 解答と解説

技術士二次試験では、一次試験と同じように択一問題が出題されます。

「技術士二次試験 衛生工学部門 択一問題 解答と解説」は、二次試験の択一問題について学べる数少ない参考書。

計算問題については計算式も含めて丁寧に記載されており、理解を深めながら勉強を進められるのではないでしょうか。

技術士衛生工学部門は参考書が少ない

衛生工学部門の参考書は、ほかの部門と比べると参考書が非常に少なめです。

その理由として、衛生工学部門の受験者が少ないことが挙げられます。

技術士一次試験の全部門の受験申込者数は年間およそ2万人。うち、衛生工学部門の受験申込者数は400人前後と全体のわずか5%ほどです。

関連リンク:技術士衛生工学部門の合格率と難易度を解説!独学には限界がある?

衛生工学部門は過去問を中心に試験対策

衛生工学部門では、過去問を中心に学習しましょう。過去問の補助教材として、参考書を参照するといった勉強方法も良いかもしれません

試験では、過去問と似たような問題が多く出題されています。

例えば、平成25年度の衛生工学部門の試験では、「生活排水処理におけるリン除去技術として用いられないもの」を選択する問題が出題されました。平成27年度の試験でも全く同じ問題が出題されています。

過去数年間の問題を解くことで、試験の傾向把握と的確な対策が行えるようになるということです。

そのため、過去問は少なくとも過去5年分を2周、時間を測りながら解いていきましょう。

過去問は、2周解くことにより1周目で解けなかった問題を解けるようになったり、苦手箇所を克服できたり、合格に一歩近づきます。

「問題をパッと見ただけで答えが浮かぶ」というところまで何度も繰り返し解くことをおすすめします。

まとめ

過去問を使った勉強以外にも、衛生工学部門の受験生向けに開催されているセミナーに参加したり、通信講座を利用したりするのも良いでしょう。

質問制度や添削制度のある講座を利用すれば、最新の試験傾向や法改正なども学べるため、独学だけでは得られない情報を得るチャンスです。

関連コラム:技術士衛生工学部門の合格率・難易度・受験資格とは

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