合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

FP技能検定試験を目指した理由・契機        

勤務先の会計事務所で所長に勧められたことをきっかけに、取得を目指すことにしました。
FP資格は投資のテクニックを学ぶような印象を持っていたのですが、勉強を始めてみたところ、制度や法律を学ぶという面が大きかったので、余裕がある人向けというよりは、正確な知識を持って漠然とした不安を解消したい人に必要な内容だと感じました。
同僚からのフォローもあり、3級は市販のテキストを使った独学で合格することができましたが、3級をゴールだと思って勉強すると安定した点数は取れないと感じたので、3級を高得点で合格したうえで2級までは取ろうと決めていました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ  

合格により、全額返金の制度があったことです。
不合格時の返金保証があるよりも、合格したら何万円が戻ってくる、不合格なら戻ってこない、という状況を作ること自体に、お金を払うメリットがあると考えました。
第一回の講義を見て、この講師なら受講しようと決めました。
その際、音声を聞けない状況だったのですが、映像から講師が自身の言葉で伝えてくれるのが十分に分かりました。

合格体験記・学習上の工夫

試験の6か月前に講座の申し込みをしました。1チャプターが10分程度と短く区切られているので、動画1つだけでも見ようと思うと、気楽に一日の学習を始めることができました。
3章の金融資産運用の単元に入った頃、計算もあって集中したいところだったのですが、テキストを開くたびに子供にお絵描きされ、落ち着いてできなくなってしまったので、講義とテキストでの学習はいったん中断しました。
あっという間に試験2か月前になり、問題の3章は飛ばして学習を再開しました。
休止期間は移動時間と寝る前で一日10分程度、他社のスマホアプリで問題を解いていました。
試験2週間前に学科対策の動画を視聴し終わり、そこからは実技の対策を中心に行いました。
結果的に直前期がかなりタイトなスケジュールになってしまいましたが、申し込み当初は、余裕を持って終わらせて、動画も何周も見ようと思っていました。
しかしそのおかげで、多少の疑問があってもその都度調べたりせずに、もう一回見るときに解決すればいいや、と思って進めることを優先できました。
当日は、学科実技ともに、分かっている内容は解けるし、知らないものは知らないので、考える時間はほとんど必要なく、退出可能時間になってすぐに出ることができました。
自信はありましたが、不合格だったら勉強の仕方や環境を根本的に考え直しになるな…というプレッシャーもあり、無事に合格できてほっとしました。

学科対策パーフェクトのご感想・ご利用方法

テキストは、B5サイズで薄くて軽く、物理的に扱いやすかったです。
内容は問題を解くことが中心で、解説は補足という位置づけでした。
小単元ごとにページが区切られていて、ポイントを絞った説明量で、カラフルすぎず最低限の色使いで、とにかく見やすかったです。
シンプルなテキストのおかげで、今どの分野のどの内容をやっているのかを常に意識した状態で学習を進められました。
情報が最初から整理された形で頭に入っていったので、まとめノートを作るといった整理作業はほぼ必要なく、苦手な内容があっても、どこが分からないかは分かっている状態だったので、効率的に得点アップに必要な学習ができたと思います。
FP試験は6割合格ですが、一般的に6割を目指す勉強というのは難しいと思います。
できた感が感じられず、モチベーションが続きにくいうえ、狙って取るのが難しいラインだと思います。
背景から何から細かくやっていけば理解は深まるのでしょうが、試験範囲が広いと膨大な時間を費やすことになってしまいます。
「アガルートの、要点を絞り込まれたテキストの内容の9割」を目指す勉強をしたことで、短時間で合格点を超える得点を確実に取ることができたと感じています。

実技対策パーフェクトのご感想・ご利用方法

実技の対策を始めたのが試験の2週間前で、時間がなかったので、講義は数本しか見ておらず、実技対策は過去問を中心に行いました。
せっかく講義があるのに見られずにもったいない、講師の話を聞きたいという気持ちもありましたが、合格しなければもっともったいないので、やるべきことには迷いませんでした。
試験前2週間は過去問を解き続け、実技のテキストは当日の復習用に持って行きました。
これがかなり良かったです。

試験会場付近には座って待機できるような場所がなく、周りの受験生たちも皆、テキストをパラパラとめくって気持ちを落ち着かせるくらいのことしかできない状況でした。
アガルートの実技テキストは、薄くて、見開きで問題と解答解説が載っていて、パラパラとめくるだけでも「どのようなパターンの問題があって、どこがポイントだったか」を復習することが十分にできました。
直前の見直しはスマホで行おうと思っていましたが、それは全く集中できず、テキストを持って行って良かったです。

2級過去問集(学科・実技)のご感想・ご利用方法  

過去問集のつくりは、前半問題部と後半解答部に分かれている一般的なものでした。
一問ずつ答えを確認したいので、次の答えが見えてしまわないように付箋で隠しながらページを行ったり来たりしていたので、学科・実技のテキストほどの良さは実感できませんでした。
過去問は、解いた問題数をバロメーターにしていました。
累計解答数をカウントして、学科は4000問、実技は10回分程度を解きました。

とにかく解く数を増やそうと思い、簡単な問題を解く、問題を覚える、同じ問題を解く、といったやり方が効率的なので、穴だらけでもまずはそうしていました。
直前期は、焦る気持ちに従って、不安な分野から順番に何度も過去問を解いて埋めていきました。
振り返ると、同じ問題を解く回数をもう少し減らして、その分を新しい問題を解く時間に充てていれば、より高得点が取れていたかもしれないな、とは思います。
ただ、幅広く手を出して混乱してしまうリスクもあったので、結果的にこのやり方で良かったです。

自由記載欄      

講師の相賀真理子先生には大変感謝しております。
解説が分かりやすかったのはもちろんですが、講義の中では脱線や雑談がほとんどないにも関わらず、先生の個性というか、キャラクターに親しみやすさがあって、難しい内容でも距離を遠く感じず、最後まで進めることができました。
実技の講義と過去問集は活用しきれなかった部分もありましたが、真理子先生なら、合格のための最小限の努力で見事に合格したという結果を喜んでくださるのではないか、と勝手にですが思っております。