受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

FP技能検定試験を目指した理由・契機

仕事に直結するというよりは、自分自身の教養のためという理由が一番でした。
もともと金融機関に勤めていたので、関心がある分野ではありましたが、公的年金制度や社会保障を取りまく環境の変化が大きく、自分の財産は自分で守り、形成していかなくてはという意識が近年強くなっていたため、受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

オンラインで学べる講座を探していました。いくつか候補がありましたが、テキストが紙で作成されていること、満点よりも合格点を取ることにこだわった効率的なカリキュラムが組まれていることに魅力を感じ、価格を含めて総合的にバランスが良いと思い、申し込みました。

合格体験記・学習上の工夫 

主に平日に少し早起きして、通勤前のカフェで勉強していました。勉強に充てられる時間は、平日は1時間強程度、休日は2~3時間くらいだったかと思います。
アガルートの講義の動画は、1つがおおむね10分弱で作られているので、細切れの時間で勉強する派にはとても見やすい作りだったと思います。

勉強方法としては、講義の視聴は1回のみで、あとはとにかく問題を解いて身に着けました。私は、アガルートのテキストおよび過去問の他に、分野別問題集(アガルートのHPで推奨していたもの)を購入し、一つの分野の講義を聞いたら、次の分野の講義を聞くのと並行して、その分野の過去問を解く、という進め方をしていました。
分野別の問題集をおおむね3回程度解いて、正答率も上がったところで、試験の1か月少し前からアガルートの過去問題集を解き始めました。この時は、制限時間も意識し、模試を解くような感覚で行いました。過去問も3回程度繰り返し、それ以外に、間違えた問題には印つけて、何度も繰り返し解きました。
6割の得点で合格する試験ですので、マニアックな問題は切り捨てるくらいの気持ちで臨みましたので、試験の10日前くらいからは、頻出問題・重要問題を取りこぼさないように、基礎的知識の定着に努めました。

学科対策パーフェクトのご感想・ご利用方法

まずは講義を見る際に手元におき、講師の先生の板書を書き写したり、マーカーを引くなどをし、講義を聞きました。一つの分野を聞いた後は、すぐに分野別の問題集に取り掛かるという勉強スタイルではありましたが、問題を解く中で、テキストには記載がないけれど、これは覚えておきたいな、というものもちょこちょこ出てきたので、そういう時は、テキストに立ち返って自分でいろいろ追記をしていき、自分オリジナルのテキストが出来ていきました(分野別に目次インデックスを付けたり、よく持ち歩いていたので、試験近くには隅っこがボロボロになっていました)。

アガルートのカリキュラムは、満点ではなく合格点を取るということに重きを置いているので、テキストの解説部分は通常の市販の参考書よりもコンパクトなつくりになっています。情報量は減りしますが、最初からボリュームがある参考書よりも気持ち的には取っ掛かり易いというイメージが持てました。
また、そこに、自分でどんどん追記して、自分仕様のテキストを作ることで知識の定着が出来たので、シンプルなテキストであったがゆえのメリットだったと思います。自分で書くことで、問題を解く際、テキストのあの部分に書いてあった内容だな!とイメージが付きやすくなりました。

実技対策パーフェクトのご感想・ご利用方法

学科の勉強に比べて実技は多くの時間を割くことができなかったのが正直なところです。当初の計画では、実技も学科と同じように、一つずつ講義を聞きながら進めたかったのですが、時間が無くなりそうだったので、実際に講義を視聴したのは最初の2割くらいになってしまいました。

勉強の進め方としては、テキストの問題を解いた後は、講義は聞かずに自分で解説を読み、すぐに他の過去問も解くという感じで行いました。私はFP協会の試験を受けましたが、実技で必要な知識は学科の延長上にあり、また、出題の傾向もはっきりしているので、問題を繰返し解くことで充分に得点できるかなと思います。後は、計算問題で、ケアレスミスをしないことに重点を置いて取り組みました。
贅沢を言えば、学科テキストも同様ですが、動画のナンバーとテキストのページのリンクが書かれていると、復讐のためにもう一度講義を見たいというときに便利だなと思いました。

2級過去問集(学科・実技)のご感想・ご利用方法

知識の定着のためには、前述した分野別問題集を使用し、過去問集は、試験の1か月くらい前から、模試を解くような感じで、時間制限も設けて解くようにしました。
試験までに通しで解いたのは3回程度です。考える前に答えを覚えてきてしまったので、この過去問集ではないのですが、FPの過去問を掲載しているサイトを利用させていただき、他の年度の過去問にも触れるようにしました。
また、問題を解く際は、間違った問に付箋をつけておき、次回同じ間違いを繰り返さないこと、点数も記録して、前回解いた時の点数を下回らないようにということを心がけて取り組みました。間違った問題については、時間を空けて繰返し解き、最終的には付箋が全て無くなるまでやりました。