AFP資格とは?なるには?FPとの違いは?受験資格やメリット・費用も解説
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AFPはFP資格の一つ。
FPとして必要十分な知識を持ち、実務にも役立つ提案力を習得した人に与えられる資格です。
FP資格を目指す方であれば、一度は耳にしたことがある資格だと思いますが、「詳しい内容はよくわからない」という方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、AFPについて、どのような資格なのか、(国家資格である)FP技能士との違いや費用、受験資格、メリットなどをご紹介していきます。
「FP資格を取得したい」「FPとして活躍していきたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
AFPとは?FPとはどう違う?
AFPとはどんな資格?正式名称は?
AFP(Association for Financial Professionals)は、財務・会計・資本市場分野における専門的な知識とスキルを持つプロフェッショナルを認定する資格です。また、日本FP協会が認定する民間資格の一つです。
主に、企業の財務部門や金融機関、コンサルティング会社などで活躍する人々が取得します。
AFP資格を取得すると、財務・資金管理・リスク管理・投資などの分野で、適切なアドバイス、提案を行うことが可能です。
AFP資格取得者には、検収があります。
資格取得時のAFP認定研修に加え、2年ごとの資格更新制度があり、常に継続して新しい知識を学ぶことが必要とされます。
そのため、AFP認定者は信頼度が高く、金融機関でも高い評価を得ています。
FP技能士とはどう違う?
FP資格は大きく分けて2つあり、「国家資格であるFP技能士」と、「民間資格であるAFP・AFPの上位資格であるCFP」に分類することができます。
AFP・CFP | FP技能士1〜3級 | |
資格の種類 | 民間資格 (国内資格) | 国家資格 |
認定機関 | 日本FP協会 | 日本FP協会 金融財政事情研究会 |
会員登録 | 要 | 不要 |
資格の更新 | 有 (2年ごと) | 生涯有効 |
FP技能士は取得すれば生涯有効ですが、AFPとCFPは登録後、2年間で15単位(CFPは30単位)以上を取得しなければ維持できません。
また、AFPは国内のみで通用する国内資格に対し、CFP®は世界的にその基準が認められている国際資格です。
試験の難易度はそれぞれ、
・AFP=FP2級
・CFP=FP1級
だとされています。
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AFPの受験資格
AFP認定者となるためには、次の2つの要件をクリアしなければなりません。
- AFP認定研修の修了
- 2級FP技能検定試験に合格
※参考:AFP認定者になるには
例えば、すでにFP2級に合格している人であれば、AFP認定研修(技能士過程)を修了し、日本FP協会に資格認定会員として入会することで、AFP認定者となれます。
一方、FPの実務経験がなく、現在FP資格を所持していない場合は、2つのルートが考えられます。
3級ルート
- FP3級(3級FP技能検定)に合格
- FP2級(2級FP技能検定)に合格
- AFP認定研修(技能士過程)を修了
- AFPに
FP3級から挑戦していくルートです。
受験資格が実質設定されていないFP3級に合格することで、FP2級の受験資格が得られるためです。
FP2級に合格後、AFP認定研修を修了すればAFPとなることができます。
AFP直ルート
- AFP認定研修(基本過程)を修了
- 2級FP技能検定に合格
- AFPに
AFP認定研修の受講には要件がありません。
FP2級の受験資格にはAFP認定研修の修了が含まれるため、AFP認定研修を先に受講することで、FP2級の試験にさえ合格できればAFPとなることができます。
始めからAFPを目指しているのであれば、最短でAFPになれるこちらのルートの方が良いでしょう。
※その他にも、大学院における所定の課程修了ルート、税理士会または公認会計士協会登録者のためのルートもあります。
AFP認定研修の内容としては、FP技能士試験でも学ぶ6つの専門分野に加え、FPの基礎と提案書の作成を学ぶもので、日本FP協会から認定された教育機関によって実施されています。
AFP認定研修における「技能士過程」はFP2級に合格した人のみが受けられるため、「基本課程」よりも短期間で研修を修了できます。
※関連コラム:AFPの難易度や合格率は?取得方法まで一挙に解説!
※関連コラム:AFP認定研修とは?期間・費用や基本課程・技能士課程など
AFPの費用・維持費
AFPを取得する際に必要となる2つの費用
- AFP認定研修の受講費用:25,000円〜100,000円程度
- 日本FP協会の会員となるための入会金:10,000円
AFP認定研修の費用は、研修を行う機関や受講方法(通学・通信)などで費用が異なります。
※参考:AFP認定研修の検索
また、AFPになるということは、日本FP協会の会員となるため、入会金の10,000円も必要です。
AFPの維持費
- 日本FP協会の年会費:12,000円/年
- 継続教育単位取得費用:約3,000円〜30,000円/2年ごと
AFPの年会費は12,000円となります。
また、AFPは資格を維持するためには、2年間で15単位以上の継続教育単位を取得しなければなりません。
継続教育には、以下の5つがあります。
(1) 研修の受講
(2) 執筆
(3) 講師
(4) 協会が承認した「スタディ・グループ」(以下「SG」という)における勉強会
(5) その他、「継続教育運用細則(以下「細則」という)」に定める方法
どのように単位を取得するかによって費用は変わってきます。
詳細が気になる方は、日本FP協会による「AFP資格継続教育単位取得のモデルケース」を参考にしてみて下さい。
AFPを取得する2つのメリット・価値
AFP資格を取得するメリットにはさまざなまものがあります。
ここでは2つご紹介していきます。
信頼性が高い
AFP資格は信頼性が高く、金融機関等でも評価される資格です。
AFPはFP2級の合格に加え、認定研修が必要となります。
そのため、FP業務について体系的に学ぶことができ、実務に関わる具体的な提案力も身に着けることができるでしょう。
また、日本FP協会の会員になることで、会報誌が毎月送付されるため、金融や経済などの最新情報を得ることができます。
継続教育制度もあるなど、学習の機会が多いことも魅力です。
こうした継続教育や学習機会の多さが、特に金融機関等においては高い評価を得ています。
就職や転職においても、大きなアピールポイントとなるでしょう。
※参考:金融機関の約8割がCFP®資格・AFP資格を認知、継続教育、CFP®資格の高い専門能力などを評価
CFPの受験資格が得られる
AFPになるもう一つのメリットは、CFP®の受験資格を得られることです。
CFPは世界25カ国と地域で導入されてる国際的なライセンスであり、信頼性、権威性のあるFP資格の最高峰といわれる資格です。
CFPを取得することで人脈も広がり、名刺にも商標を記載することができるため、顧客からの印象も格段に上がります。
特に、FPとして独立をしたり専門家として活躍したりするためには、CFPはぜひとも取得しておきたい資格でしょう。
また、CFPを取得すると、「CFP認定者検索システム」に登録申請をすることができます。
CFP認定者検索システムは、「FPの専門家に相談をしてみたい」「信頼できるファイナンシャルプランナーを見つけたい」という生活者が利用できるシステムで、FP相談や講演、執筆等の依頼を目的としています。
システム側からの顧客の紹介は、特にFPとして独立、コンサル業を行っている人にとっては大きなメリットとなるでしょう。
AFPになるにはまずFP2級を取得しよう
AFPは継続して知識をブラッシュアップし、実務に役立てることができる信頼性の高い資格です。
また、上級資格のCFPを目指す道もあり、専門家としての更なる活躍も期待できます。
資格の維持には費用がかかるため、その点を理解した上で、メリットにも目を向けてみることが大切です。
AFPを取得するにはいくつかのルートがありますが、国家資格のFP2級の合格は必須となっています。
AFP、CFPを目標とするなら、まずはFP2級の取得から目指してみましょう。
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