TOEIC®700点のレベルは?取得するための勉強時間と勉強法
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TOEIC®で700点を目指したいが、どのように勉強すればよいかわからない人は多いのではないでしょうか。
効率の良い勉強法がわかれば、日々の取り組みのモチベーションもあがりますよね。
本コラムでは、TOEIC®700点のレベルや取得するための勉強時間・勉強法がわかります。
また、700点を取ることによるメリットについても解説するため、ぜひ参考にしてください。
なお、このコラムのTOEIC®とは、TOEIC® L&Rを指しています。
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TOEIC®700点はどのくらいのレベル?
TOEIC®700点はどのくらいのレベルかというと、TOEIC®スコアとコミュニケーションレベル相関表によるとレベルB相当となります。
レベルBとは「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」とされており、詳細については以下の通りです。
- 通常会話は完全に理解でき、応答もはやい
- 話題が特定分野にわたっても、対応できる力をもっている
- 業務上も大きな支障はない
これらから、英語能力は決して低くないことがわかります。また、英検と比較すると2級から準1級に該当し、高校卒業から大学中級といったレベルです。
下記記事では英検とTOEICスコア換算をまとめています。TOEIC®と英検はどちらが難しいかをテーマに、レベルの違いなどを解説しているため、ぜひ参考にしてください。
参考コラム:TOEIC®と英検のスコア換算表! どっちが難しい?レベルや違いも解説
なお、2023年度のTOEIC®平均スコアは612点となるため、700点は平均を大きく上回っています。
この結果からも、TOEIC®700点はレベルが高い点数といっても間違いではありません。
参照:公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|【公式】TOEIC Program|IIBC
TOEIC®700点に必要な勉強時間
TOEIC®で700点を取るうえで必要な勉強時間については、人によりその時点での英語習得レベルは異なるため一概にはいえません。
しかし、オックスフォード大学出版局が発表する資料には目安が発表されており、例えば650点から750点を狙っている人の場合は225時間程は必要とされています。
また、550点から750点を取るためには450時間は必要です。
仮に現時点で550点とした場合、750点を取るためには450時間、日数にすると18日から19日程になります。
社会人や学生で1日あたりに勉強に充てられる時間は異なりますが、1日におよそ3時間はTOEIC®の勉強をした場合、150日は必要です。
つまり、TOEIC®700点を取るためには5か月程の期間を要します。
あくまで一例となりますが、今の自分のレベルを把握しておくことで、おおよその目安をもとに勉強計画を立てられるでしょう。
なお、スコア別の勉強時間について知りたい人は下記コラムを参考にしてください
参考コラム:TOEIC®スコア別の勉強時間一覧!初心者の目安や時間がない人の対策方法も紹介
TOEIC®700点を取るための勉強法
TOEIC®で700点を取るためには、いかに効率良く意味のある勉強時間にできるかがカギとなります。おすすめの勉強法として以下が挙げられるため、ぜひ参考にしてください。
- 参考書を活用して語彙力を増やす
- リスニング力をあげる
- リーディング対策を行う
- 時間を計って問題演習を行う
参考書を活用して語彙力を増やす
TOEIC®で700点を取るためには、参考書を活用して語彙力を増やしましょう。
TOEIC®の試験ではリスニングとリーディングのセクションがあり、それぞれでスコアを取るためには語彙力は欠かせません。
語彙力をアップするためには、試験でよく出る単語を覚えることがおすすめです。
特に、TOEIC®ではビジネスシーンをテーマとする問題が少なくないため、働くうえで使用する単語を覚えておくとハイスコアが期待できます。
なお、単語を覚える際は単語帳やTOEIC®で700点を目指す人向けの参考書を活用しましょう。
おすすめの参考書や問題集を下記記事で紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
参考コラム:【スコア別】TOEIC®対策におすすめ参考書・問題集15選! 初心者・大学生から上級者向けまで
リスニング力をあげる
TOEIC®で700点を目指すにあたって、リスニング力の向上も必須です。
日本人はリーディングよりリスニングセクションの方が平均点が高いため、いかにスコアを獲得できるかが700点に達するかを左右するといっても過言ではありません。
なお、リスニング力をあげるうえで、以下の方法が有効と考えられます。
- 英語の音に慣れるよう耳を鍛えるトレーニングを行う
- 基礎的な単語や文法を身につけたうえで聞く
- シャドーイングやディクテーションでリスニング力を高める
リスニング力をあげるためには、英語の音にいかに慣れるかが重要です。
普段から英語を耳に入れておくことで、リスニング力アップが期待できます。
手軽な方法でいうと、英語の映画やドラマなどを観る方法がおすすめです。字幕なしにすることで、より理解力は深まります。
また、基礎的な単語や文法を身につけたうえで英語を聞きましょう。そうすることで、英語を聞いた時の理解度が高まります。
そして、シャドーイングやディクテーションでリスニング力を高める方法も実践してみてください。
シャドーイングとは英語を聞きながら真似する方法で、「聞く」と「真似」を同時に行うため難易度は高いですが、スキルアップが期待できます。
ディクテーションは参考書を見ずに英語を聞いて、書き起こすことです。
聞いただけでは理解できなくても、文字にすると意味がわかるという体験を積むことで、リスニング力アップを目指します。
リーディング対策を行う
TOEIC®で700点を取るうえで、リーディング対策も欠かせません。
リーディング対策としては、長文を読み理解する力をつけることで、試験での空所補充問題に強くなります。
なお、読解スピードをあげるためには音読がおすすめです。
ただし、ただ読むだけでなく、まずは文章を理解することが重要になります。
単語の意味や文法など、わからない点はクリアにしたうえで音読することで、英語の処理能力が速くなるでしょう。
試験は時間制限があるため、いかに速く文章を読んで理解できるかが、ほかの問題に集中できるよう余裕をもたせてくれることに繋がります。
時間を計って問題演習を行う
TOEIC®の試験では時間内に問題を解かなければならないため、本番に近い環境下でトレーニングを積む必要があります。
また、時間だけでなく問題も本番さながらであれば、より効果が見込めるでしょう。
これらを実現するためには、試験に近い内容となる公式問題集を活用し、かつ時間を計り問題を解く練習をしてください。
なお、TOEIC®の試験はリスニングが約45分、リーディングが約75分です。
事前に本番と同じ時間内に問題を解く練習をしておくことで、ペースを考えて解き進められる、集中力を維持できるなどが期待できます。
TOEIC®700点を取得するメリット
TOEIC®で700点を取ることは、人生を豊かにするといっても大袈裟ではありません。主なメリットとして以下が挙げられるため、ぜひ把握しておいてください。
- 仕事や業務の幅が広がる
- 昇進・昇給につながる
- 就活・転職で英語力をアピールできる
仕事や業務の幅が広がる
TOEIC®で700点を取ると、仕事や業務の幅を広げられる点がメリットです。
その理由として、TOEIC®で700点を取っている人材は海外出張や海外赴任者選抜など、国外へ飛び出し活躍するチャンスがめぐってきます。
実際に、英語活用実態調査では海外出張や海外赴任者選抜を行うにあたって、TOEIC®のスコアを要件としています。
なお、点数については海外出張620点、海外赴任者635点です。
つまり、TOEIC®で700点を取っている人は海外で活躍できる部署や業務を任せられる可能性があり、仕事や業務の幅が広がるため働きがいが生まれます。
昇進・昇給につながる
TOEIC®で700点を取ると昇進・昇給が期待できます。
英語活用実態調査によると、TOEIC®のスコアが昇進や昇格に関係している企業は少なくありません。
TOEIC®のスコアが一定のレベルに達していた場合、報奨金や資格手当を支給している企業もあります。
能力の高い人材と判断されて給与アップがあり得ると考えた場合、TOEIC®で700点を取ることは暮らしを豊かにするといっても過言ではありません。
これからさらにグローバル化は進むと想定されるため、英語力はビジネスシーンにおいて必須となるでしょう。
就活・転職で英語力をアピールできる
TOEIC®で700点を取った場合、就職・転職活動の際に履歴書へ記載できます。
一般的にはTOEIC®600点から履歴書に書けるといわれているため、書類審査の時点で英語力を企業へアピールすることが可能です。
なお、英語活用実態調査によると、採用の際におよそ半数近くの企業がTOEIC®スコアを参考としています。
グローバル化が進む現代において英語力がある人材は重宝されるため、内定率アップにつながるでしょう。
企業規模も大手や中小を問わず、英語力のある人材が重要視されています。
まとめ
この記事では、TOEIC®700点のレベルや取得するための勉強時間や勉強法、そして700点を取ることによるメリットについても解説しました。内容をまとめると、以下となります。
- TOEIC®700点は平均を上回るレベル
- 勉強時間は550点の人が750点を取るためには1日3時間で150日
- 参考書を活用して語彙力アップを目指す
- 普段から英語に触れてリスニング力アップを図る
- 長文を読み理解力をつけて空所補充問題の対策を行う
- TOEIC®で700点を取るとビジネスシーンで活躍できる人材となる
- スキルが評価され昇進・昇格が期待できる
平均スコアより大きく上回るため、TOEIC®700点を取るとハイレベルといってもよいでしょう。
なお、効率よく最短で700点を目指したい人は講座の利用も検討してみてください。
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この記事の執筆者 5RICH_CW
英語での講演・プレゼン・メール・会議・電話会議などを使っての仕事に携わる。
オランダ・アムステルダムに5年間駐在し、主にヨーロッパ中の代理店管理を行った経験あり。
通訳案内士の資格を保有しており、海外企業との取引を通じて100回以上の海外出張も経験。
勤務先では英語教室を主宰し、英語の普及に従事するなど積極的に活動。
2015年からライターとしても活動しており、
英語に関する分野の他にも強豪校の陸上部副主将という経験を活かし、
スポーツ系をはじめ、金融・不動産・資格取得など幅広いジャンルの記事を執筆中。