TOEIC®で高得点を狙うために、どのような勉強方法が良いか悩んでいませんか?

グローバル化が進んでいる現代において、TOEIC®で英語力を示すことは重要です。

そのため、いかに効率良く適切にレベルアップを図れるかが、英語力を活かして人生を豊かにするうえで欠かせません。

本コラムでは、TOEIC®600点のレベルはどれくらいなのか、難易度はどうなのかをはじめ、必要な勉強時間やおすすめの勉強法などを解説します。

TOEIC®600点を目指すメリットについても触れていくため、ぜひ参考にしてください。

このコラムのTOEIC®とはTOEIC® L&Rを指しています。

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TOEIC®600点はどのくらいのレベル?難易度は?

TOEIC®600点のレベルは、「CEFR」でB1~B2に該当し、日常生活での会話において主要点が理解できることを指します。

また、意味が通じる文章を作成できるレベルにも達しているため、英語力を活かせるでしょう。

CEFRはヨーロッパで作成された外国語学習者の習熟度レベルを示すガイドラインで、欧米で幅広く導入されています。

欧州内の人材流動化に伴い、人材の適正な言語力評価を欧州統一基準で行う目的などから作られた枠組みとなります。

なお、2023年度のTOEIC®平均スコアは612点となっているため、600点は平均に近いです。
参照:公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|【公式】TOEIC Program|IIBC

そして、英検と比較した場合は準2級から準1級程で、これはおよそ高校卒業から大学中級に該当するレベルとなります。

英検とTOEICスコア換算を下記記事にて解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

参考コラム:TOEIC®と英検のスコア換算表! どっちが難しい?レベルや違いも解説

TOEIC®600点に必要な勉強時間

TOEIC®で600点を目指すにあたって必要な勉強時間は、オックスフォード大学出版局の資料によると、500点の人が600点をとるためにはおおよそ225時間とされています。

つまり、1日に5時間勉強したとして45日、およそ1か月半はかかるという計算です。

もちろん、人により集中力は異なるため、1日にどれだけ勉強できるかはまちまちです。

1日に3時間、2時間、1時間と短くなるほど期間も延びるため、自分にとって無理のない範囲で設定しましょう。

日々仕事や学校、あるいは家族と過ごす時間など勉強に充てられないことを想定すると、想定する勉強時間よりも余裕をもっておく方が無難です。

また、既に習得している英語レベルによっても勉強に必要な時間は変わってきます。

習得度合いも人によって異なりますが、オックスフォード大学の資料を参考に計画を立ててみてください。

スコア別の勉強時間について知りたい人は、ぜひ下記コラムを参考にしてください。

参考コラム:TOEIC®スコア別の勉強時間一覧!初心者の目安や時間がない人の対策方法も紹介

TOEIC®600点を取得するための勉強方法

TOEIC®で600点をとるためには、一般的にいわれている勉強時間に加えて、効率良く学べる勉強方法の把握が求められます。

主に以下の勉強方法がおすすめとされているため、ぜひチェックしておいてください。

  • 基礎知識を固める
  • 読解力を身につける
  • リスニング力を高める
  • 公式問題集を使う
  • 対策アプリを活用する

基礎知識を固める

TOEIC®で600点を目指すうえで、まず基礎力を固めましょう。

応用へ進むにあたっては、前提として基礎といえる単語・熟語・文法などを理解して地盤を固めることが重要です。

基礎知識をインプットすることで、知識の底上げに繋がります。

基礎知識をあげる方法として、単語帳やアプリを活用しましょう。

TOEIC®600点レベルの単語をまとめて、覚えるよう繰り返し勉強してください。

なお、単語は数多く覚えておく方が好ましいですが、他の勉強すべき分野に充てる時間を圧迫しすぎないよう注意しましょう。

また、文法については中学生までの基礎文法の見直しをおすすめします。

TOEIC®600点レベルから考えると簡単と感じるかもしれませんが、完璧にマスターすると応用問題を解くことに繋がります。

単語と文法を徹底的に学ぶことで読解力の向上が期待でき、空所補充問題の正解率アップにつながるでしょう。

本来理解できていることでも、試験本番になると解けない可能性はゼロではありません。

TOEIC®だけに限らず基礎力はさらなる高みを目指すうえで重要なため、今のレベルに慢心せず、決して手を抜かず取り組みましょう。

読解力を身につける

TOEIC®で600点をとるためには、読解力は欠かせません。

試験では定められている時間内に長文を読まなければならないため、つまづいていては点数アップは難しいでしょう。

つまりは、普段から長文を読むことに慣れておく、かつ文章を理解する力が必要です。

基礎知識として単語と文法力が身についたら、さまざまな長文を読んでください。

なお、難しい文章を読めば読解力が高まるわけではありません。

むしろ、読解力を身につけることができず、時間ばかりが経過してしまうという事態に陥りかねないため、TOEIC®600点レベルの英文を読むことをおすすめします。

また、長文の読解が苦手な人は、短い文章を繰り返し学ぶという方法を試してみてください。

ひとつの文章に絞り何度も読むことで、読解力の向上が期待できます。

ジャンルについては特に制限をかけず、興味をもてる内容の文章を選ぶことで勉強しやすくなるでしょう。

リスニング力を高める

TOEIC®の試験で高得点を目指すにあたり、リスニングが点数をとりやすいと感じている人は少なくありません。

そのため、TOEIC®で600点をとるためにはリスニング力の向上が重要になってくると考えられます。

リスニング力を高めるうえで、以下の方法がおすすめです。

  • シャドーイングやリピーティングなどのトレーニングを行う
  • 字幕なしの映画やドラマを観る
  • YouTubeを活用する

シャドーイングとは、英語を聞きながら真似して発音する方法です。

英文のすぐ後ろを追いかけることで、「聞く」と「発音する」を一緒に行えます。

あわせて、英文を止めてから発話するリピーティングも行いましょう。

シャドーイングと異なり一度音声を止めるため、手本となる音があまり頭に残っていない状態で発する方法です。

そして、字幕のない英語作品となる映画やドラマを観ることも、リスニング力を高めるうえで有効と考えられます。

最近ではYouTubeにもさまざまな動画がアップされているため、ぜひチェックしてみてください。

公式問題集を使う

TOEIC®の点数アップを目指すうえで、公式問題集の活用もおすすめです。

公式問題集を活用するメリットとして、主に以下が挙げられます。

  • 本番の問題形式に慣れることができる
  • 時間配分を把握できる
  • 音声をダウンロードして学べる

TOEIC®の公式問題集は本番を想定しての問題形式となっているため、事前に慣れておくことが可能です。

また、何度も繰り返して解くことで、問題に慣れるだけでなく時間配分も把握できます。

さらに、公式問題集はパソコンやスマホに音声をダウンロードして何度も聞けるため、毎日の勉強も捗るでしょう。

公式問題集の使い方については、下記記事を参考にしてください。

参考コラム:【初心者】TOEIC®公式問題集の使い方!効果的な勉強法とは?

対策アプリを活用する

TOEIC®対策アプリを活用することで、自宅だけでなく出先でも勉強できます。

通勤・通学途中の移動時間をはじめ、日々のスキマ時間をうまく活用することで、効率良く力を身につけられるでしょう。

なお、対策アプリには文法・リスニング・単語など分野がわかれているもの、トータル的に学べるものなどの種類があるため、自分には何が足りないかを事前に把握したうえで選ぶことをおすすめします。

TOEIC®600点はすごい?600点を目指すメリットとは

TOEIC®で600点をとることは、人生にさまざまなメリットを与えてくれます。

主なメリットとして以下が挙げられるため、より良い人生となるよう把握しておいてください。

  • 英語力のアピールになる
  • 就職・転職に役立つ
  • キャリアアップにつながる

英語力のアピールになる

TOEIC®600点は全体のおよそ平均点となり、英検でいうところの2級から準1級レベルとなるため、英語力をアピールできます。

TOEIC®スコアとコミュニケーションレベル相関表では、600点はレベルC以上に該当します。

これは、日常生活における限定的な範囲内では、業務上でのコミュニケーションができると判断されるレベルです。

つまり、日々を過ごす中で英語力を活かせる人物と認識されます。

また、TOEIC®で600点をとるためには、約5,000個の単語数が必要です。

それだけ多くの単語を習得しているとみなされることも、アピールできる理由となります。

就職・転職に役立つ

TOEIC®で600点をとると、就職・転職活動において履歴書に書きアピールできます。

英語活用実態調査では、採用において多くの企業がTOEIC®スコアを要件・参照しています。

つまり、英語力のある人は企業が求める人物像です。

社員や職員に不足している、今後強化すべき知識やスキルにおいても、トップが67.0%で英語となっています。

なお、要件・参考とするTOEIC®スコアは新卒採用で545点、英語を使用する部署の中途採用で620点です。

これらのデータから、TOEIC®600点は仕事の選択肢において幅を広げることに繋がります。

キャリアアップにつながる

企業によっては、TOEIC®で600点となる社員に対して、資格取得手当の対象とする場合があります。

また、昇進するうえで必要なスキルとしている場合もあり、キャリアアップには欠かせません。

グローバル化が進んでいる現代において、英語力のある社員は重宝されるといっても過言ではありません。

実際に、英語活用実態調査ではTOEIC®のスコアを昇進・昇格の要件としている企業があります。

なお、平均スコアは係長・主任クラスで515点、役員クラスで600点というデータがあります。

キャリアアップにより人生が豊かになるともいえるため、TOEIC®で600点をとることは日々を彩ってくれるでしょう。

まとめ

この記事では、TOEIC®600点のレベルはどれくらいなのか、難易度はどうなのかをはじめ、必要な勉強時間やおすすめの勉強法などを解説しました。

  • TOEIC®600点は2023年度の平均点に近い
  • 500点の人が600点をとるためには約225時間必要
  • 勉強法として、基礎知識を固めて読解力を身につける・公式問題集を活用することがおすすめ
  • TOEIC®600点は英語力をアピールでき就職・転職で有利になる
  • TOEIC®600点は優秀な人材としてキャリアアップにつながる

英語力がある人物との認識から、ビジネスシーンにおいて評価される傾向にあります。

今後もグローバル化が進んでいくと想定されるため、よりTOEIC®600点をとっている人は企業が求める人材となるでしょう。

なお、効率よく最短で600点を目指したい人は、アガルートのTOEIC®講座の利用を検討してみてください。

英語レベルにあわせて講座を提供しているため、自分に合ったものを選びましょう。

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この記事の執筆者 5RICH_CW

医療分野と光学機器分野を中心に、約20年ほど海外企業との取引を通じて
英語での講演・プレゼン・メール・会議・電話会議などを使っての仕事に携わる。

オランダ・アムステルダムに5年間駐在し、主にヨーロッパ中の代理店管理を行った経験あり。
通訳案内士の資格を保有しており、海外企業との取引を通じて100回以上の海外出張も経験。
勤務先では英語教室を主宰し、英語の普及に従事するなど積極的に活動。

2015年からライターとしても活動しており、
英語に関する分野の他にも強豪校の陸上部副主将という経験を活かし、
スポーツ系をはじめ、金融・不動産・資格取得など幅広いジャンルの記事を執筆中。