TOEFL iBT®のスピーキング対策!レベル別おすすめ勉強法
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本コラムでは、TOEFL iBT® のスピーキング対策を考えている方に、スピーキングテストの対策について解説していきます。
このコラムでは、スピーキングテストの問題内容やスコアの目安、レベル別の対策方法をご紹介しています。
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TOEFL iBT®スピーキングテストの概要
スピーキングとは、TOEFL iBT®で測ることができる四技能のうちの一つです。(他にリーディング・リスニング・ライティングがあります)。学校などの教育機関で受験する事の多い TOEFL ITP® にスピーキングはありません。
スピーキングテストでは、実際にコンピュータの前で話し、録音をします。
TOEFL iBT®のスピーキングテストの所要時間やスコアについて、表を用いながらまとめました。
所要時間
TOEFL iBT® の問題は Independent task と Integrated task の二つに分かれています。
- Q1のIndependent taskは準備時間15秒、解答時間45秒
- Q2 ~Q4 のIntegrated taskは準備時間30秒 解答時間60秒
前後の時間を合わせると、スピーキングテスト全体の試験時間はおよそ 17分 です。他の三技能に比べて試験時間は短くなっています。
長時間のリーディング・リスニングの試験の後に行われるので、集中力が途切れないように注意が必要です。
評価項目・採点方式
TOEFL iBT®のスコア算出は、 ETSのルーブリック による五段階評価に基づいています。
五段階評価では、Independent task と Integrated task でそれぞれ
「GENERAL DESCRIPTION」(聞かれていることに答えているか、などに関する評価)
「DELIVERY」(流暢さや発音などを評価される)
「 LANGUAGE USE」(語彙や文法に関する評価)
「 TOPIC DEVELOPMENT」(構成やアイデアに関する評価)
の4項目に分かれており、0〜4の数字で評価が行われます。TOEFL iBT®のスピーキングテストでは、単語力、表現力、構成力など、様々な力が要求されます。
スコア
30点満点で、上の【評価項目・採点方式】にあるように、4項目それぞれで0〜4の五段階評価が行われ、平均されます。
「GENERAL DESCRIPTION」…4
「DELIVERY」…4
「 LANGUAGE USE」…4
「 TOPIC DEVELOPMENT」…4
であれば、スコアは満点の30点となります。
目安として、すべて3なら23点ほど、2なら15点ほどになります。
日本人のスピーキングのスコア平均と目標点数の決め方
スピーキングテストにおける日本人の平均点は17点です。
留学やビジネスに利用したい!という人はまずは平均超え、そして20点以上を目指しましょう。
ルーブリックの「4」の評価を獲得するのはかなり難しいので、ルーブリックをよく読み、自分の学習状況と照らし合わせながら、目標点を定めていきましょう。
スピーキングで高得点を取ることは他の三技能のテストに比べて難しいとされています。
例えば、TOEFL iBT® でトータル100点を目指すならR 25 L 25 S 25 W 25 よりも、R 28 L 27 S 20 W 25 のほうが現実的な場合もあります。
自分の得意分野、苦手分野を考えつつ、現実的な目標設定を行い、目標達成を目指しましょう。
関連コラム:【換算表付き】TOEFL®︎のスコア平均ってどれくらい?スコア別の英語レベルも詳しく解説
スピーキングの問題の形式と傾向
スピーキングテストの形式や傾向について、具体的に解説していきます。
TOEFL iBT®で高スコアを獲得するには、まずどのような問題が出題されるのか、どのような形式で出題されるのかを抑えることで問題を整理し話すことに時間と集中力を割くことができます。
スピーキングテストの問題形式・傾向
前述した通り、TOEFL iBT® のスピーキング問題は以下の二つの問題に分かれています。ここでは二つの概要と、それぞれに求められるものを解説します。
Independent task
質問を聴き、それに対する自分の考えを述べる問題です。
賛成か反対か、Aの考えが良いかBの考えが良いか、などが問われます。全部で一問です。
準備時間・解答時間ともに短いので、短時間で素早く自分の考えをまとめ、英語にする力が要求されます。
Integrated task
Integratedは「統合された」という意味であり、名前の通りリーディングとリスニングとの融合問題になっています。
全部で三問です。大学のキャンパス内での会話や、学問的な内容の文(講義形式のもの)主体になります。
学問的な背景知識がないと答えにくい問題も多いので、リーディングやリスニングの学習時に様々な分野の知識を身に着けておく必要があります。
新形式(2019年8月〜)になったTOEFL iBT®以前との変更点は?
2019年8月にTOEFL iBT®の問題は新形式になり、スピーキングテストも変更が行われました。
変更が行われて二年以上経つので既に新形式に見慣れているという人もいるかもしれませんが、どのような変化があったのか解説していきます。
注:上記【スピーキングテストの問題形式・傾向】は新形式のものです。
最も大きな変化は、問題数の減少です。
以前は六問(Independent task 二問、 Integrated task 四問)でしたが、現在は四問(Independent task 一問、 Integrated task 三問)になり所要時間も少し短くなりました。
内容は、対話形式の問題が少なくなったなどの多少の変更はありますが、大幅な変更はありません。
2019年8月以前に出版された参考書でも十分対策が可能ですが、新形式変更以降に出版された参考書や、「新形式対応」と書かれた参考書を選ぶなどできる限り最新のものをおすすめします。
レベル別スピーキング対策!点数を伸ばすコツ
TOEFL iBT®の受験を考えている人の中には、初めてのTOEFL iBT®受験に戸惑う学生や、英語を武器に世界での活躍を目指す上級者など、様々なレベルの人がいるでしょう。
スピーキングはリーディングやリスニング、ライティングに比べて学校の授業で学習する機会が少なく、独学で学習しにくい項目です。
TOEFL iBT®の受験を考えている人をレベル別に分け、スピーキングテストで点数を伸ばすコツを紹介していきたいと思います。
スピーキング初心者、全くorほとんど話せない人向けの対策方法
- TOEFL iBT®のスピーキングテストに有効な「テンプレート」を知り、覚える
上記のように、TOEFL iBT®のスピーキングテストは出題形式や傾向が決まっています。
そのため、この問題にはこの答え方をすると良いという決まったテンプレートも存在します。
例えば自分の意見を述べる Independent task では、中学校、高校の作文で学んだような
『主張→理由①→(具体例)→理由②→(具体例)→結論』
というようなテンプレートが、最も伝わりやすいとされています。
解答時間はテンプレートを考えるには短いので、はじめはテンプレートを守ろうとして時間をオーバーすることがあるかもしれません。
練習をする際には、型に当てはめて、はじめに主張、その後に理由といった形で話すことを意識していきましょう。何度も練習を重ねる内に時間が短くても主張⇒理由の話し方ができるようになるので根気強く続けていきましょう。
- 自分の解答を客観的に評価してくれる、知識のある人に聴いてもらう
スピーキング初心者は、自分が正しいと思っていた解答方法や論理展開、発音が間違っていたということがよく起こります。
特に発音やイントネーションのミスには自分では気づきにくい上、実際の試験ではしっかりと減点対象になります。
そのため、英語の先生やネイティブスピーカーなどに、自分の解答を聴いてもらうのが一番上達への近道だと言えます。
身の回りに英語が話せる人がいない、独学でなんとかしてみたいと思っている時は
身の回りに英語が堪能な人いない、特に社会人になると適任者は見つけにくくなるでしょう。
周りに英語の知識がある人がいなければ、
- 自分の解答を録音して、後でゆっくり聴きなおす
- 同じような目標を目指す友達や同僚に聴いてもらい、気になった所を教えてもらう
など独学でできるところもあるので、ぜひ普段から英語でのアウトプットを重視してください。
スピーキング上級者・高得点を狙う人向けの対策方法
- 発音や話し方に注意する
ある程度流暢に英語が話せる上級者は、長年のスピーキング経験の中で、独自の訛りや間が生まれることがあります。
「TOEFL iBT®のスピーキングで満点を取る最後の1,2点は発音」と言われます。試験前に一度アプリや、身の回りにいる英語が話せる人にお願いして確認してみてはどうでしょうか。
英語レベルが自分よりも高い人を探し、確認をしてもらうことをおおすすめします。
レベル別スピーキングのおすすめ勉強法
この章では具体的なスピーキングテスト学習方法について解説していきます。
レベル別になっていますので、自分の学習レベルと照らし合わせながら、自分に合う学習方法を見つけてくださいね。
関連コラム:TOEFL®初心者が自力でハイスコアを取るための勉強法を経験者が伝授!
初めて受験する方向けのおすすめ勉強方法
シャドーイング
シャドーイングとは、流れる英語の音声に続けて、その英語を音読する練習法です。
素早い発音をする練習になると共にリスニングの練習にもなるため、リスニングがある Integrated task の対策にもなり、特に初心者におすすめの方法です。
テンプレートに当てはめた文章を作る練習をする
特に初心者であれば、このテンプレートを軸にした解答作成をするために何度も練習が必要です。
はじめはライティングのように問題文を聞いてから文を書いてでも良いので、テンプレートを意識した文を作る練習をしてみましょう。
目標点数に届かず伸び悩む方向けのおすすめ勉強方法
TOEFL iBT®専用の単語帳で語彙を増やす
もちろん初心者にも大切なことですが、あと一歩、あと一点、というような人には、知っていれば人と差がつくような単語を覚え、スピーキングにうまく活用するというのも一つの手段です。
日常生活を出来るだけ英語で行う
かなり特殊な勉強方法ですが、日常生活のあらゆるシーンでの会話を英語で行うことによって、テスト本番で瞬時に英語を話すことができるように訓練するというものです。
一人でできることとしては日常生活の中で思ったことを英語でつぶやくようにします。
ただし、「会話として」英語を使わないと瞬間的な英語での発話は難しくなってきます。
英語が話せる人がいればベストですが、家族や友人に頼んで相手には日本語で話してもらい、自分は英語で話すことで英語を話す瞬発力を身につける訓練をしてみてはいかがでしょうか?
高得点を目指す上級者向けのおすすめ勉強方法
発音を見直す
前述した通り、TOEFL iBT®の最後の数点は発音だと言われています。
周りの知識がある人やネイティブスピーカー、あるいは英会話サービスや発音アプリを頼り、自分では気づかない部分の改善に取り組みましょう。
オンライン英会話サービスを受講する
もちろん無料でない場合が多いですが、ネイティブスピーカーと実際に話すことは非常に勉強になります。
自分では気づかないところがスコアが目標に届かないところなので、他人の力を頼ることがスコアを伸ばす最短ルートだと言えます。
参考:オンライン英会話を探す!人気サービス徹底比較|オンボード
TOEFLスピーキング対策に使えるおすすめの参考書、問題集、サービス
これからスピーキングの学習を始める人、あるいは既に始めていて、更に点数お伸ばしたいと考えている人のためにスピーキング対策に使えるおすすめの参考書や問題集、サービスについて紹介していきたいと思います。
関連コラム:TOEFL iBT®の対策におすすめの参考書・問題集を厳選紹介
『スピーキング・ライティング攻略のための TOEFL iBT®テスト 必修フレーズ100』
スピーキング対策で初心者におすすめな「テンプレートを覚える」という対策法に似ていますが、この本では、スピーキング問題を解答する上で使えるTOEFL iBT®頻出ののフレーズが100個収録されています。
これらのフレーズを使用することで、論理的な主張がしやすくなったり、採点者に伝わりやすい表現を学べたりと、初心者には特に役立つ参考書になっています。
英語発音を確実に改善するアプリ-ELSA
ELSA 英語発音アプリ – AI搭載の英語発音コーチアプリが、ネイティブ度をチェックします (elsaspeak.com) (ホームページ)
App Store での口コミが1.9万件ある中で評価平均4.6と、日本だけでなく世界各地で多くの高評価を受けている発音矯正アプリです。
AIによる発音解析により自分の発音レベルを確認することができる上、日常会話やビジネス英語など、あらゆる場面に対応したレッスンも付属しています。
TOEFL iBT®のスピーキングテストでは発音がカギになってきます。上級者の方で自分では改善点がわからないときに、このアプリで発音をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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全編英語問題集なので、初心者の方は注意が必要です。
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