TOEFL iBT®︎を初めて受験する方は、必要な持ち物や当日の流れが分からず、不安になってしまいますよね。

そこで今回は、TOEFL iBT®︎を受験する際の「持ち物」や「当日の流れ」をご紹介します。

必須の持ち物のほか、あれば便利な持ち物、反対に持ち込んではいけないものまで詳しく解説。
当日の流れについては、各セクションの試験時間もご紹介します。

本コラムを読めば、TOEFL iBT®︎の持ち物や当日の流れについてすべて理解できるので、慌てずに試験に臨めます。

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TOEFL iBT®に必須の持ち物3つ

  • 身分証明書(ID)
  • テスト申し込み確認メールの写し
  • マスク

身分証明書(ID)

身分証明書として、有効期間内の「パスポート」が必要です。
受験日においてパスポートの期限が切れる場合は、更新の手続きを必ず済ませておきましょう。

パスポートを持っていなければ、米国ETSが定める身分証明書を「2点」準備する必要があります。
米国ETSが定める規定の身分証明書とは、次のとおりです。

必ず用意するもの下記のうち1点のみ用意するもの
一般の受験生Letter of Identity・運転免許証・個人番号カード・住民基本台帳カード・在留カード・特別永住者証明書
日本国籍の学生学生証・運転免許証・個人番号カード・住民基本台帳カード

身分証明書は必ず「原本」を持っていくようにしてください。
コピーを持っていくと試験を受けられません。

テスト申し込み確認メールの写し

テスト申込時に送られてくる確認メールの写しが1部必要です。
確認メールには「予約番号」が記載されているので、試験当日に提示しなければなりません。

予約メールは、自身のETSアカウントより確認可能です。

アカウントを開き「Upcoming Tests/今後のテスト」を選択すると「Test Appointment Details/テストの予約の詳細」が表示されます。
予約番号が記載されていることを確認したら、その画面を印刷し、会場に持っていきましょう。

関連コラム:TOEFLの試験日程と申し込み方法を図と表でわかりやすく解説!

マスク

新型コロナウイルスの感染予防として、現在(2021年11月時点)マスクの着用が義務付けられています。

マスクを着けていない場合、会場内に入場できず試験を受けられないので、必ず持っていきましょう。
予備のマスクが1枚あるとより安心です。

マスクのほかにはゴム手袋の着用も認められています。

※参考:テストセンターへの持参物

TOEFL iBT®におすすめの持ち物

ここからは必須の持ち物ではなくとも、試験当日にあった方が良い物をご紹介します。

  • 耳栓
  • 飲み物や食べ物
  • 上着

耳栓

TOEFL iBT®︎は受付をした順に試験が実施されます。
そのため、会場に到着するタイミングによっては、隣の人がSpeakingを受けている可能性もあります。

周りの話し声が気になると集中するのは至難の業。
本来の力を発揮しにくくなってしまうことも。

「耳栓」があると周りの騒音が気になりにくいので、音が気になる方は持っていくと良いでしょう。

ただ、試験当日にいきなり耳栓をつけると違和感を覚えるので、普段から装着し慣らしておくことをおすすめします。

上着

防寒対策用にカーディガンやジャケットなどの上着があると便利です。

夏場の会場は、冷房が効きすぎて寒いと感じる場合があります。
反対に、冬場の会場は暖房が効きすぎて暑いケースも。

室温が暑い場合は脱げて、寒い場合は簡単に着られるような服が1枚あると安心です。

なお、ブランケットは持ち込めない可能性があるため、服装で調整するようにした方が無難です。

飲み物や食べ物

TOEFL iBT®︎は、試験の途中に10分間の休憩が用意されています。

休憩時間には、飲んだり食べたりしても問題はありませんので、飲み物や食べ物を準備しておくと良いでしょう。

ただ、休憩時間は短いので、一口チョコやアメ・栄養ドリンクといった短時間で飲食できるものがおすすめ。
休憩時間に栄養を補給し、リフレッシュしてから残りの試験に挑みましょう。

TOEFL iBT®に持ち込めない物

TOEFL iBT®︎には持ち込んではいけないものが、いくつか規定されています。
不要な物を持ち込むと試験を受けられないので、必ず確認しておきましょう。

  • 時計
  • 写真
  • 筆記用具
  • 飲み物や食べ物

時計

試験といえば「時計」が必要となる場合も多いのですが、TOEFL iBT®︎については不要です。
時間はすべてコンピューターで管理されているためです。

スマートウォッチを含む腕時計などもすべて持ち込みが禁止されているので、ご注意ください。

写真

写真はテスト会場内に持ち込めません。

身分証明として使用する写真は、試験当日に受付を済ませてから会場で撮影します。

筆記用具

筆記用具はテスト会場内に持ち込めません。

メモを取るのに必要なノートや鉛筆は会場で用意されているので、それを使用することになります。

飲み物や食べ物

10分間の休憩では飲食が可能ですが、試験中に会場内へ持ち込むことは禁止されています。

ただし、健康上の理由により特別の配慮を要する受験者については、事前に申請すると持ち込みが認められます。

TOEFL iBT®の当日の流れ

ここからはTOEFL iBT®︎の当日の流れをみていきます。

TOEFL iBT®︎の当日の流れ

  1. 受付で身分証明書(ID)を提示
  2. ID以外の所持品をロッカー等の指定場所に保管
  3. 試験監督員がIDを再度チェック
  4. 持ち込み不可の所持品があるかどうか、試験監督員がセキュリティ検査を実施
  5. 写真撮影(音声録音を行うケースもあり)
  6. 誓約書の音読し、署名する
  7. 試験監督員が試験の概要や規定を説明
  8. 試験中にメモを取るためのメモ用紙と鉛筆を受け取る
  9. 指定の席に案内後、パソコン画面の案内に従ってセクションを進める
  10. マイクチェック
  11. 試験開始

TOEFL iBT®︎の集合時間は「テスト開始時間の30分前」です。

試験は受付した順番で実施されます。
早めに会場につくと、その分早くテストを開始できます。

※参考:テスト当日

TOEFL iBT®︎の試験時間

TOEFL iBT®︎のテスト時間は約3時間。
TOEFL iBT®︎は「Reading」「Listening」「Speaking」「Writing」の4セクションで構成されています。

各セクションの流れと配分時間は次のとおり。

  • Reading:54〜72分
  • Listening:41〜57分
  • 休憩:10分
  • Speaking:17分
  • Writing:50分

ReadingとListeningが終了すると、10分間の休憩に入ります。

この際、会場を出るときには必ずIDを持って出ていくようにしましょう。
会場に戻った際に再度提示が求められます。

テストを受け終わったら受付場所にメモ用紙などをすべて返却します。
所持品を受け取ったら試験終了です。

関連コラム:TOEFL®︎とは?受験するメリットやTOEIC®︎・IELTSとの違いも解説

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