【2024年最新】衛生管理者試験の申し込み~免許取得までの手順をわかりやすく解説
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衛生管理者は、常時50人以上の従業員を雇用している企業にとって必須の人材です。
社員の安全をサポートし、適切な企業運営をするために欠かせない資格であるため、毎年多くの人が受験しています。
今回は、衛生管理者試験の申し込み手順を解説します。
受験を検討している人は、是非目を通してみてください。
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衛生管理者試験の申し込み方法
衛生管理者試験を受ける際は、出願(申し込み)する必要があります。まずは申し込みに必要なものを確認しましょう。
申し込みに必要なもの
出願のための必要書類は、以下の通りです。
- 受験申請書(願書)
- 試験手数料(8,800円)※
- 証明写真1枚(30mm×40mm)
- 本人確認書類のコピー
- 大学もしくは高校卒業証明書、またはそのコピー
- 事業者証明書
※受験申請の受付開始が令和5年4月1日以降の試験より試験手数料は6,800円⇒8,800円に改定されました。出典:試験手数料 公益財団法人 安全衛生技術試験協会
なお卒業証明書や事業者証明書は、取り寄せに時間がかかる可能性があります。
締切直前になって慌てることのないよう、時間に余裕を持って書類を集めるのがポイントです。
申し込み方法
出願書類が揃ったら、受験する地区を管轄する安全衛生技術センターに簡易書留で郵送します。
直接安全衛生技術センターに出向き、窓口に提出することも可能です。
試験手数料は、受験申請書(願書)を請求したときに同封されている払込用紙を使って振り込みます。
納付証明書のみを郵送し、現金を直接封筒に入れないよう注意しましょう。
申し込み先
申し込み先は以下のいずれかです。
- 北海道安全衛生技術センター(北海道恵庭市黄金北3-13)
- 東北安全衛生技術センター(宮城県岩沼市里の杜1-1-15)
- 関東安全衛生技術センター(千葉県市原市能満2089)
- 中部安全衛生技術センター(愛知県東海市加木屋町丑寅海戸51-5)
- 近畿安全衛生技術センター(兵庫県加古川市神野町西之山字迎野)
- 中国四国安全衛生技術センター(広島県福山市新涯町2-29-36)
- 九州安全衛生技術センター(福岡県久留米市東合川5-9-3)
出張特別試験以外の受験であれば、会場も上記いずれかから希望する場所を選択することになりますので、覚えておきましょう。
衛生管理者免許取得までの流れ
衛生管理者試験を受験するには、下記のようなステップを踏む必要があります。
- 試験をいつどこで受けるか決める
- 受験申請書(願書)を入手する
- 書類を作成する
- 申し込む
- 受験票が届く
- 試験を受験する
- 合格発表される
- 手続きする
1.試験をいつどこで受けるか決める
衛生管理者試験は、全国7ヶ所(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州)の「安全衛生技術センター」で受験可能です。
試験日程は、受験月と会場となるセンターによって異なります。
多い月で6~8回、少ない月で1~2回開催されていますので、都合に合わせて選択しましょう。
また、不定期で出張特別試験が実施されている場合もあります。
大学・公民館・文化センター・コンベンションセンターなどで実施されていますので、試験会場が自宅や職場から遠い人におすすめです。
2.受験申請書(願書)を入手する
受験日と会場が決まったら、受験申請書(願書)を入手します。
会社に免許取得を勧められた場合などは、受験申請書(願書)の取り寄せは会社が行ってくれる(もしくは既に会社が願書を持っている)場合がありますので、会社に確認してみましょう。
自分で申し込む場合は、公益財団法人安全衛生技術試験協会に郵送で請求可能です。
郵送の場合、下記を添えて協会本部または受験を希望する安全衛生技術センターに申込ます。
- 「衛生管理者 免許試験受験申請書 〇部(必要部数を記入)」と明記したメモ書
- 返信用封筒(角型2号封筒)
返信用封筒には、返信用郵送料金分の切手を貼り、宛先を明記してください。
郵送料は1部:210円、2部250円、3~4部:390円、5~9部:590円、それ以上は要問合せとなっています(令和3年8月現在)。
また、安全衛生技術センターが近ければ、直接出向いて入手することも可能です。
その場合、事前の来所予約などは必要ありません。
3.書類を作成する
出願に必要な書類を作成します。
返送された受験申請書(願書)だけでなく、受験資格を満たすと証明する書類や事業者からの証明書も必要なため、早めの準備に取り掛かりましょう。
4.申し込む
前述の通り、申し込みは原則として地区を管轄する安全衛生技術センター宛に行います。
払込用紙を使って試験手数料を支払い、必要書類を揃えて提出すればOKです。
5.受験票が届く
全ての手続きが完了すると、後日自宅に受験票が届きます。
目安は受験申請書(願書)郵送後10日前後とされていますので、それ以上過ぎても届かないときは安全衛生技術センターに連絡しましょう。
受験票を発行した後は、試験日の変更及び試験手数料の返還ができません。
当日必ず必要なものですので、紛失しないよう大切に保管しておきましょう。
6.試験を受験する
試験日当日になったら、会場に赴いて受験します。
「科目ごとに40%以上の得点」かつ「総得点60%以上」が合格の条件となりますので、受験日までの間に指定範囲を繰り返し復習しておきましょう。
3時間の長丁場になるため、前日は早めに寝るなど体調管理に気を配ることも重要です。
7.合格発表される
試験結果は、試験日から7日程度で行われます。
受験日当日に合格発表日がアナウンスされますので、確認しておきましょう。
全受験者に対し自宅宛に郵送物が届きますので、そこで結果が確認できます。
合格者には「免許試験合格通知書」が届きます。
早めに結果を知りたい場合は、安全衛生技術センターのHP上にアクセスしましょう。合格者の受験番号が掲載されています。
8.手続きする
無事に合格した場合、衛生管理者の免許申請を行います。
これを省いてしまうと免許証が交付されませんので、仕事で使用するか否かを問わず、申請しておくことをおすすめします。
合格後の流れ
合格後は、免許申請を行って免許証の交付を受けましょう。
都道府県労働局もしくは労働基準監督署にて、申請が可能です。
現地に免許申請書があるため必要事項を記入し、合格発表後に自宅へ送付された免許試験合格通知書を添えて提出します。
免許申請書は厚生労働省のHPからもダウンロードできますので、現地での記入時間を省略したい場合は利用しましょう。
郵送での申請も可能なため、急ぎでなければ郵送で手続きする方法もあります。
まとめ
衛生管理者試験は、受験に伴い複数の書類を揃える必要があります。
なかには取り寄せに時間のかかるものや、お金がかかるものもありますので、事前にチェックして不備なく申請することが重要です。
また、合格後は免許申請が必要です。
衛生管理者資格を保有していると証明するためにも、確実に手続きを行いましょう。
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