【面接対策】早稲田大学MBAの面接の特徴と具体的な質問内容・聞かれることとは？

本コラムでは、早稲田大学大学院経営管理研究科（WBS）の面接の概要や特徴を紹介します。

具体的には、面接ではどんなことが質問されているのか、面接官の数は何人か、圧迫面接ってどんな感じなのか、という点の説明をします。

その上で、WBSの面接を受けるに当たって、何を準備すればいいのかを説明します。

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WBSの面接は、以下の「一般的な質問項目」が聞かれるだけで、研究に関する専門的なことは質問されていません。

会社のこと、業界のことなど、自分の仕事のことが質問の中心です。

ですから特別な準備は必要ありません。

事前に提出したエッセイと以下の「一般的な質問項目」をご自身で整理しておけば問題ありません。

なお、面接官は3名です。

まれに圧迫面接をされる場合もありますが、特に専門的な知識が必要となる圧迫面接をされることはありません。

「なぜWBSなのか」という点を執拗に突っ込んでくるような圧迫面接が多いです。

以下で、事例を紹介しますので、参考にしてください。

一般的な質問項目

1．なぜ、MBAに進学するのか？（志望動機）

2．その中でなぜ、早稲田大学のMBAを志望するのか？

3．将来のキャリア形成において早稲田大学のMBAへの進学はどんな意義があるのか？

4．研究テーマと志望動機に関して

5．修了後はどのようなキャリアを考えているのか？それはなぜか？

6．自分が現在所属している会社、業界について

7．自分について（5年後、10年後、20年後に自分はどうなっているか？）

8．英語に関して（英語力は？英語を仕事で使っているか？など）

9．早稲田大学に入学した場合に、授業やゼミ活動にあなたが貢献できる点は何か？

10．転職経験がある人は、どうして転職したのか？

圧迫面接の事例

という形で、何かを答えると、それに対して否定的な反応をされるような圧迫面接を仕掛けられるのです。

その受験者の早稲田大学への本気度を見るために、繰り返し、「なぜ早稲田なの？」という点を質問してくるのです。

粘り強く答えてください。

ただ早稲田大学は、圧迫面接をされる可能性はそんなに高くはないです。

関連コラム：早稲田大学ビジネススクール（WBS）【入試対策】

WBSの面接は、提出したエッセイ、そして自分の仕事のこと、をもとにした質問がほとんどです。

ですから、エッセイに書いたことはしっかり答えられるようにしておきましょう。

仕事に関することは、3C分析（自社、競合企業、市場）のフレームワークを使って分析しておきましょう。

この作業で、質問される点を、ほぼ網羅できます。

圧迫面接の乗り切り方

なお、圧迫面接への対応ですが、圧迫面接では、正解を答える必要はありませんし、しっかり答えられなくてもかまいません。

圧迫面接では、「思考意欲」「思考体力」が見られているのです。

この点を最後に説明しておきます。

「思考意欲」とは、何かあれば本気で考え、自分なりの見解、解決策を考えだそうという意欲のことです。

「思考体力」とは、考え続けることができる体力のことです。

この思考意欲、思考体力を見るために、圧迫面接をおこなうのです。

面接において、受験者が暗記していて知っている事柄を回答することは当然の対策であり、「有り」なのですが、これでは思考意欲や思考体力を試すことができません。

そこで、圧迫面接では、受験者が知っている事柄以外を面接官が見つけ出して、それに関して「なぜ」「なぜ」を繰り返した質問をしてくるのです。

これらに粘り強く回答し続けることが「思考意欲」「思考体力」が高いことを証明する手段です。

その場で考える意欲や考え続ける体力があるかどうかを見ているのです。

ですから、圧迫面接において、暗記していることを回答して、正確な回答ができたとしても、それは高い評価にはつながらないわけです。

回答が正確か？ということよりも、粘り強く回答し続けることができるかがポイントです。

なので、正解を答えるという考えではなく、その場で考えて答える思考力が必要となるのです。

これは日ごろから、自分で考える習慣を付けておかないと、いきなり面接前にできるようになるわけではありません。

日ごろから考え続ける習慣を付けておきましょう。