合格者の声|慶應MBA合格「学びたいと考えた方は、MBAに入りご自身のキャリアと夢をかなえてほしい」【2020年度】
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アガルートアカデミーの国内MBA試験講座をご受講いただき慶應義塾大学大学院経営管理研究科に合格された受講生の方の「合格者の声」を紹介します。
どのように勉強したのか、勉強時間、スケジュール、工夫など、学習に取り入れられる情報や、予備校講座を選んだ際のポイントなど、受験に役立つ内容盛りだくさんでお届けします。
目次
合格者インタビュー
自己紹介(年齢・属性・学歴)
年齢:39歳
属性:会社員
学歴:獨協大学卒業
合格校:慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)
MBAを目指すきっかけ
まもなく40歳となる中で、現在の自身のキャリアに行き詰まりを感じており、「『人生100年時代』において、『残り30年間、労働者としていかに働き、キャリアを築いていくのか」を考えた際に、大学院を通じての「学びなおし」をする必要性を感じていました。
一方で、2020年春にはコロナ禍で、リモートワークの導入など、日本中の働き方等に変化が生じました。
そして、冬になり、景気の後退や厳しい雇用情勢等、社会に大きな爪痕が残っている状態です。
大きく世の中が変わっていく中で、自分に足りない知識や経験を、「学び」を通じて身に着け、今後の変化を乗り切れる人材になりたかった。
MBAに関する情報を調べていたところ、貴校のYoutubeのチャンネルを偶然みて、飯野先生に惹かれ、入学を決めました。
もう一つの理由としては、Youtubeの番組を見ていて、講義が細切れになっていて、授業を受けやすいと感じたこともあります。
社会人をやっていると、「1時間の講義」を聴くまとまった時間の確保が難しいので、細かく講義が分かれているほうが、通信においてはやりやすいです。
勉強の方針とどのように勉強を進めていたか
日ごろから新聞やテレビ等、様々なコンテンツを通じ、知識と社会の実情の双方を学ぶように意識していました。
新聞の切り抜き等をおこなってきました。
まずは期間を「二カ月」等に決め、①興味を持った記事を切り抜き、②読みながら蛍光ペンで色を引きつつ、その記事に関する知識や自身の見解をまとめる等の取組みも、行っていました(「趣味」の要素も含まれていますが)。
「失敗体験」や「挫折」等は、残念ながらありませんでした。
受験を意識したのが、「夏休み」を取得した9月の半ばで→Youtubeで貴校のChannelをみて、すぐに申し込み→当初は「冬の入試」を意識していたものの、KBSの出願書類に関する貴校の講義を聞きつつ、「頑張れば書類は作れそう」と感じ、①3~4日で出願書類を書き上げ、②添削を依頼する、③「添削結果を待っていると出願期間が過ぎてしまう状況」だったので、自分で書類添削を行うことを決める。
改めて読み直してみると、授業で言われていた「お、こいつ面白い」という内容からは程遠い仕上がりでしたので、改めてエッセイを書き直す。
④満足のいく内容となったので、提出期限当日に提出。
⑤その後、②で依頼をした添削結果が戻ってきて、(旧出願書類に対して)内容に問題がないことを伝えられる→「書き直す前の書類」に対してOKをもらえたので、「(書き直した書類は「より良い仕上がり」と自信があったので)結構いけるかも」と思った。
出願に関しては、上記の流れでした。
出願期間が迫っていたので、通常の流れで、「①授業を聞き、②小論文もやりつつ、③出願書類を作成する」といったことはできず、「とにかく期限までに書類を作成し、提出」、「必要な知識等は『必要になった個所』を、『必要になったタイミング』で学ぶ」ようにしていました。
出願期間がはじまってから、書類作成と受験勉強をはじめたので、とにかく時間がありませんでした。
関連コラム:慶應義塾大学ビジネススクール(KBS)【入試対策】
受講された講座の良さ,当該講座の学習方法(使い方)
▼基礎講座
- ネットなので、いつでもどこでもアクセスできるところは、本当にありがたかったです。
- また、上記の通り、「細切れの講義」でしたので、大変受講しやすかったです。
▼小論文対策講座(基本編)
- 経営学の知識は「(新聞等を通じて)何となく知っていること」が多いと思いますが、基礎講座の内容を定着させるためには、小論文を実際に「書く」ことは大切でした。
- 今年はコロナの関係でWBSもKBSも入試から小論文がなくなく、また準備期間も短かったので、小論文対策をせずに「まずは出願」となりました。
- 働く社会人は時間も厳しいと思うので、上記の通り(小論文は後回しにする等の)「自分なりの作戦」を練ることは大切かと思います。
▼小論文対策講座(大学院別対策編)
- WBS,KBSともに入試で小論文はなことはわかっていましたが、学校の問題意識を知るために、過去の小論文の出題内容や回答、解説講義等は目を通しておきました。
- MBA試験は特に情報がないので、「集められる情報」はなるべく集め、自分なりに対策等にいかそうとしました。
▼出願書類・研究計画書の書き方講座
掲載されている書類を見ていると、記載レベルの高さや、研究テーマに対する記載の深さ等、「自分の書類との差」を意識させられてしまいますが、自身のキャリアを振り返ってもそういう素晴らしいものは書けないと思いましたので、自分の中で精一杯のものを書き、出願をしました。
▼面接対策講座
- 以前よりたまたま転職活動をしており、実際の転職面接を何社か受けていたこともあり、面接については講座を通じた知識を学びなおしつつ、本番でも十分に活かすことができました。
- ただ、そうはいっても転職の面接とMBAのものは性質も質問も全く傾向が異なるので、直前(私の場合はKBSの面接の前日に)飯野先生とZoomで面接をしていただき、KBSの情報をもらえたことが、面接当日の精神安定に、大きく効果を発揮しました。
スランプ・挫折,それを乗り越えるための工夫
- 「コロナ禍での受験」ということで、今年はMBA受験者等も、通常とは若干異なるかと思っています。私が勢いで合格をできたことは、準備期間の短さを見ても、ラッキーでした。
- その短期間でKBSに合格ができたということは、①日ごろからの学び(情報収集や文書作成力、社会動静に対する意識等)に加え、②アガルートを通じてのMBAの基礎基本、必要な情報の収集等を組み合わせた結果だと思っています。
- 国内MBAはニッチな市場からなのか、最新の書籍等も発行されておらず、情報収集がとても難しいと感じました。そして、その情報こそが、合格するために最も必要なものと、いまでも考えています。だからこそ、アガルートを通じてその情報を得られたことが、私の合格のキーでした。
学習時間はどのように確保し,一日をどのように過ごしていたか
- 実際に出願準備を始めたのが、「出願期間の最中」であり、私自身MBAだけでなく、ロースクールの進学も視野に入れて出願書類を書いていました。短期間に「二つの将来像」を考え、かつ書きあげねばならなかったことから、出願期間中は「今日は〇〇大学大学院、明日は××大学大学院」と、必死に書類を書き、出願をしていました。
- それがひと段落した段階でKBSから一次通過の連絡が届き、二次の準備を経て、合格となりました。
直前期の過ごし方
コロナによる社会へのインパクト(労働者の意識やリモートワーク等の労働環境の変化、企業、雇用を始め、様々なものが変わっていく)タイミング等を踏まえると、今が大きなチャンスだと思っていました。
なので、何としても受からなければならないと、必死で準備をしていました。
試験期間中の過ごし方
出願期間の真っただ中から書類作成を始めたので、必死に目の前のことをこなし、出願が終わったのちに講義を聞き始め・・・といった感で、余裕もなく過ごしていました。
受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち
(1)受験した時の手ごたえ
出願書類については、講座で紹介をされていた方々ものと比べて質が落ちる(毛色が違う)と思っていたので、評価については自信がありませんでした。
ただし、自分の中では「書ける最大限の書類」を書いて出したので、これ以上のものは書けないと思っていました。
(2)合格した時の気持ち
- ほっとしたのが正直な気持ちです。
- MBAはWBSにも出願をしていました。また、もし両校とも落ちた場合、他のMBAも出願を考えていましたが、KBS合格を周りの人に伝えると「KBSは良いよ」という方が多かったので、そのまま進学をすることにしました。
- WBSについても、7・8年前に、12回程度のWBSのエッセンスを集めた講座を受講したことがあったので興味がありましたが、人脈や医学に強いなどの「ダイバーシティー」はKBSのほうが勝っていると感じ、そのまま進学することにしました。
振り返ってみて合格の決め手は?
(1)合格の決め手
- アガルートを通じて、MBS入試に必要な情報を得られことは、合格にとって大きなことでした。
- 合格の決め手は、正直ありません。自分の特色のあるキャリアや年齢(40歳になる)が、多様性という面で、プラスに作用したのだと思います。
- 小論文の試験が今年はありませんでしたが、どのような問題が出るか不明なことを踏まえても、なかったことは私にとってはラッキーだったかもしれません。
(2)講座の影響度
- 面接講座、模擬面接、出願書類の添削、出願書類の講座等、すべてをまんべんなく学ぶ時間は自分にはなかったのですが、「必要な時に必要な情報に効率よくアクセスし、学べる」ことは、準備期間がほぼなかった私にとっては、大変ありがたかったです。
- MBA受験を意識した最初、ネットで調べても書籍を調べても新しい情報に出会えなかったので、アガルートを通じてそういうものにアクセスできましたので、わたしにとっては非常に大きく価値のある講座でした。
卒業後のキャリアについて
(1)MBAに期待するもの
社会人として、ごく一部のことしか経験をしていません。
幅広く、そして多様な経験・バックボーンを持つ方々とともに学べる事に、とてもワクワクしています。
とはいえ、卒業後は就職をし、しっかり稼ぎ、社会に還元をすることが大学院で学ぶものの務めと考えますので、自分の能力を最大限高められるよう、準備をしたいと思います。
(2)今後のキャリアビジョン
外資系の人事コンサル。そのために、MBA二年次に海外への留学も意識しTOEFLの勉強を進めています。(5年前、海外MBAに入学をしたいと思い、Singaporeにキャンパスビジット等をしたこともあるので、そのリベンジも兼ねています)
受験生に対するメッセージ
受験生にもいろいろな年齢、経験の方がいらっしゃると思います。
日ごろから学んだことを活かし、必要な知識や情報をうまく予備校の講座から得ることで、合格の可能性は高まると思います。
コロナ等もあり、非常に不透明な時代になってきましたので、「学びたい・学ぶ必要性がある」と考えた方には、是非MBAに入り、ご自身のキャリアと夢をかなえていただきたいと思います。