筑波大学MBA合格者の声|方針を持たずに受験し2回落ちたことで、第三者目線の必要性を痛感【2021年】
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アガルートアカデミーの国内MBA試験講座をご受講いただき、筑波大学 ビジネス科学研究群 経営学学位プログラム に合格された片桐 顕さんを紹介します。
どのように勉強したのか、勉強時間やスケジュール、工夫など受験に役立つ内容盛りだくさんでお届けします。
目次
合格者インタビュー
自己紹介
氏名:片桐 顕(かたぎり けん)
年齢:42歳
所属企業・役職:メーカー企業勤務
最終学歴:大学院(修士 経済学)
合格した研究科:筑波大学 ビジネス科学研究群 経営学学位プログラム 11月入試
MBAを目指すきっかけ
R&D部門に所属しており、経営企画や人事総務、経理などの管理部門との折衝にて揉めることが多く、経営管理について体系的に学習、理解する事で対話し、円滑な折衝が可能と考え志望。
(元々、中小企業診断士、技術士(経営工学)の資格取得を目指し勉学していた際に興味を持ち、双方の資格との互換性が高いこと、さらに社外での人脈形成も受験を検討。)
あとは、将来、博士号取得を視野に入れたく、経済学ではなく、社会人になってから学習した経営学の方が、自分としても性に合うと考え、MBAを目指したことも 挙げられる。
アガルートアカデミーをお選びいただいた理由
・実績がある点
・合格までのサポートがある点
・飯野先生の見た目に反した丁寧な指導にギャップを感じ、惹かれた点
が挙げられる。
勉強の方針とどのように勉強を進めていたか
①勉強の方針
元々、経済学修士を持っており、当時推薦入試で入学した為、何も勉強、対策を練らなくても入学できるものと高を括っていた。
その為、何も方針を持たないまま、東工大MOTを受験、見事に2回落ちた。
そこで、予備校講師などの第3者の目で応募書類を見ていただき、面接や小論文の指導等を仰ぐ必要があることを痛感し、予備校を探している際にアガルートの講座を見つけ受講を開始した。
まず志望校を練り直し、筑波大MBAを第一志望とした。
次にウェイトの高い研究計画書の作成を中心に実施した。
完成後、面接対策をメインに小論文作成も並行で実施した。
②研究計画書のテーマ設定までの流れ
元々国際標準化活動に従事しており、活動へ参画する企業が少ない事への危機感を持っていたので、テーマとして選定。 (元々希望していた内容なので時間は要していない)
③勉強のスケジュール
7月 予備校選び
8月 予備校決定、研究計画書作成、経営学の基礎講座受講
9月 研究計画書完成、書類提出、小論文対策講座受講
10月 面接準備、小論文対策講座受講
11月 面接準備、小論文対策講座受講、試験本番
関連コラム:筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院【入試対策】
受講された講座の良さ、当該講座の学習方法
元々、中小企業診断士の資格取得の為の学習にて経営学を学んできたので、復習の機会として活用。
テキスト自体は、基礎知識を修得する上で必要な情報を体系的に勉強出来るように網羅されているのが良い点だと思う。
提出した回数:9回
経営学の基礎講座で学んだ内容をアウトプットとして出す機会として有益だと考える。
提出した回数:3回
残念ながら、今年の試験は例年の傾向と違った出題形式だった。
参考)形式は1枚の紙に対して設問への回答を記載するものであった。
設問は1と2に分かれ、どちらかを選択し回答を1枚のシート(表面)へ記載
設問1 食べログ、ホットペッパーなどのグルメサイトについて
500件のコメントに対する活用方法、他店との比較など
設問2 新型コロナウィルス感染拡大によるサプライチェーンへの影響について
問1)感染拡大によるサプラチェーン全体への影響
問2)パンデミック以外でのサプライチェーンへの影響と具体的事例提示
問3)問1や2に対するBCPを1つ挙げ、メリットデメリット提示
提出した回数:3回
これは、自分で作成した研究計画書を第3者に添削頂ける機会なので、どこがNGでどう改善したらいいのかを指摘いただけることが非常に良いと思った。
面接は事前に演習してもらい、良い点悪い点をその場でフィードバックが頂けるのが良かった。
スランプや挫折を乗り越えるための工夫
試験に2度落ちてしまい、落ち込み、このままどこも合格できずに悶々と日を過ごすのかと絶望を感じていた。
しかし、落ち込んでいる時間を、前を向いて勉強する時間に変える方が有益と考え、気持ちを切り替えた。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
平日は、必ず2時間勉強する時間を確保、休日は5時間必ず確保した。
平日は、夜に2時間学習、土曜日は午後、日曜日は午前中から午後に学習し、夜は気分転換にジムで汗を流し、ストレス発散を心がけた。
直前期の過ごし方
直前期は、平日も出来る限り時間を確保できるように、残業を減らす努力に努め、休日は、本番を想定し、小論文対策と面接の事前演習を行った。
試験期間中の過ごし方
試験前日は、大学近くの池袋のホテルを手配、ホテルで試験対策(小論文対策、面接模擬)を行った。
また事前にホテル〜大学のルートを下見、大学までも経路確認も行った。
当日は、小論文試験受験後に、大学近くのカフェで面接の模擬を一人で行いながら、平常心を保てるように心を整えることにも心がけた。
受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち
①受験した時の手ごたえ
小論文自体は、文字制限がなく、簡潔で書き上げる必要があったので、過去問と比べると心的負担が少なかった。
また問題自体も新聞などを読んで時事問題を理解すれば解ける問題だったので、手応えは非常にあった。
また面接も、事前に想定していた内容について聞かれ、窮することなく答えることが出来たこと、終了後の面接官の先生の顔色を見て、合格を確信した。
②合格した時の気持ち
これまで2回も連続で試験に落ちれ、絶望の思いに浸っていた中で、前を向きながらも
不安な気持ちに駆られながら勉強に励んでいたので、合格発表で自分の受験番号を見つけた時は、よっしゃーと心の中で思いながら、小さくガッツポーズを職場の自席でしてしまった。
振り返ってみて合格の決め手は?
合格の決め手
研究計画書を綿密にチェックいただき添削を通じてブラッシュアップしてきたこと、事前に模擬面接をして頂き、本番に備えどういう準備が必要か洗い出し、面接対策として事前模擬を一人、自答自問形式でしてきたことだと思う。
講座の影響度
講座を受講することで、今までの自分に足りなかったこと、変な驕りを持っていたことを認識することが出来たこと、何をしたらいいのかを考え、対策を練ることが出来たこと、そして謙虚に勉学に励むことの大切さを改めて痛感することが出来たのが、講座を受講したことで感じたことである。
だから受講しなかったら、合格できなかったと思う。
卒業後のキャリアについて
①MBAに期待するもの
ゴールではなく、新たな道のスタートが始まり大変な2年間を過ごすが、その先に得られる達成感、一緒に学ぶ仲間(コネクション)、経営管理に関する知識見識習得、学会での成果発表などかけがえの無い機会などを得られることを期待している。
②今後のキャリアビジョン
修了後は博士課程に進み、博士号取得を目指していく。
他方、公務では国際標準化活動での重要なポストを担い、産業の発展に貢献していきながら、大学などで後進の育成にも努め、日本の国際標準化活動の発展に寄与していきたい。
受験生に対するメッセージ
MBA合格はゴールではなく、希望に満ちた新たな道、旅路、人生を歩むための第一歩です。
その一歩を掴むために、どうしたらいいのか?
ただ判然と努力するのではなく、何をいつ、どうしたらいいのかを考え無駄な努力をせず、必要なことをこなす、力をつける、そして自信を身につける、その必要があります。
その為に、予備校や何らかのスクールに通うことは有益と考えます。
大学院に通う為に、予備校に通うことを否定する人もいます。
かくいう私も、そんな一人でした。
ただ一人では、無駄なこと、不必要なことに力を注ぐことになってしまいます。
そうすることで、無駄な時間を過ごし、不合格になり、1年2年と余分に努力と無駄な時間を過ごすことになってしまいます。
ですから、一人で頑張るのではなく、一緒に頑張る仲間を見つける、講師の方に頼る為にスクールに通うのです。
そして、目標に向けてがむしゃらに頑張り、向き合うことで合格という切符を手に入れることが出来るのです。
一緒に新たな切符を手に入れませんか?
一人でも多くの方が、新たな旅に出る切符を手にされることを応援しております。
ご感想
3ヶ月という短い間ですが、濃厚な時間を過ごすことが出来ました。
そして合格することが出来ました。
本当に有難う御座いました。