一橋大学MBA合格者の声|研究計画書作成には不安があったが志望校への熱意をアピールし見事合格 T.Iさん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
MBAを目指そうと思ったきっかけ
総合商社でのキャリアを通じて、投資先企業への出向・経営企画等を経験。
ファイナンスを一つの軸に経営戦略を立案・実行ができる人材に成長したいと考えていました。
上述した目標を達成するにあたり、総合的なファイナンススキルが不足している事に危機感を感じていたこともあり、受験に至ります。
一橋大学院が提供している金融戦略・経営財務プログラムであれば、M&A の ディールフロー、コーポレートファイナンスや金融法務等の知識を体系的に習得する事ができると思い、受験校の特定に至りました。
アガルートアカデミーを選んだ理由
受験の際に求められる、「志望動機」「研究計画書」等、提出が必要な書類に関して抑えるべきポイントや、過去の受験生のバックグラウンド・面接関連情報等、データが充実している事が大きな理由です。
また、志望校が一校に定まっていたこともあり、同じ志望校であれば無制限に研究計画書の添削をして頂ける点に魅力を感じていました。
講座についてもオンラインで時を選ばず受講が可能であった為、仕事との両立も可能である事が予想できた点も一つの要因です。
勉強の方針・スケジュール
勉強の方針
就業年数も入学時で2年と、他受験生との埋められない経験の差は埋められないディスアドバンテージと認識していました。
また、ファイナンスのような専門性の高い研究科を志望する以上、金融機関出身の受験生と比較して質の高い研究計画書が作成できる可能性は低いと考えていました。
従って、不合格でも次数年間毎年受験する事を前提に、効率重視の勉強方針を立てました。
秋入試・冬入試両方を受験しましたが、受検書類提出の3週間前から対策を始める事にし、それ以外は一切手を付けませんでした。
研究計画書のテーマ設定までの流れ
・受験校の過去在校生が作成した修士論文を可能な限り読み込み、大学院に受け入れられやすいテーマの傾向を学習。
・実務を通じて感じた課題/疑問点等を列挙。テーマになりそうなものを2~3選択し、Google Scholarにて論文を検索。テーマ候補の領域で未だ研究されていない題目が何かを推察。
・題目を設定後、先行研究を参考に肉付けを実施。
勉強スケジュール
9月 研究計画書作成開始(秋入試)研究計画書提出(秋入試)
11月 面接対策受講 面接(秋入試)
12月 研究計画書作成開始(冬入試)
1月 提出(冬入試)
2月 面接(冬入試)
ダラダラと勉強しないよう、期間を決めて受験準備を進めていきました。
受講した講座の良さ・学習方法
経営学の基礎講座
経営学の中でもファイナンスに係る部分については複数回受講。
出願書類・研究計画書の書き方講座
提出した回数:3~4回
研究計画書の書き方講座を参考に構成を考えました。
完成度70%の段階で一度、添削用に提出し早い段階で課題点を明らかにしました。
面接対策講座
面接時に緊張する事が最も怖かった為、事前に面接対策を実施する事で緊張緩和に繋げようと考えていました。
出された質問に対しても論理的に回答できるよう、面接対策用のスクリプトを作成し、自然に回答が頭に浮かぶよう練習しました。
スランプや挫折を乗り越えるために行った工夫
夜間のMBAに関しては、秋入試・冬入試両方受験する事が可能な大学院も多いため、一度落ちたからといって受験を断念するべきではないです。
不合格だった場合は課題を分析し、冬入試に向けた冷静な準備が必要と考えます。
学習時間の確保・1日の過ごし方
個人的には、研究計画書は日を跨ぐと思考が途切れてしまう為、金曜の夜から始めて日曜夜までに完成させるつもりで寝ずに取り組むのが良いと感じています。
糖分と水分はこまめにとり、集中する時間を設けるのが重要と考えました。
直前期の過ごし方
合格する可能性の方が低いと考えていた為、可能な限り「気楽」に考えるよう意識。
自分で作成した研究計画書を確りと理解する事が大事です。
面接にて自分の重ねてきた思考が確りと伝えられるよう準備しました。
受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち
受験した時の手ごたえ
秋入試:面接の際、研究計画の実現可能性の低さを終始指摘されていた為、不合格を確信していました。
冬入試:秋入試とは違い、研究計画に関して建設的な会話ができましたが、依然私のバックグランドとテーマの乖離、題目の時代錯誤等を指摘されていた為、合格は極めて難しいと考えていました。
合格した時の気持ち
想定よりも早い段階でファイナンスを学習する期間を確保する事ができる事が決定し、嬉しい気持ちです。
振り返ってみて合格の決め手は?
合格の決め手
志望校へ対する熱意です。
研究計画書の質は、他受験生と比較してかなり低いと推察。
一方で、志望先大学院の教授陣が出版している書籍を拝読した点や、秋入試・冬入試を受験している事をアピールした事もあり、熱意が伝わったと思います。
講座の影響度
大学院入試に関しての知識が0であった為、大変助かりました。
特に「研究計画書の書き方」「面接対策講座」なくして合格はあり得なかったと感じています。
卒業後のキャリアについて
MBAに期待するもの
・多様な業界出身の学生が参加するゼミ活動を通じて、自らに蓄積される計量経済的な 思考習慣をより普遍度の高いものにする事。
・財務分析を始めとする M&A の ディールフロー、コーポレートファイナンスや金融法務等の知識を体系的に習得したい。
今後のキャリアビジョン
次 5~10年で投資先企業への 出向・経営企画等を経験し、ファイナンスを一つの軸に経営戦略を立案・実行ができる人材に成長したいです。
更に10年後以降、私自身が事業投資の実行者、 投資先企業の役員等の立場となった際、精度の高い意思決定が可能なデータドリブン経営を ベースとした組織構築を実現したいと考えています。
MBA受験を考えている方へのメッセージ
下記三点が重要です。
・志望校に対する熱意。
・自己の客観的な分析。
・MBAを通じて達成した事の具体化。