本コラムでは、これから国内MBAへの進学を検討している方に、受験準備から国内MBA修了までの道のりを説明します。

また、国内MBA受験に関して、どのような科目が受験に課されていて、その準備をするにはどのくらいの期間が必要になるのかについて説明します。

最後に、国内MBA受験に当たってのポイントを紹介します。

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MBA取得までのスケジュールは?

国内MBA取得までのスケジュールを、以下の3つのステップで説明します。

  1. 志望校を決める
  2. 受験の準備をする
  3. 国内MBAに入学・修了する

志望校を決める

第1ステップは、志望校の決定です。

国内MBAは、大きく分けるとゼネラリスト型MBAとアカデミック型MBAに分けられます。

ゼネラリスト型というのはアメリカのMBA同様に企業経営に関することを幅広く学ぶMBAです。

実践的な教育スタイルを採用しており、ケース・メソッドによるディスカッションが中心となります。

一方、アカデミック型は日本の一般的な大学院同様に学術的な研究を行うことが目的のMBAです。

欧米で一般的に言われているMBAとは異なる特徴を有しており、日本独自のMBAでの学びの形です。

どちらのタイプの国内MBAを目指すのかを決定した上で、具体的な志望校の決定をします。

受験の準備をする

第2ステップは、受験準備です。

出願の1か月前に準備を開始しても合格できる国内MBAもありますし、出願の6か月前には準備を開始しないと合格できない国内MBAもあります。

受験準備期間は、志望校に応じて異なることになりますが、海外のMBAの受験準備のような英語力を高める必要性は低いので、海外MBAを志望する場合と比較して短くなります。

国内MBAに入学・修了する

第3ステップは、国内MBAに入学して、修了することです。

国内MBAは大学院の修士課程ですので、一般的には2年間の通学が必要になります。

仕事を辞めるなり休職して進学するフルタイムMBA、仕事をしながら平日夜間と週末に通学するパートタイムMBAという2つのタイプのMBAがありますが、どちらも基本的には2年間かけて修了することになっています。

2年間で修了に必要な単位の取得ができれば、卒業となりまして、国内MBAを取得することができます。

MBA取得までに必要な準備は?

ここでは国内MBA入試に必要な受験準備について説明します。

国内MBAの入試の流れは、大学院によって異なりますが、大きく分けて2つに分けられます。

一つが、「出願」→「面接」という流れです。

もう一つは、「出願」→「小論文の筆記試験」→「面接」という流れです。

前者は筆記試験はなく、出願書類と面接だけで合否が決まります。

後者は、出願書類を提出した後に、小論文の試験があり、最後に面接があるという流れです。

どちらの流れになるかは、皆さんが受験する志望校によって異なりますので、各自でご確認ください。

では、出願時には、どんな書類を提出するのでしょうか。

提出する書類は以下のものです。

なお、以下の3つがすべて必要となる大学院もありますが、TOEICのスコアは不要な大学院もあったり、志望理由書だけで研究計画書は不要な大学院もあったりと、大学院によって必要書類は異なります。

この点も、各自でご確認ください。

  • 志望理由書
  • 研究計画書
  • TOEICなどのスコア

志望理由書とは、国内MBAを志望した理由、数ある国内MBAの中でその大学院を選んだ理由、将来のキャリア計画などを記載する書類です。

研究計画書とは、大学院に入学後に自身が研究したいテーマについて記載する書類です。

TOEICなどのスコアが求められるのは一部の大学院のみです。多くの大学院では英語力は問われていません。

国内MBA受験で英語力を試す場合、10年くらい前までは、大学入試のように英語の筆記試験があったのですが、近年国内MBA受験では英語の筆記試験を廃止し、TOEICなどのスコア提出に切り替わっています。

出願後は、小論文の筆記試験があります。これは実際に大学のキャンパスに行って行って筆記試験を受ける形になります。

小論文の試験内容は、国内MBAは経営学を学ぶ場ですから、経営学に関する論述問題が出題されます。

そして、最後が面接です。こちらも基本的には大学のキャンパスに行って指定の会場で面接を受ける形になります。

この面接に合格すると、最終的に合格となりまして、入学資格が得られます。

面接の内容は、志望動機や研究テーマなど出願書類に記載したことが質問されるのが一般的です。

MBAの出願準備はいつから始める?

国内MBAの出願準備はいつから始めればいいかについて説明します。

国内MBA受験で課せられているものは以下の通りです。

  1. 出願時
    → 志望理由書
    → 研究計画書
    → TOEICなどのスコア
  2. 小論文の筆記試験
  3. 面接

上記の中で、対策に時間がかかるものは、一般的には以下の3つです。

これらにどのくらいの準備期間を要するかによって、準備期間は変わってきます。以下に詳しく説明します。

  • 研究計画書
  • TOEICなどのスコア
  • 小論文の筆記試験

研究計画書対策に必要な準備期間

研究計画書は、入学後に何を研究したいかを書くのですが、その際には、自分の研究のオリジナリティや新規性を示す必要があります。

そのためには、先行研究を読んで、先行研究でまだ研究されていないテーマを見つける必要があります。

これはかなりの時間と労力を要します。

特に、先に説明したアカデミック型に分類される大学院を受験する場合の研究計画書は入学したら即研究できるレベルが求められます。

よって、研究計画書が課されている大学院を受験する場合は、遅くとも6か月前には受験準備を開始しましょう。

英語対策に必要な準備期間

次は、TOEICのスコアを用意するための英語対策です。

TOEICは難関校では800点くらいが求められます。

TOEIC800をすでにクリアしている方は特に準備は必要ありませんが、TOEIC400点の方は、相当な準備が必要になります。

TOEIC400の人が800に到達するには1年かかる場合があります。

よって、英語対策は、自身の現在の英語力によって異なります。英語が苦手な方は1年前には開始しましょう。

小論文対策に必要な準備期間

最後は、小論文です。

国内MBAの小論文は、経営学に関する論述問題が出題されます。

ということは、経営学の基礎知識が必要になります。

この経営学の基礎知識をすでにお持ちの方は、過去問の演習だけをすればいいので、特別な受験勉強は不要です。

一方で経営学の基礎知識を持たない方にとっては、基礎知識習得のためのインプット学習が必要になります。

初心者の方が経営学をゼロから始める場合は、遅くとも6か月前には受験準備を開始しましょう。

上記のアドバイスをもとに、ご自身の得意・不得意を踏まえた上で、受験勉強を開始すべき時期を決定していただければと思います。

その他試験科目の対策に必要な準備期間

なお、上記に記載した以外のもの、すなわち志望理由書、面接に関しては、多くの受験準備期間は必要ありません。

志望理由書は、自分の志望動機を述べればいいだけですので、2か月前に開始すればいいと思います。

面接に関しては、志望理由書や研究計画書に書いたことが質問されるだけですので、これらの書類がしっかり書けていれば、特に対策は必要ありません。

MBA取得のスケジュールを立てるポイント・注意点

スケジュールを立てるポイントは、先に「対策に時間がかかるもの」として取り上げた以下に関してです。

これらは現状の自分の実力を踏まえて、どのくらいの準備期間が必要なのか、いつ何を学ぶべきかを、独自に計画する必要があるのです。

  • 研究計画書
  • TOEICなどのスコア
  • 小論文の筆記試験

 例えば、TOEICの対策は、すでにTOEIC800を超えている方は、勉強は不要ですが、TOEIC400にも満たない方は、1年以上の準備期間が必要になるかもしれません。

この点は人によって違うので、ご自身の現状の英語力を踏まえて、どのくらいの準備期間が必要か、いつ何を研究すべきか、という独自のスケジュールを考える必要があります。

研究計画書も同様です。研究経験がある人は簡単に研究計画書の作成ができますが、研究素人の方には相当な時間と労力が必要になります。

人によって準備期間や準備すべき内容が異なります。

小論文も同様です。

以上、上記の3つに関しては、準備期間などは人によってまったく違ってきますので、まずは上記3つに関する現状の自己分析をしていただいて、現状の自分を把握して、合格レベルに達するには、どのくらいの時間と労力が必要なのかを逆算して割り出すようにしてください

まとめ

国内MBA受験で準備が必要なものは以下です。

  1. 出願時
    → 志望理由書
    → 研究計画書
    → TOEICなどのスコア
  2. 小論文の筆記試験
  3. 面接

上記の中で、研究計画書、TOEICなどのスコア、小論文の筆記試験に関しては、受験対策にどれだけの時間や労力がかかるかは個人差が大きいです。

そのため、自分の自己分析をして、自分が上記の3つに対策をする場合は、どのくらいの時間や労力を要するかを導き出した上で、受験準備を進めてください。

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