本コラムでは、国内MBAに入学した方が感じる「国内MBAに進学したことの後悔」について具体的に説明します。

また、国内MBA修了後の後悔に関しても説明します。

国内MBA進学を考えているが、「不安に感じる点がある」とか、「進学した方はどんな点で後悔したと感じるのか」といった点を事前に知っておきたい人に役立つ情報をお届けします。

多くの国内MBA進学者が後悔した点を先に知っておけば、それを克服した上で安心して進学ができるようになります。

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国内MBA(大学院)進学後に感じる後悔とは?知っておきたい3つのポイント

 大学院進学後に後悔する原因は、以下の3つです。

  • 授業スタイルが合わない
  • 修士論文への力の入れ方が合わない
  • 学生の属性やレベル感が合わない

授業スタイルが合わない

一つ目は、授業スタイルが合わないという点です。

MBAでは、ケース・メソッドやグループワークが中心で、学生同士でディスカッションをしながら学ぶという形式を採用しています。

このスタイルが合わない人がいます。受け身の方、内向的な性格の方、極度に繊細な方です。

このようなタイプの方は、自分の意見を言うことが苦手で、意見を言ったとしても、それに対する批判を恐れる傾向があります。

そのため意見を言うことができずに、グループワークに参加できないという状況に陥ります。

このようなタイプの方は、ケース・メソッド型のMBAではなく、研究を中心とするアカデミック型のMBAを選ぶといいかもしれません。

研究中心なので、教授との1対1での指導が多くなりますので、先の性格によるデメリットが生じることはありません。

修士論文への力の入れ方が合わない

二つ目は、修士論文に対する取り組みに疑問を持つという点です。

国内MBAは米国のMBAと違い、修士論文に力を入れています。

米国MBA同様にケース・メソッドでのディスカッションでの学びに期待して入学したのに、修士論文作成を課されてやる気にならずにいるという方がいます。

逆に、修士論文に力を入れて学会発表するくらいの論文を書きたいと考えているのに、ケース・メソッドでのディスカッションでの学びが予想以上に多く期待と違うと考える人もいます。

学生の属性やレベル感が合わない

三つ目は、学ぶ学生の属性に不満があるという点です。

これは学生のレベルに関する不満、学生の年齢に関する不満、学生の過去のキャリアに関する不満に分けられます。

学生のレベルに関しては、期待していたレベルに達していない学生が多くがっかりしたという不満を聞きます。

学生の年齢に関しては、学生の平均年齢が予想以上に高く(低く)、世代間のギャップを感じディスカッションがかみ合わないという不満を聞きます。

学生の過去のキャリアに関しては、学生が大企業所属の方ばかりで、スタートアップや中小零細企業に所属する方にとっては、話が合う人がいないという不満を聞きます。

この逆のスタートアップや中小零細企業に所属する方が多く、大企業の方が少ないことによる不満もあります。

国内MBA取得後に感じる後悔とは?

MBA取得後(修了後)の後悔ですが、将来のキャリアチェンジを期待して入学したが実現できそうになく後悔しているというのが圧倒的に多いです。

よくある後悔のケースは以下の2つです。

一つは、営業職などの特定の職種しか経験のない人が、経営企画部門へのキャリアチェンジを目指すというケースです。

もう一つは、日本の大企業に属していた方が、外資系のコンサルティングファームに転職を希望するケースです。

どちらもなかなか実現は難しい状況にあり、MBA取得後に後悔する人が多いです。

入学後に後悔しない大学院の選び方は?

先に示した後悔をしないための大学院選びのポイントを3つ紹介します。

  • 志望校がゼネラリスト型かアカデミック型かについて調べておく
  • 志望校に在籍する学生の属性を調べておく
  • 在校生・修了生のキャリアチェンジの事例を調べておく

志望校がゼネラリスト型かアカデミック型かについて調べておく

一つ目は、自身が志望する大学院がゼネラリスト型かアカデミック型かを事前に調べることです。

ゼネラリスト型のMBAでは、ケース・メソッドやグループワークが中心で、学生同士でディスカッションをしながら学ぶという形式を採用しています。

一方、アカデミック型のMBAでは、アカデミックな研究を中心におこなうため、一般的な大学で行われているようなゼミ活動が学びの中心になります。

研究が進んでくると、教授との1対1の指導も多くなります。

ご自身が志望する大学院がこのどちらのタイプに属するのかを事前にしっかり調査しておくことで、先の「授業スタイルが合わない」「修士論文に対する取り組みに疑問を持つ」という後悔は事前に克服できます。

調査方法としては、各大学院のホームページを見た上で、どちらのタイプに属するのかを把握した上で、各大学院のオープンキャンパスに参加して最終確認することになります。

オープンキャンパスでは、大学側の説明を聞くだけでなく、在校生とも話す機会がありますので、在校生の生の声を聞くことをおススメします。

志望校に在籍する学生の属性を調べておく

二つ目は、自身が志望する大学院に在籍する学生の属性を事前に調べることです。

在校生の年齢やキャリアなどは大学院によってはホームページで紹介しています。それを確認します。

その上で、やはり大学院のオープンキャンパスに参加して大学側の説明を聞いて確認してみてください。

学生のレベルに関しては、公開授業に参加する形で確認するといいと思います。

これによって、先の「学ぶ学生の属性に不満がある」という後悔は事前に克服できます。

在校生・修了生のキャリアチェンジの事例を調べておく

三つ目は、過去の在校生のキャリアチェンジの事例を事前に調べることです。

こちらは、ホームページに掲載している大学院はほとんどありませんので、オープンキャンパスに参加して大学側、在校生双方に質問するといいと思います。

また、ご自身のまわりでMBA修了者がいたら、その方のキャリアを聞いてみるものいいかと思います。

それでも納得がいく情報が得られなかった場合は、転職エージェントに相談に行くといいと思います。

自身の過去のキャリアを話して、今MBAに進学した場合に、自身が目指すキャリア計画を実現できるかどうかを正直に相談してみてください。

まとめ

大学院進学後に後悔する原因は、以下の3つです。

  • 授業スタイルが合わない
  • 修士論文に対する力の入れ方に疑問を感じる
  • 学ぶ学生の属性に不満がある

MBA取得後(大学院修了後)の後悔は、将来のキャリアチェンジを期待して入学したが実現できないという点です。

上記の4点を事前に克服する方法は、事前調査をしっかり行うことです。

事前調査の方法としては、大学院のホームページ、オープンキャンパス、在校生の話を聞く、転職エージェントに相談する、などがあります。

これらを活用して、事前調査を徹底することで、MBA進学後、修了後の後悔をなくすことが可能になります。

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この記事の著者 飯野 一 講師

飯野 一 講師

ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない、約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。

国内MBAに関する書籍を多数出版し、ベストセラーを生み出している国内MBA受験に関する人気作家としての側面も持つ。

国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表、学会誌掲載の実績を持つ。

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