早稲田大学・青山学院大学MBA合格者の声|“なぜMBAに行こうと考えたのか”“この後どうしたいのか”だけは繰り返し自問自答し、ここまでの原動力の源を何度も確認しました 片岡 香織さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
MBAを目指すきっかけ
営業管理職としてチームマネジメントの経験を積む中で、組織を俯瞰して見る機会が増え自組織や会社に対して“もっとこうだったらいいな”“こうしたらどうだろうか”という考えを持つことが増えました。提言としてそれを表現しようと思考のまとめを行ったところ、自分の言葉は経験と感覚に基づくものばかりであり、変革を望む提言を行うには、知識も目線も不足していると感じました。
基礎から学び、経営の言語や経営学を基にした理論展開ができる人間になろうと思い、MBAの進学を決めました。
アガルートアカデミーをお選びいただいた理由
飯野講師を一目見て惹かれ、サイトで提供される情報に目を通して決めました。
以下、申し込みまでの流れです。アガルートアカデミーを知って当日にテキストサンプルを申し込みました。
7月末にMBAの受験を考え、何をベースに受験対策をする必要があるか?をインターネットで調査開始。
受験までの時間が短いので、すぐに予備校を検討。検索で上位に出てくるアガルートアカデミーのサイト内に飯野講師の姿を発見し、目に留まる。とても気になる。国内MBAのコラムに目を通すと、学校の特色やポイント等、情報がゼロの私にとっては大きな情報を得ることができて受講カリキュラムを確認。飯野講師のYouTube動画を見る。お話されている感じもとても好みだったので、即テキストサンプルを申込みました。当初はサンプルを見て決めようと考えていたのですが、アガルートHPの記事を幾つか読んでいるとサンプルが届くのが待ちきれなくなり、翌日には本申込みをしました。
勉強の方針とどのように勉強を進めていたか
①勉強の方針
経営学の知識として、講義内容を暗記するかのようになるよりは、自分の経験や考えたことを言語化することに時間を割きました。
講義動画を視聴して面白いなと感じたことについては、自分が研究計画書に書こうと考えている内容に関係なくても論文を検索したり、関係する分野の研究をしている教授は志望校にいるのか?を調べてみたり、講義動画内で紹介された本を読んだりしました。
私は興味関心がぴょこぴょこと飛びがちなタイプなのですが、興味のままに調べ、そこで考えたことは記憶に残るので、結果的に動画で学習したことを理解するのに一番良い方法であったと感じます(本の読み込みに時間を使ったりはせず、調査は浅く広く行ないました)。
②研究計画書のテーマ設定までの流れ
マネジメント経験から、組織・人材開発の分野に関心を持っていました。将来的には何がしたいのかも含めて色々と模索したのですが、自身の経験とそこで感じたこと、テーマ設定の流れを作りこむことなく自然に書き出せるのはやはり組織・人材をテーマにしたものしかないと感じ、経験上の問題点やモヤモヤしていたことを書き出して決めました。
③勉強のスケジュール
7月 漠然と将来のことを考える。自分の能力を高める手段について熟考。MBAについて調べ出す。
8月 アガルートに申込
9月 経営学の基礎講座から講義を視聴。仕事が忙しくまとまった時間は取れず、隙間時間に
10月 アガルート動画講義視聴。マンスリーゼミで知った学校ごとの特色から受験校調査。
11月 正式にMBAの受験を会社から許可される。しっかりと受験校研究を行う。受験までの時間がないことを把握する。
12月 受験校決定、志願理由書・研究計画書作成
1月 志願理由書・研究計画書作成、アガルート講義視聴(復習)
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
国内MBAの入試攻略講座
事前知識なく受験を決めたので、最初にすべて動画視聴しました。MBAに関しては身近な情報が0であり、インターネットでも入手しやすいわけではないので、志望校の選び方など非常に参考になりました。
経営学の基礎講座
出張時の異動中や車の運転中に動画を視聴しました。飯野講師の話は面白く、企業の具体例などの話が出ると、その企業について調べる等、関連付けて学習しました。
学習を始めて基礎講座のすべてを1周、受験直前期(1月頃)におさらいでまた1周視聴しました。
小論文対策講座(基本編)
提出した回数:0
小論文対策講座(大学院別対策編)
提出した回数:0
志望校に小論文試験がなかったため、他の講座受講を優先して受講しました。思考と思考をまとめて文字にすることは長期的に行っていないと身につかないと思ったので、毎日読む新聞記事を深堀して調べ、自分の意見をまとめる練習は日々必ず行いました。
出願書類・研究計画書の書き方講座
提出した回数:1
第一志望校(WBS)の研究計画書の提出期限直前に慌てて添削をお願いしました。ギリギリの依頼にもかかわらず、添削いただいたので、お返事いただいた日に指摘箇所を徹夜で修正し、WBSへ提出しました。
面接対策講座
動画の受講のみで模擬面接は利用しませんでした。
自分自身の言葉で気持ちと熱意を伝えられるよう、改めて文字にまとめ、自宅で鏡に向かって一人模擬面接練習をしました。文字にまとめる中で、追加で質問されるであろうことを予測し、その回答もまとめておきました。
研究計画書の研究テーマライブラリー
参考になりました。
スランプ・挫折、それを乗り越えるための工夫
スランプに陥るほどの時間的余裕がなく、あまり悲観的な時期はなかったと思います。
会社との約束で、浪人することは許されなかった(進学前提で配属部署の考慮があった)ため、受験直前期は「どこにも受からなかったらどうしよう」と徐々に深刻になっていきました(今思えば、それまでが楽観的すぎたかもしれません)、受験した学校以外にも受験できる学校がないか調べて出願できる準備をしておきました。とはいえ特段普段と過ごし方を変えることなく、面接前の時期は旅行に出かけたりもしていました。旅行中は合格しなきゃ、という思考から、自分の将来ややりたいことなど、MBAを目指した原点を思い返す時間を作っていました。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
12月いっぱいは会社の業務があり、毎日帰宅時間も22時くらいであったため、平日に学習時間はほとんど取れませんでした。基礎講座の視聴は通勤中や休日にまとめて行いました。第一志望の早稲田大学大学院は年内に志願書類を提出の必要があったため、特に研究計画書はぎりぎりまでまとまらず小論文対策講座は、提出はしませんでしたが自分なりに考えをまとめる練習に使いました。正解がない問題に自分の意見を持てることが大事だと考え、自分の意見がその問いに対して肯定的か否定的か、とその理由を言語化することを意識的に行いました。
直前期の過ごし方:どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか
学習としては基礎講座の音声をゆっくりと復習する程度。基礎講座で学ぶことで組織・人材系に自分の興味が強いことを改めて認識できたので、特に面白そうだと感じた組織行動論の本を購入し、読んだりして過ごしていました。また、新聞記事を普段より読み込み、適当にテーマを設定して自分の意見を言語化する練習を繰り返しました。
また“なぜMBAに行こうと考えたのか”“この後どうしたいのか”だけは繰り返し自問自答し、ここまでの原動力の源を何度も確認しました。また、面談に向けて各学校のホームページを改めて読みこみ、教授の専門やどんな活動をしているのか等を確認しました。
試験期間中の過ごし方
第二志望の青山学院大学大学院の合格発表後は、合格したことにほっとしすぎてリラックスモードから抜け出すことができず、その後は第一志望の早稲田大学大学院の二次試験前日までだいぶゆったりと過ごしてしまいました。会社の業務もほとんどなく、受験に集中できるようになっていた時期のため、睡眠もよくとれていました。
会社に自分と同じような境遇の同僚は一人もおらず、周囲も情報のなさゆえに「受かって当然」というモードで接してくるのが少々不快でしたが、それに引っ張られることなく淡々と普段通りに生活をしました。
受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち
①受験した時の手ごたえ
青山学院大学大学院
年始にじっくり書類を見返す時間があり、内容には不安がなかった。面接終了時も特段大きな後悔はなく、これでだめなら仕方ないと思えた。
早稲田大学大学院
提出した書類のレベルに不完全さを感じていたので、仮に一次試験を通過したとしてもこの後の面接で取り返しはつかないだろうとやや諦めの気持ちでした。二次試験までの時間が非常に長く感じました。
②合格した時の気持ち
第二志望の青山学院大学大学院の合格が決まり、心からほっとしたことを覚えています。
「これでだめなら仕方ない」と言いつつ、合格発表の日は何度もポストを確認しに行きました(青山学院大学大学院の合格発表は郵送であったため)。届いた書類の封を開ける瞬間は手が震えました。
第一志望の早稲田大学大学院の合格発表を確認する時も手が震えました。番号を何度も見返しました。書類が届くまでは信じられず、合格したことを誰にも言いませんでした。
振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか
② 合格の決め手
飯野講師の存在が自分の中で大きく、対面ではないけど姿が見える講義はいいなと思いました。マンスリーゼミでの人間味あるコメントや日常で得た新しい情報など、楽しく視聴していました。ご自身でも大変努力をされた、大変だったけどMBAはいい経験だったと語られる様子に励まされ、希望を持ち続けて入学を目指すことができました。
準備を進めるほどに“受験理由はこんな動機でいいのだろうか”などちょっと気弱になることがありましたが、飯野講師の講義からは“人と違っていいのだ”というメッセージを感じ、人を気にせず自分にフォーカスし続けることができました。
②講座の影響度
受験対策としての学習はもちろんですが、受験に関する情報を得ることができたことが非常に有利に働くと感じました。飯野講師の解説してくださる各学校の特色は、受験校を決める上でも非常に参考になりました。私は周囲に受験をした人もおらず、受験を決めた時期も早くなかったため、学校毎の研究に時間を多く取ることができませんでした。
学校の特色や雰囲気を知ることができる情報が多く、受験情報を持たない自分には助かる場面が多くありました。例えば面接対策講座では、テキスト中の体験記を読み、教授陣のコメントから学校の求めていることが読み取れて対策に役立ちました。
卒業後のキャリアについて
①MBAに期待するもの
自分をもっと理解し、変化させたい。性格と性別と、色んな場面で軽く捉えられたり発揮できるパフォーマンスの弱さにモヤモヤすることが多かったので、そのモヤモヤを自分自身で解消できる自分になるために自分を鍛え上げたい。議論しあえる友人を作っていこうと思う。
②今後のキャリアビジョン
とにかく自分自身のレベルアップをするために全力で勉強したいと思っています。
これまで楽しいと自分が心から感じる道を直感的に選んでここまできました。新しい出会いと、これからのMBA生活の中で新しい道が生まれ、新しい選択が増えていくであろうことを楽しみにしています。
受験生に対するメッセージ
受験のテクニックや対策は、アガルートアカデミーのテキストとサポートでバッチリだと感じました。
進学に向けての準備は、ご自身の環境によって掛けることができる時間が様々で、その調整に悩むこともあると思います。受験を目指した時の気持ちを思い出して、ご自身が幸せになるためにガンバッテください。
自分を変えたいと強く願うなら、受験はきっと乗り越えられるはず。
人生を変え得る大きな選択をした受験生の方の、喜びを心からお祈りします。
ご感想
短い間ですが大変お世話になりました。ありがとうございます。