合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

自己紹介

氏名: 田 めぐみ(おかだ めぐみ)

年齢:49歳

合格した研究科:慶應大学大学院 経営管理研究科 EMBA

MBAを目指すきっかけ

残り社会人生活10年を意識する頃になり、子供が小さいときに考えていた、シニアを使った保育園に関わるビジネスをやってみたいと思うようになりました。
しかし、それに必要な収支を測る力など不足していると感じていました。
もともと30歳手前で海外MBAを考えていましたが、転勤や結婚出産などで遠のいてしまっていました。
そこで、ちょうど子供の中学受験が終わるタイミングでもあり、一念発起してMBAに再挑戦しようと考えました。

ただ、年齢やこれまでのキャリアを考えて、Middle Classの人材を対象にしたEBMAが最適だろうと考えました。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

年齢的に最後のチャンスと思い、受験するならば一発合格をする必要があるという強い思いがありました。
そのため、合格するための最短ルートとして予備校はマストだと考え、国内MBAに強い予備校をネットで探しました。

また、普段は子供の中学受験のサポートをする必要があるので、空き時間にできるオンライン前提であることも絶対でした。
最終的に、その2つをクリアして評判のよかったアガルートを選びました。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

最初に、カウンセラーの方が作ってくれたスケジュール通りに遅れることなく進めようと決めました。
朝と夜は、基本的には子供の中学受験のサポートで時間が無かったので、子供が寝た後の深夜と、子供が塾に行っている土日を勉強時間に当てました。
とはいっても、週末も色々と予定があったため、外出時には音声で歩きながらひたすら授業を進めていきました。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

慶應EMBAは計画書がないので省略します。

③勉強のスケジュール

9月 9月月初に問い合わせたため、丸一か月はありませんでしたが、「国内MBA入試対策講座」を
   1週間で終わらせ、その後「経営学の基礎講座」を月末までに完了しました。

10月 「出願書類・研究計画書の書き方講座」を実施。
   慶應EMAB以外を見なかったので、すぐ終わりました。

11月 仕事が忙しく何も進みませんでした

12月 同上。月末に1週間休みを取りましたが、中学受験の準備などで進みませんでした

1月 お正月休みに初めて慶應の小論文過去問を実施。アガルートに送ってみてもらいました。
   その後中学受験が始まり2回目以降はできず。
   面接対応をしてもらえることも知りましたが、気づいたときにほとんど空き枠がなく、
   前日に想定質問集を作ってバタバタと対応しました。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

全く国内MBAの知識が無かったので、ためになりました。

▼経営学の基礎講座

ケーススタディが、知っている企業ばかりでおもしろかったです。
音声で歩きながら聞き、途中でカフェなどで線を引くなどを作業をして、どんどん進めていくことができました。

▼小論文対策講座(基本編)

提出した回数:なし

慶應EMBAに絞っていたので、こちらはやりませんでした。

▼小論文対策講座(大学院別対策編)

提出した回数:1回

過去問が無かったら、不安なまま会場に向かったと思うので非常に助かりました。
過去の問題を通してどんな問題が出るのか(=全く経営学の知識が無くても大丈夫)わかったため、安心して本番も対応できました。
提出した指摘を見ても、だいたいいけるという自信になりました。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:2回

好きなように書いたものに対して、書類全体を通して私のことがイメージできるように指摘をされたことで、客観性を意識できいいインプットとなりました。
その後、書きなおしたものを再度見てもらえたので、提出前のいい自信になりました。

▼面接対策講座

面接でどんなことが聞かれるのかわかったので、想定質問集を作るのに大いに役に立ちました。
過去何を聞かれたかの記載を見て、その人に応じた質問が来るなと言うことで、脳内シミュレーションを繰り返しました。

▼研究計画書の研究テーマライブラリー

慶應EMBAは研究計画書が無いので使いませんでした。

▼各種フォロー制度について(初回添削フィードバック、受験校相談、マンスリーゼミ、質問制度等)

受験校はアガルート入学時には決めていたこと、マンスリーゼミなどは仕事やプライベートが忙しく活用できませんでした。
ただ、提出書類のチェックや小論文の採点など、どうやって依頼したかわからなかったので、都度メールにして質問をしたらすぐ返信してくれたので、とても助かりました。

スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫

私にとってのスランプや挫折は、最初の1か月は予定通り授業を進めて行けたのに、2ヵ月目からは仕事と中学受験のサポートが忙しく、ほとんど準備に時間が取れなくなったことです。
これについては、何が一番時間がかかるだろうかと考え、カウンセラーの方の慶應EMBAはほぼ書類で決まりますという言葉を信じ、書類を集めることに注力しました。
書類の準備だけは、カウンセラーの方の予定より1か月前から実施し、直前になって慌てないようにしました。
書類が通ってから2次試験まで1.5ヵ月ほど時間がありましたが、子供の中学受験の最終準備とぶつかったためこちらに割く余裕がなく焦りましたが、ここでも書類が通ったのでほぼ大丈夫と信じることにしました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

最初の一か月は、ちょうど仕事も忙しい時期で、かつ子供中学受験のピーク時期が始まった時期でもあったので、ひたすら隙間時間を活用することにしました。
夜に時間ができればビングでPCから、週末しか時間が取れなければ、外出時に電車の中や歩いているとき、カフェにいるときなど細切れの時間を繋ぎ合わせて、携帯で音声だけを中心にテキストを進めていきました。
応募書類を準備する時期は、机に向かって集中する必要があったので、子供が寝静まった深夜に少しずつ丁寧に進めていきました。

直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前1か月は、小論文を一回分時間を計ってボールペンのみ、という本番さながらの状況で解きました。
これにより、ある程度当日を見越した時間の使い方が分かりました。

また、講師からのフィードバックで何がチェックされるのかがわかったので、あとは他の過去問については実際に解くことはせず、問題と模範解答を見ながら解き方を頭でシミュレーションしました。
また、面接については、テキストでよく聞かれる質問リストを見ながら、模範回答集を作ったのが精神衛生上よかったです。
暗記することはしませんでしたが、ポイントのみ押さえて当日に臨みました。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

書類については大事だと聞いていたので、自分なりに何度も反復しながら書きなおしていきました。
その後アガルートの方のアドバイスで、さらにブラッシュアップしたので、書類だけは魅力的になっているという自負がありました。

2次試験の小論文は、正月休みに実際に原稿用紙とボールペンと修整テープでやっていたのでスムーズで、小論文もほぼ完ぺきだという自信が持てました。
面接は終わった後に、あぁ言えばよかったかも、というところはあったものの、緊張せずにすべての答えを言えたので、まぁよし、としました。

②合格した時の気持ち

ほっとした、というのが正直な気持ちです。
合格発表が子供の第一希望の学校の受験日前日だったこともあり、良いニュースを届けたいという気持ちがありました。
また、一発合格ができなければ諦めるつもりでしたが、上司から推薦状をもらっていたこともあり、落ちたらどう報告すればいいのか、と悩ましかったというのもありました。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

合格の決め手は、アガルートで授業を開始するときには学校とコースを決めていたので、幅広く勉強する必要が無かったことです。
時間がない中、これだけをやればいいとわかっていたので、精神衛生上も本当にありがたかったです。
また、カウンセラーの方に、慶應EMBAのBはなかなか通らない、と最初に聞いたことで、自分自身気が引き締まってよかったと思います。

②講座の影響度

学校別の傾向が書いてあるパートは慶應EMBA以外を見ずに済んだので、この講座が無かったら、仕事もプライベートも忙しい中一発合格はできなかったと思います。
経営学の基礎講座は面接時に聞かれたら、4C・3Pはこう答えようと思えましたし、小論文、面接対策と全ての講義に無駄が一つもなかったのは素晴らしいと感じました。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

2年間ひたすら学ぶことで、自分に自信を持てるようになるだろうということがまず1つです。
今は上も横も下もMBAだらけであり、ふとした時に自分の力不足をMBAが無いからだと思ってしまう自分がいました。
それをまず、払拭できることを期待します。
そのうえで、自分が会社を飛び出しても何でもできると思えるよう、現在足りない経営に関する知識を身につけたいと思います。

②今後のキャリアビジョン

卒業後は、保育園に関するビジネスに関わることを考えています。
さらに先には、こども食堂の展開にも関心があります。

いずれにしても、働く女性を支援する活動ができればと思います。

推薦書について

①提出されましたか?

提出しました。

②提出された方はどなたに推薦書をご依頼しましたか?

上司である、Vice Presidentから推薦状を書いてもらいました。

受験生に対するメッセージ

まずは、早く受験する学校を絞り込むことをお勧めします。
学校によって傾向が変わってくるので、同じ対策で済む学校で受験校を固めてしまうのも、忙しい中準備をするみなさんにとっては、効率的な受験期間となるのではないかと思います。
アガルートが用意する教材やサポートを満遍なく利用すれば、合格できるようにデザインされていますので、そこを信じて準備すれば大丈夫です。
みなさんの合格もお祈りします。