合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

自己紹介

氏名:伊藤 裕喜(いとう ゆうき)

年齢:26歳

合格した研究科:早稲田大学大学院 経営管理研究科

MBAを目指すきっかけ

自分自身の実力不足を痛感した事が、MBAを目指すきっかけであった。
2020年から自身で事業を行っており、2022年初めて1事業部門の事業拡大を試みた。
具体的には、飲食事業の多店舗経営を試みた。
1店舗目が軌道に乗り、多角化も1店舗目と同様に進めれば問題ないと楽観していたところ、想定外の連続で結果的にうまくいかなかった自身の経験から、学ぶ事の重要性を痛感した。
振り返った際に、感覚と運命頼りにしていた経営に科学的観点を持ち込み、不要な失敗確率を下げる事が今後の事業展開においては重要であり、課題だと感じ、科学的観点を自身に取り入れるためにMBAでの学びを決意した。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

地方在住であったため、オンラインでの講座受講であることを前提に、必要に応じたサポート体制が構築してある事、合格実績を考慮してアガルートを選択した。
特に実績があるという事は、十分なデータベースが内在化されているはずであり、情報をいかに効率よく取り入れられるかが短期間での効果最大化に繋がると考え重要視した部分でもある。
これまでの面接の質問やパターンなどを想定する事が出来たのは、内在化されている情報量とそれをもとに分析されているアガルートの強みがあるからこそであり、非常に有効であったと感じている。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

今年度からWBSの試験方式に変更があり、より深い自己認知が必要であると感じていた。
よって序盤は自分自身のこれまでの経験の棚卸、および今後のキャリア計画についての見直しについて十分な時間を割いた。

研究計画書も、自身のその後の目指す姿を作成するのも、基礎作成が最も重要かつ合格への最短ルートになると考え、自分自身に向き合い続ける事にかなりの時間をついやした。
その後本心で自身がやりたいことを書き出し、修正するという研究計画書の作成に移行するようにした。
同時に学部時代は経営について学んだ経験がなかったため、基礎講座を繰り返し視聴し、自身の中に経営学の基礎をインプットしていった。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

本当に自分が学びたい理由は何なのか、心の底から学びたいことなのかを問い続け、出てきたことについてさらに問い続け、固まったテーマについて、ひねり出した結果を言語化していく作業を行いテーマ設定した。
結果的にこれまでに自分自身が感じていたこと、言語化はできていなかったが、感じていた深いところまで言語化する事ができ、加えて実体験も踏まえて設定し違和感ないかを確認した。

③勉強のスケジュール

4月 経営学の基礎勉強(入試攻略講座閲覧) 自分自身のこれまでの棚卸

5月 経営学の基礎勉強(入試攻略講座閲覧②) 目指す姿の作成 

6月 経営学の基礎勉強(入試攻略講座閲覧③) 研究したいことの棚卸

7月 研究計画書の書きおろし第一弾

8月 研究計画書の修正 

9月 研究計画書の確定

10月 

11月 面接対策

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

大学ごとの重要視する事の違い、求める人物像をクリアに、また入試戦略講座を踏まえ各学校の特徴をさらに学校HPを確認しながら、自分なりに分析し、どこが自分自身にもっとも最適か、学びたいことが学べる学校となるのかを慎重に見極める事に活用した。

▼経営学の基礎講座

平日毎朝出社前の動画閲覧および参考書の確認 わからない点はその都度停止し、ネットにて検索 わからない点をなくし、基礎から実例の探求までおこなっていった。
参考書にはメモを記載。
土日は平日に学んだ事の復習から入り、その後新たに進捗させる。
繰り返し視聴し、次にどんなフレーズが来るかを記憶するまで見返した。
また、わからない点は一切ない、と自信を持って言えるまで分からない点をつくらないように心掛け、自分自身で調べさらに知識を深めた。

▼小論文対策講座(基本編) 

提出した回数:0回

▼小論文対策講座(大学院別対策編) 

提出した回数:0回

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:0回

▼面接対策講座

未活用

▼研究計画書の研究テーマライブラリー

未活用

▼各種フォロー制度について(初回添削フィードバック、受験校相談、マンスリーゼミ、質問制度等)

受験校は1校のみと決まっていたのでぶれることがなかった。
冒頭に頂いた受験までのグランドスケジュールを参考にしながら、自分自身が現在どこにいるのかを随時確認しながら受験勉強を進めた。

スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫

自分自身を振り返る時期や、これからやりたいことを再度内省し、アウトプットしていく時期はつらい時期もあった。
ただ、そこで逃げては自分が理想とする姿に近づけない、と自分に言い聞かせて歯を食いしばって耐えた。

また、毎日目に付くところに、自分自身が好きな言葉を掲げ、自分自身が本当にやりたいことを成し遂げるために今の努力は無駄にはならない、と口に出すことにより、自分自身に言い聞かせた。
始まりがあるという事は終わりもあると考え、辛いことも有限であり、そのようなつらい経験ができている事も幸せだと捉え、終わりの後の前向きな事を考えるような心構えで、辛い時期を乗り切っていった。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

平日は、毎日出社前に60~90分の時間を確保した。
朝が最もフレッシュな時間で様々なことを学べると感じていたため、少し早起きして出社前に時間を確保するようにしていた。
また、仕事終了後は活字から学ぶ事ができるほどのエネルギーはないことが多いため、動画を閲覧するなど比較的ライトな学びを学べるようにしていた。

時間帯と自身のコンディションに相談しながら、その時々で行える最善の学びを継続して行っていた。
進学を目指してからは、学びを怠る日は作らなかった。
どれだけ短時間でも、連日学ぶ時間を作る事は意識した。

直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前は学びの総復習と、改めてなぜ自分がMBAに行くのかを再度内省し、それを踏まえて研究計画書の見直しを行った。
常に本当にそれで良いのか、後悔はないのか、些細な点も見つめなおし自分自身に問いかけ続けた。
また、学校HPからどのようなアドミッションポリシーがあり、どのようなカリキュラムポリシーがあり、どのようなディプロマポリシーがあり、学校が目指す姿や役割についても再度確認し、自分自身とのすり合わせも行っていった。

試験期間中の過ごし方

基本的に、体調万全でないとパフォーマンスが低下すると考えているので、決して無理をしないことは徹底した。
睡眠時間を十分に取り、バランスの取れた栄養を取り、適度に運動し、万全の体調が試験日に当たるように意識した。

また、プレッシャーも残り限られた時間である事はわかっていたので、そんな時期を積極的に楽しむ心構えで挑んだ。
新しいことは取り入れすぎない、今蓄積されているものを、当日しっかりと発揮できるように意識して復習を中心に進めた。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

一次試験は全く手ごたえがなかった。
本当に大丈夫であったのだろうか、もっと良いものができたのではないか、など不安に思う事が多かった。

また、自分よりも優秀な人たちが多いだろうと感じていたので、正直あまり期待せずに、合格したらラッキー、ダメだったら次に切り替えよう、と心の中で決めていた。
ただ、ダメであっても自分の能力が足らなかったわけではなく、運が悪かっただけだ、と思うようにしようとしていた。

②合格した時の気持ち

正直かなり驚いた。
面接でもそこまで手ごたえ無く、あれで自分自身の事の何がわかるのかな?と疑問に思う感じであったので、そこまで過度に期待していなかった。

そのため、驚きと嬉しさがこみあげてきた。
これまで辛くても逃げずに向き合ってきたことが、一つ結果として出たことへの安堵もあり、同時に未来へのワクワクも覚えた。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

受験を志した際から決してぶれることなく思い続けた信念が、辛い際も自分自身を前に進める原動力となった事を考えると、信念が一番の決め手であったと考える。
受験をするにあたり、必ずしもうまくいく保証なんてないが、それでも信念を持ち自分自身が行っている事が間違っていなく、これを正解にするのだ、という心構えも、合格を勝ち取るうえでは重要であると感じている。

②講座の影響度

自分自身が学部時代に経営学を学んでいなかったため、非常に有効であったと考えている。
基礎の基礎からわかりやすく、かつ効率的に教えて頂けるため、なかったらどこから学ぶべきか路頭に迷っていたと考える。
そのため、講座があったからこそ合格へ近づけたのか、と考えている。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

MBAで学ぶ事の最大の意義は「不要な失敗確率を低下させること」であると考えている。
そのため学びを通じて「選択肢を論理的に増やす知識を得る事」と「再現性高い選択を行い失敗の確率を低下させる知識を得る事」を期待している。

また、「今後の自分自身の人生の選択肢を増やす機会を得る事」「人生のロールモデルを見つける事」「人生を共に前に進める同志を見つける事」も同時に期待する事である。
2年間の学びを通じて、今よりもさらに未来に期待したい、と思えるような状態になりたいと考えている。

②今後のキャリアビジョン

自身が創業した組織を、より目指す理想的な組織にしていく事が今後の大きな目標である。
その為に、これまで経験してきた分野以外の「仕組みを創る力」「管理する力」の2分野についても経験を通じていく事が、土台のしっかりとした組織形成には必要不可欠であり、学んでいきたいと考えている。

また、ある種学びを通じたうえで、これまで出会わなかった自身の興味ある分野が出てくる可能性も十分にあると考えているので、余白を残したうえで柔軟に対応できる心構えにて対応していく事も重要な考えであると考えている。

受験生に対するメッセージ

MBA受験は一般的な大学受験などとは異なり、自分自身と向き合う事からスタートするかと思います。
正解はなく、常に正解を自分自身の手で作っていく事となり、その過程は容易でなく、非常に根気がいるかと思います。
どんなに辛くても逃げずに、向き合い続けた先には、きっと向き合い続けたからこそ見えてくる未来が待っているかと思います。

どんな時も、自分の気持ちに素直に、志高く信念を貫くことが合格へ重要です。
未来への新たな挑戦の機会をつかんでいく皆さんを、一足先に機会を得た立場として応援しております。

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