合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

自己紹介

氏名: 中原 康貴(なかはら やすたか)

年齢:31歳

合格した研究科:
早稲田大学大学院 経営管理研究科
立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科

MBAを目指すきっかけ

新卒からITエンジニアとして7年間キャリアを積み、かつ30歳を過ぎた頃から新たな領域の強みを得たいと感じ、ビジネスに関する体系的な知識と思考力を身につけることができるMBA進学を志すようになりました。
また、今後のキャリアについて考えたとき、エンジニアとしてスペシャリストを目指すよりも、技術的なバックグラウンドを生かしながら、ゼネラリストとしてキャリアアップしていきたいという想いもあり、進学を決意しました。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

当初は独学での進学を考えておりましたが、募集要項やネットの受験体験記を確認し、研究計画書の作成や小論文対策を、日々の業務と並行して実施していくことに不安を感じ予備校を探し始めました。
アガルートはネット検索で上位にヒットし、合格実績/合格体験記/コラム等が充実していたことから関心を持ちました。
また、無料体験講座(テキストサンプルやサンプル動画)を受講し、その内容が経営学を学んだことの無い私でも非常に理解しやすかったことからアガルートを選択しました。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

アガルートから提供いただける学習スケジュールに沿って、利用する教材や学習内容を選択しました。
これまで経営学を学んだことがなかったので、基礎講座を3周しそれ以降は研究計画書や小論文対策に集中しました。

時間があるときに基礎講座を見返しておりました。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

最初は現在の業務における課題や問題を洗い出し、そこに基礎講座で学んだ経営学の知識やネット検索や国会図書館で見つけた論文の内容を織り交ぜながら設定していきました。
最終的には、現職含め3社に在籍しておりましたので、3社経験してみて感じた所属業界の課題や問題をもとに設定しました。(国会図書館は2回行きました。)

③勉強のスケジュール

2月 無料体験講座に申し込み。

3月 無料体験講座がよかったので、アガルートに申し込み。

4月 基礎講座を3周。並行して4月の後半ごろから一橋の研究テーマを考えはじめる。

5月 一橋の研究計画書の作成と添削提出。並行して小論文(基本編)対策をはじめる。
   国会図書館訪問。

6月 一橋の研究計画書の添削と小論文(基本編)に集中。都立大の説明会に参加。

7月 一橋の研究テーマの設定に行き詰まり、小論文対策に手が回らなくなる。
   早稲田と立教の説明会に参加。説明会に参加し、第一志望が一橋から早稲田になる。

8月 第一志望が変わったが、4月実施の初回フィードバックを一橋で提出していたので、
   一橋の研究計画書に注力しつつ、その内容を早稲田に流用しようと考えていた。
   一橋の研究テーマの設定に行き詰まり添削を出すもよいFBを得られない。
   小論文はほぼノータッチ。一橋の説明会に参加。立教に出願

9月 2回目の早稲田の説明会に参加。早稲田と一橋に出願。
   一橋は最後まで研究計画書の添削で、仮説検証の部分で合格点が得ることができなかったが、
   応募締め切りが迫っていたため提出。
   ここで小論文対策(大学院別対策編)を再度はじめる。立教合格。

10月 小論文対策(大学院別対策編)を実施するも計3回ほどしか提出できなかった。
   一橋1次試験不合格。

11月 模擬面接を受ける。
   早稲田1次試験&2次試験合格。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

MBA受験に向けた心構えやスケジュール感、志望校選びについて体系的に学べました。

▼経営学の基礎講座

こちらは3周し、苦手部分や研究テーマに関連しそうな箇所は10回くらい見返したと思います。
経営学初学者の私でも非常に理解しやすく、かつ楽しく学ぶことができました。
動画ではテキストに記載されている内容だけでなく、詳細な解説や身近な事例等を踏まえて解説いただけるので、最後まで楽しく学ぶことができました。

▼小論文対策講座(基本編) 

小論文はもちろんですが、普段の業務で文章を書く際にも非常に役立つ内容でした。
伝達効率を意識した書き方を習得することができました。

▼小論文対策講座(大学院別対策編) 

提出した回数:3回(早稲田大学の課題エッセイ添削含む)

基礎講座や小論文基本編の内容が非常に活きてくる内容ばかりで、改めて基礎講座や小論文基本編の学習の重要性を実感しました。
また今年度に限り早稲田で課題エッセイが出されましたが、大学院別対策編で添削いただけたことは大変ありがたかったです。
臨機応変なアガルートの配慮に感謝です。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:6回

自分自身では気づかなかった観点で、毎回的確かつ細やかなFBをいただけたので非常にありがたかったです。
私ひとりでは、普段の業務と並行しながら出願書類や研究計画書を完成させることは困難だったと感じておりますので、この講座があって本当に良かったです。

▼面接対策講座

受験予定の大学に合わせた内容の模擬面接を実施いただき、表面的な内容ではなく研究計画書の内容を深掘りいただけたので、自分ひとりでは気づかなかった視点を指摘いただけたのが良かったです。
また、面接の後にフィードバックと私の不安事項や不明点についても、時間の許す限り丁寧に回答いただけたので、不安を払拭した状態で本番に臨むことができました。

▼研究計画書の研究テーマライブラリー

基礎講座で学んだ内容を研究テーマに落とし込む際のヒントとなる講義でした。
基礎講座でインプットしたことを研究テーマ/研究計画書などにアウトプットする際の思考の転換方法などを学べました。

▼各種フォロー制度について(初回添削フィードバック、受験校相談、マンスリーゼミ、質問制度等)

初回添削フィードバック/受験校相談/マンスリーゼミ/質問制度の全てを活用させていただきましたが、いずれもレスポンスが早く、こちらがいただきたい内容を的確に回答/フォローいただきました。
特に、マンスリーゼミは、飯野先生のリアルタイム講義に加えて質問タイムがあるので、そのときの不明点をタイムリーに回答いただけた点が良かったです。

スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫

研究テーマや仮説の設定に苦労しました。
業務的な課題感を、どのように経営的視点の抽象的な内容に昇華させるかという点に時間を要しました。

自分が所属する企業のみの課題を解決するのであれば、通常業務でやってくださいになるので、その研究は誰にとってメリットがあるのか、どの業界が喜ぶのか、独自性はあるのか等のあらゆる視点を考慮しすぎて迷走している時期がありました。
結果的に、基礎講座の内容や、初回添削フィードバックの際にいただいた基礎的なところを何度も見直し、なんとかテーマと仮説設定に辿り着きました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

平日は寝る前に1~2時間、休日は日によりますが平均3時間くらい確保しておりました。
9月末の出願までは、ほとんどの時間を基礎講座と研究計画書の作成(参考文献の読み込みも含む)に費やしておりました。

小論文は書類提出してから頑張ろうと思っておりましたが、モチベーションが保てず、大学院別の小論文対策はほとんどできなかった印象です。
また、研究計画書についても締め切りギリギリまで練り直していたので、提出直前は平日でも深夜2時ごろまで時間を費やしておりました。
今思えば、深夜に書いた内容はクオリティが低かった印象なので、割り切って早く寝れば良かったと思っております。

直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

小論文については、上記記載のとおりモチベーションが保てなかったので、あまり追い込みはしておりませんでした。
小論文の基本編の内容を見返す程度でした。
面接については、アガルートから配布された資料の想定問答を自分なりに作成し、かつ過去の面接内容もほとんど見返して、その内容からも想定問答を作成しました。
直前はその想定問答をひたすら声に出して、面接官に答える口調でアウトプットを繰り返しました。
また、同じ質問でも「〇〇分以内に答えてください」という聞かれ方をされる場合もあるので、短いパターンと長いパターンを用意して、基本的な質問にはスラスラ回答できるように準備しました。
想定外の質問については準備ができないので、少し不安でしたが何も準備せず臨みました。

試験期間中の過ごし方

一次試験の結果が出るまでは、基本的に何もせず、たまに基礎講座の動画や大学院別小論文講座を見ていた程度でした。
一次通過してからは、上記のとおり想定問答を作成し基本的な質問についてもスムーズに話せるよう何度も練習しました。

生活リズムについては特に変えたところはなく、家族や友人と食事に出たり遊びに行ったりと、これまでと変わらぬ日常を過ごしておりました。
とにかくストレスを溜めないことを意識していました。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

早稲田は書類提出から1次の合格発表まで時間があったので、合格発表日のことを忘れていました。
合格発表から数日後に、HPで受かったことを知りました。
2次の面接は、今後のキャリアについてうまく回答ができなかった部分があったので、正直7割くらい落ちたと思っていました。

②合格した時の気持ち

落ちたと思っていたので目を疑いましたが、徐々に喜びと安堵感が湧き上がってきました。
同時に今後のキャリアアップや、新しい仲間と出会えることへの期待感が高まりました。

入学後は非常に忙しい日々が続くと思いますが、自分の意思決定を信じて、新しい知識や考え方を身につけていきたいと思います。非常に楽しみです。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

正直分かりませんが、属性/書類/面接のバランスだったと思います。
いずれかが秀でている、または良くできたという印象は特にないので、いずれもそれなりで、結果的にバランスが良かったのではないかと考えています。
ただし、書類/面接についてはアガルートの講義やフィードバックがなければ仕上げることができなかったので、申し込んでよかったと思っております。

②講座の影響度

出願書類/面接ともに非常に助けていただきました。
自分ひとりでは何からはじめてよいのか分からず、うまくスタートダッシュが切れなかったと思いますので、半年前にアガルートに申し込んで良かったと強く感じております。

本当にありがとうございました。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

体系的で長く使える経営的知識や思考力を身につけ、キャリアアップに活かしていきたいです。
また、さまざまな業界の優秀な方々や国内トップクラスの教員の方々と、2年間学べる機会は非常に貴重なことだと感じております。
その中で、多様な考え方や意識決定力も磨いていきたいです。

②今後のキャリアビジョン

これまでの技術的なバックグラウンドを活かしながら、技術の分かるゼネラリストになれるよう精進していきたいと考えております。
また、あらゆる方との交流によって、自身が現在思い付かない新たな方向性が見えたら、それはそれで面白そうだと感じております。

受験生に対するメッセージ

MBAの受験を決意されたタイミングは、来年の入学に向けてモチベーションが高まっているかと思います。
しかし、いざ研究計画書や小論文対策をはじめると、行き詰まることもあり不安感に苛まれる時期があると思います。
しかし、アガルートが提供する教材や添削指導を信じて、毎日少しずつでも良いので前に進めることで次のアクションや道筋が見えてくると思います。
自分と講師陣を最後まで信じて、邁進していただければと存じます。

ご感想

無事志望校(途中で変更もありましたが)に合格することができました。
細かい質問でも、フォロー制度などを通してスピーディーにご対応いただきありがとうございました。アガルート様の益々のご繁栄を祈っております。ありがとうございました。