早稲田大学MBA合格者の声|経営学の知識が全く無い状態から国内最難関の大学院に合格できた! 小穴 幸佑さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
自己紹介
氏名:小穴 幸佑(おあな こうすけ)
年齢:35歳
合格した研究科:
早稲田大学大学院 経営管理研究科 全日制グローバル
立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科
MBAを目指すきっかけ
父親の会社を事業承継するために、経営学を体系的に勉強したかったのがキッカケです。
当初はMBAの大学院の特性など、何も情報も知識もありませんでしたが、アガルートのYoutubeチャンネルやマンスリーゼミ、入塾前の相談会を受ける中で、数ある大学院の中でも早稲田大学は国内最高峰のMBAとして学生の質も高く、全日制グローバルはファミリービジネスに特化した授業も豊富だということがわかり、第一志望になりました。
また、飯野先生のお話から東出教授の授業に興味が出たこともあり、早稲田大学が第一志望になりました。
アガルートアカデミーをお選びいただいた理由
アガルートを選んだ理由は以下の3点です。
- YouTube チャンネルで飯野先生の説明がわかりやすく、この先生の授業を受けてみたいと感じたから。
- 働きながら勉強するため、オンラインに特化した塾は効率が良く、自分のライフスタイルに勉強習慣を取り入れられそうだったから。
- 合格実績が他の大学院予備校よりも高かったから。
以上です、
実際に入塾してみて、思った以上にオンライン予備校は利便性が非常に高かったです。
飯野先生の経営学の基礎講座もわかりやすく、経営学を全く勉強したことが無かった自分でも2~3ヶ月で経営学の基礎的な知識が身に付き、ニュースや経済番組の中身がより深く理解できるようになりました。
勉強の方針とどのように勉強を進めていたか
①勉強の方針
アガルートのコラムで、飯野先生が書いた通りのスケジュールを意識して勉強しました。
ただし、研究計画書は講義の中で「時間が足りず完成度が高くなかった」というケースが何件かあったので、コラムのスケジュールより1ヶ月早めに動きました。
結果的にギリギリまで計画書を書いて完成させたので、早めにスタートして良かったです。
②研究計画書のテーマ設定までの流れ
当初、自身の業務とは全く関係ない、趣味の音楽をテーマにした研究計画書を提出したのですが、初回のフィードバック面談で、面白いが業務や実績に関係がないテーマのため、限られた面接や書類選考の中では不利になるとNGをもらい0から作り直しました。
そこから会社で日々感じてる問題や、日本経済と自社の関係、日本社会の今後など、日頃の業務で先送りになっている薄らとした将来の不安に向き合い、自身の業務や会社の課題に直結する問題をテーマにすることができました。
③勉強のスケジュール
2022年9月 オンライン相談をする。今から早稲田は厳しいから翌年2月に入塾するよう勧められる。
2月 アガルート入塾。経営学の基礎講座を中心に勉強。
2週間で1周の目標で動画を視聴しインプットする。
3月 引き続き経営学の基礎を中心に勉強。小論文対策講座も提出を開始。
マンスリーゼミに初参加する。
4月 引き続き経営学の基礎と小論文対策。研究計画書の講義を聞き、自分なりに作成を開始する。
5月 経営学の基礎の勉強を終える。
初の研究計画書提出、フィードバックを貰い0からテーマを考え直す。
6月 研究計画書の作成に燃える。研究テーマの方向性ができる。
早稲田の筆記試験が無くなり、小論文講座は提出しなくなる。
7月 小論文が無くなったため研究計画書の作成がメインになる。
Googleスカラーを活用し、論文を読み漁る。
8月 研究計画書作成がメイン。提出から返却までの1週間は合格者の計画書や面接対策に
目を通したり、早稲田以外の研究計画書の作成をする。
9月 早稲田大学研究計画書完成。エッセイ課題と共に書類提出。
立教大学と青山学院の課題も提出する。立教大学で初の面接試験。合格を貰う。
10月 青山学院面接。早稲田合格のための実験として、立教とルーティンや面接の方法を変えてみる。
不合格になるが、実験したためと自身に言い聞かせメンタルを守る。
11月 早稲田大学一次試験合格。アガルートの模擬面接を使いフィードバックを得る。
二次面接1週間前はひたすら部下に壁打ちを頼む。早稲田大学二次試験合格。受験終了。
前半3ヶ月は経営学の基礎講座のインプットに費やし、残りは殆ど研究計画書の作成に当てました。
面接は合格者の事例を読み壁打ちをひたすらしましたが、青学と立教は前日のみ。
早稲田だけアガルートの模擬面接を元に、1週間壁打ちをしました。
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
▼国内MBAの入試攻略講座
大学院の入試や欲しい人材、全体像や流れがザックリわかりました。
▼経営学の基礎講座
経営学の基礎的な知識や歴史、日本の企業の問題点などわかりやすく勉強できました。
基礎講座を理解した後は、経済番組などが楽しくなりました。
▼小論文対策講座(基本編)
提出した回数:5回(早稲田の受験で不要になったため途中終了)
▼小論文対策講座(大学院別対策編)
提出した回数:2回(早稲田大学エッセイ課題で提出)
早稲田のエッセイ課題が青学の研究計画書の課題に近い内容だったため、簡単な手直しですぐアガルートに提出できました。
そのため、提出締め切りまでに2回の添削を得られ短い期間で完成度の高い文書ができました。
▼出願書類・研究計画書の書き方講座
提出した回数:8回
研究計画書が一番苦労しました。
テーマ探しは生徒のバックボーンや事業内容によって異なるため、自分で深掘りしていく必要がありました。
伝達効率の高い文章作成は得意だったため、テーマ設定やキャリアゴールと向き合うこと、先行研究を読むことが重要でした。
マンスリーゼミで飯野先生の「原体験」という言葉を聞いてから、自分の仕事の意義などを考えるようになり、テーマに結びついていきました。
また、高木先生の添削が的確で、添削を送る度に気付きや壁を与えてもらえました。
高木先生、ありがとうございました!
▼面接対策講座
模擬面接は立教大学と青山学院では使用せず、早稲田大学の面接2週間前に使いました。
仕事柄人と話す事が多く、面接も2校を既に経験していたため、それほど悪いフィードバックでは無かったですが、自身の強みと弱みがハッキリわかったため、残りの期間面接対策の役に立ちました。
実際の面接では業務の深掘りがメインだったため、自分の信念や実行していることを話し合格を得ることができました。
講座内容より、合格者の体験記が非常に役に立ちました。
この体験記のお陰で面接をイメージできました。
▼研究計画書の研究テーマライブラリー
全て視聴しましたが、自身の研究計画書の作成には殆ど活用しませんでした。
こんなテーマがあるんだ〜と参考にする感じです。
▼各種フォロー制度について(初回添削フィードバック、受験校相談、マンスリーゼミ、質問制度等)
初回添削フィードバックが無ければ、早稲田合格はあり得なかったと思います。
また、マンスリーゼミに参加した時は、必ず一つは質問をするようにして、面接対策の慣れに活用していました。
受験学校相談では急遽(申し込み開始2日前)立教大学という候補が出てきたため、もっと早く受けていれば良かったと感じます。
初回の立教合格が、精神の安定につながりました。
スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫
特にスランプや挫折は無かったと思います。
研究計画書のテーマ設定は苦労しましたが、精神的にキツいと感じたことは無く、考え抜いたテーマを送り、添削を受ける度に着々と前に進んでいるイメージが持てました。
マンスリーゼミで研究計画書の着手が遅れて悩んでいるという質問を聞き、自分は早めに始めて良かったと実感したりしていました。
他の受講生の悩みを聞き、1人じゃないと感じることができたので、マンスリーゼミの存在は大きかったです。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
私は毎日フィットネスジムに通っており、筋トレ30分有酸素60分が日課になっているため、筋トレをしながらオンラインで講義を聞き、エアロバイクを漕ぎながら論文を読んだり研究計画書を書いたりしていました。
かなり特殊な勉強法とは思いますが、勉強のルーティンを新たに設けるのではなく、ルーティンになっているジムに勉強を加えることで、無理なく勉強習慣を付けることができました。
これはアガルートが完全オンラインだからできることで、対面の大学院予備校ではありえない勉強法だと思っています。
直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)
直前期は面接の壁打ちだけして、プライベートの飲み会で早稲田を受験している事を会う人全員に話しました。
他の人に話をする事で、自分が大学院に行く意義や想いを再認識し、面接対策で話していることが自分の言葉になっていくのを感じました。
私は人に話しましたが、周囲の期待がプレッシャーになったり、落ちた場合のメンタルがキツいと思うので、万人にオススメはしませんが、沢山の人に話す事で激励をしていただき、合格のお祝いの言葉も沢山いただけたので私は良かったです。
試験期間中の過ごし方
9月の書類提出が一通り終わったら特にやることが無くなったため、YouTubeで経済や株の番組を見たり、FIREの本を読んだり、勉強と言うよりも自身の生活に根付いた経済情報を取り入れていました。
また、プライベートで音楽のコンサートをしたり、社外で講演会をしたり、経営学の勉強で得た知識で新規事業の立ち上げなどやっていたため、毎日が忙しく受験のことはあまり考えていなかったです。
研究計画書は丸暗記ではなく、自分の言葉で語れるようにした方が良いと思います。
受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち
①受験した時の手ごたえ
早稲田大学の面接は120%出し切れたと感じましたが、合格かどうかと言うと80点の面接だったと感じました。
100点と思って落ちたらキツいので、メンタルケアの意味もあります。
なので、手応えはわからなかったですし考えないようにしていました。
考えても結果は変わらないので。
②合格した時の気持ち
人生で一番喜びました。
こんなに嬉しかったことは無いかもしれません。
今までの努力が報われた気持ちになりました。
受験も仕事も趣味も全力で頑張った1年だったので、色々な人たちに祝福と賞賛を受け、友人からの尊敬も感じました。
振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか
①合格の決め手
(完成度の高い研究計画書は大前提で)面接です。
自己紹介などのテンプレが話せるようになるだけでなく、自身の事業や業界について問題意識を持ち、どんな質問でも的確に打ち返せれば合格すると思います。
私は対人の壁打ちだけでなく、鏡の前で表情を見るなどして客観的な印象を研究しました。
②講座の影響度
影響度は100%と言っても過言ではありません。
経営学の知識が全く無い状態から、国内最難関の大学院に合格できました。
飯野先生の経営学の基礎と高木先生の研究計画書の添削はもちろんですが、アガルート卒業生の合格体験記がとても役に立ったので、アガルート無しでは合格はあり得なかったです。
卒業後のキャリアについて
①MBAに期待するもの
早稲田大学に期待するものは、質の高い講師陣による授業と同級生や先輩とのネットワーク、グローバルな視点の確保、他業種との交流、同じ事業承継者予定者との情報交換など、問題意識を持ってMBAの取得を志している仲間達と共に成長していきたいと考えております。
また、飯野先生の恩師である東出先生のゼミに所属し、ファミリービジネスとアントレプレナーシップを勉強し、大学院卒業までにグローバルに展開できる事業を始めたいです。
②今後のキャリアビジョン
自身の会社で事業承継を開始していくとともに、現在の自社の課題解決に取り組み、自身が立ち上げた事業の発展と分析に加え、グローバルなフィールドでも戦えるような新規事業を開始できればと考えております。
まずは自社の課題解決のために、在学中に同業他社をまず1社M&Aしてみるつもりです。
自身の事業は年商500万規模のスモールスケールで開始し、事業を立ち上げる実績とマインドが身に付いたら、グローバルに展開できる事業計画に移りたいです。
推薦書について
① 提出されましたか?
事業承継入試のため提出が必須でした。
立教や青学など必要の無い大学院では提出しませんでした。
② 提出された方はどなたに推薦書をご依頼しましたか?
社長である父親に推薦書を書いていただきました。
受験生に対するメッセージ
なるべく早く研究計画書に取り組み、自分自身の課題と向き合ってください。
私はGoogleスカラーの存在すら知らない所からスタートしましたが、50本以上の先行研究を読み、徐々に自分の方向性が見えてきました。
MBAは今までの社会人としての実績が試される場です。
諦めずに考え続ける事ができれば、アガルートの講師陣は応えてくれます。
反対に、塾に入ったからと言って講師任せになってしまう人では難関MBAの合格は厳しいと思います。諦めなければきっと道は開けます。頑張ってください!