受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

自己紹介

氏名:非公開

年齢:50歳

合格した研究科:早稲田大学大学院 経営管理研究科

MBAを目指すきっかけ

現在、CHROとして「経営に資する人事」を目指しているが、人事に関する体系的な知識が十分ではない。
また、経営についても本業のコンサルティング業務の中で触れているし、過去に中小企業診断士資格を取得することで学んだが、経営全般を再度アップデートしたいと考えたため、MBAを目指そうと考えた。
その中でも、早稲田大学大学院経営管理研究科は、私にとってもっとも興味のある人材・組織ゼミが存在したが、今春に日経ビジネススクールと早稲田ビジネススクールのコラボのMBA Essentialsの人材・組織について受講し、さらに興味を抱いた。
また、杉浦教授をはじめとするゼミの柔らかい雰囲気もフィットすると感じた。
よって、MBA取得より、人材・組織ゼミでの学びが最大の原動力となった。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

合格実績と、オンライン授業のコンテンツが充実していたため。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

そもそも勉強スタートが遅かったうえに仕事が繁忙で時間が確保できなかったが、早稲田のエッセイの「実務で成し遂げたこと」「キャリアゴール」「研究テーマ」だけは最低限、形にしたいと考えて講義を受けた。
平日は難しかったので土日に中心に対応した。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

T24研究テーマライブラリー-組織開発、T24研究テーマライブラリー-人材開発の講義を確認したが、アイデアが思いつかず、社内でキャリア自律を促進するための施策を講じようと考えていたため、それにまつわる内容にしてなるべく具体的を持たせるようにした。

③勉強のスケジュール

8月 テキスト斜め読み程度

9月 テキスト斜め読み程度

10月 「研究計画書の研究テーマライブラリー」および「出願書類・研究計画書の書き方」の講義を
   部分的に確認(特に人事に関するもの)

11月 早稲田に関する面接対策の動画を一通りチェックした。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

未受講

▼経営学の基礎講座

未受講

▼小論文対策講座(基本編) 

提出した回数:0

▼小論文対策講座(大学院別対策編) 

提出した回数:0

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:0

▼面接対策講座

受講しました。
直前に模擬面接を受けることにより頭が整理された。

▼研究計画書の研究テーマライブラリー

T24研究テーマライブラリー-組織開発、T24研究テーマライブラリー-人材開発の講義を確認

▼各種フォロー制度について(初回添削フィードバック、受験校相談、マンスリーゼミ、質問制度等)

未使用

スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫

スランプになるほど、時間を確保できなかった。
但し、早稲田ビジネススクールのエッセイ提出締め切り時には、毎日深夜まで考えて、ギリギリ期限に間に合わせた形。
普段から、考えていることを言語化しておくことが重要だと感じた。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

上述の通り、ほとんど学習時間は確保できず。

直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

早稲田のエッセイの「実務で成し遂げたこと」「キャリアゴール」「研究テーマ」を纏めることに専念した。
人事関連の授業を受けたり、研究テーマの「キャリア自律」に関連する論文を調査したりすることにより、内容に深みが出せるように心掛けた。

試験期間中の過ごし方

一次選考の合否が判明するまでは、面接対策に入れなかった。
1次選考で合格が判明した後は、面接講座のテキストを熟読しつつ、授業を受講するとともに、You Tubeで早稲田大学大学院の合格体験記を見ていき、イメージアップを図った。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

エッセイ提出時も、面接時も全く合否は読めなかった。
特に面接時は手ごたえがなかった。
ただ、人材ゼミの中にCHROがいた方が、Diversityの観点から面白いと勝手に前向きに捉えて、最後は開き直って臨んだ。

②合格した時の気持ち

勉強は他の人よりできていなかったと思われるが、受験するからには結果を残したかったので、まずはホッとした。
新しい仲間たちと一緒に、新しい学びを得ることにワクワク感があった。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

コンサルティングファームでの20年間以上の経験・成果や、CHRO・経営委員会といった役割をうまくエッセイでもアピールできたことが決め手となったと想定される。
あとは夜間主プロフェッショナル(マネジメント専修)の場合は、ゼミとのカルチャーフィットが重要となる。

②講座の影響度

正直、十分に活用し切れていたわけではないが、研究テーマ探索や面接授業については準備をするうえで大変良いインプットになった。
コンサルティングファームで働いているため、知的好奇心をくすぐるような題名・内容の講座が多かった印象。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

経験豊富な実務家と第一線の学者を中心とする、多彩な教授陣や多様なバックグラウンドを持つ学生から、理論と実践をバランスよく学ぶとともに、それらを自社のビジネスに取り入れられないか否かを、常に意識して取り組み検証していきたい。
また、大学教授陣や学生たちとのネットワークづくりに繋げていきたい。
さらには、MBAで自身の知的好奇心を満たすとともに、幅広くかつ一部深く学ぶことで自分自身をアップグレードしていきたいと考えている。

②今後のキャリアビジョン

今後約4年間はCHROとして自ら掲げたAspirationを実現し、「経営に資する人事」となることが私のキャリアゴールである。
競争力の源泉である「人」を中心として、経営戦略と人材戦略を連動させ、組織と個人がともに成長し、クライアントにとっても社員にとっても「First Choice」となる場所を目指す。
その後は未定ですが、社外取締役等のクライアントサイドのポジションに就任が選択肢の1つとなる。

受験生に対するメッセージ

なぜMBA・志望校で学びたいのか、何を学びたいのか、という点をしっかり自身の中で整理し、クリアに言語化することが合格するうえでもっとも重要だと感じた。
また、大学やゼミとのカルチャーフィットがあるので、研究計画書や論文の出来のいかんにかかわらず、合否が変わると思われるので、その点も事前に可能な限り調査すべきである。
仕事をしながらの勉強やエッセイ等の準備は大変だと思われるが、合格した際の喜びは何にも代え難いので、是非頑張ってください。