合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

自己紹介

氏名:小濱 かおり(こはま かおり)

年齢:28歳

合格した研究科:
早稲田大学大学院 経営管理研究科 全日グローバル
慶應大学大学院 経営管理研究科 MBAプログラム
一橋大学大学院 経営管理研究科 経営管理プログラム
青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 イブニングコース

MBAを目指すきっかけ

新卒で海外就職したため、周りにMBAを取得している人が多く、以前から受験を意識していた。
父が経営している会社を事業承継することが本格的に決まり、自分の現状と将来のキャリアゴールとのギャップを埋めるためには、経営について体系的に学ぶ必要があると感じ、MBAを志望。

実学・実務に重きを置き、民間企業で経験を積んだ魅力的な教授が多いこと、事業承継者に向けた科目が充実していること、ハイレベルで多様な学生と学べることから、早稲田大学を第一志望として受験に臨んだ。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

近年変化しつつあるが、日本においてMBAの認知度は未だ高いとは言えない。
つまり、受験に関する情報量へのアクセスの機会も少ない。
仕事と両立しながら受験勉強をするには、最新の入試情報に基づいて効率的に学習することが、合格への最短ルートだと考え、予備校を検討していた。
その中で、志望する大学への合格者が多く、ブログやYoutube等で、多くの情報を発信しているアガルートを魅力的に感じたため、予備校として選択した。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

あまり難しいことは考えず、自分がどんな人間になり、どんなキャリアを歩みたいのか、に重きを置き、MBA受験は1つのプロセスだと考えていた。
出願書類を作成する時、また面接においても、見栄を張ったり、嘘偽りを言ったりせず、自分が今まで何をしてきたのか、その過程でなぜ今MBAを取りたいのか、何を研究したいのか、修了後は何をしたいのかを素直に伝え、それを大学側に理解し、サポートしてもらいたい、という思いで準備し、受験に挑んだ。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

欧米ではファミリービジネスについて研究が進んでいるため、DeepDyveやCiNiiを利用して、欧米のファミリービジネスについての先行研究を読み漁った。
女性後継者として、自身が気になっている男性後継者と女性後継者の違い、同族経営のメリット・デメリットを中心に、キャリアゴールに繋がり、自分が純粋に知りたい、と思うことからテーマ設定をした。

③勉強のスケジュール

5月 志望校面談、基礎講座2周、「世界標準の経営理論」1周目

6月 「世界標準の経営理論」2目、研究計画書テーマ設定

7月 研究計画書作成・添削
   小論文対策スタート(10月の試験まで1週間に3題くらいのペースで進めた)

8月 出願書類作成、小論文対策

9月 出願書類作成、小論文対策

10月 面接対策、小論文対策

11月 面接対策

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

▼経営学の基礎講座

私が受験する全ての大学がゼネラリスト系であり、細かい経営の知識の暗記をする必要はなかったが、小論文の予備知識として基本的な経営学の知識を理解するために利用した。
1回目は動画を視聴し、2回目はダウンロードした音声で移動中に聴くことができた。
内容は体系的に分かりやすくまとめられているため理解しやすく、また小論文に使いやすい事例も含められていた。
筆記試験の前には、事例を何度も復習し、各テーマ毎に説明できるように頭に叩き込んだ。

▼小論文対策講座(基本編) 

提出した回数:0回

全ての問題を解いたが、解答例で十分であったため、添削の提出はしなかった。
各テーマについて使用されている事例を復習し、こういうテーマならこれを書く、というのを大まかに決めていた。

▼小論文対策講座(大学院別対策編) 

提出した回数:0回

自分の受験する大学の問題を一通り解き、試験前に復習した。
慶應大学は過去問をキャンパスでしか公開していないため、地方に住んでいる私にとって過去問にアクセスできることはありがたかった。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:1 回

過去の合格者の出願書類、研究計画書は非常に参考になり、ポイントを押さえて書類の作成をすることができた。
第一志望の早稲田大学の出願書類、研究計画書を早い段階で添削していただき、他の大学の出願にも利用することができた。
指導された先生に、かなりの確率で合格できるのではないか、と励ましの言葉をいただき、自信になった。

▼面接対策講座

過去の面接内容を知ることができ、実際の面接試験でもアガルートが想定している「事業承継者向け」の質問を聞かれることがほとんどだった。
面接準備段階で、各大学の面接内容を何度も振り返り、自分でも同じ質問に答えられるように準備をした。
青山学院大学では英語面接があるかもしれない、という情報も(私は結局聞かれなかったが)過去の面接から知ることができ、先に英語で答えられるように対策することができた。

▼研究計画書の研究テーマライブラリー

自身の研究テーマを決める前に、全ての動画に目を通した。
どのような観点でテーマを決めると良いのか、独創性の重要さを知るのに良い講座だと思う。
常に情報がアップデートされている感じがあり、飯野先生が最新の情報を生徒に届けようとしていることが伝わった。

▼各種フォロー制度について(初回添削フィードバック、受験校相談、マンスリーゼミ、質問制度等)

全てのフォロー制度において、レスポンスが早く、面談も希望する日程ですぐ予約することができた。
特に模擬面接では、圧迫面接をしていただき、論理的に話す訓練になった。

スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫

仕事が忙しく、勉強に時間が取れない時もあったが、隙間時間に時事問題に触れたり、経営学の本を読んだり、少しでも知識を入れるように努力した。
また、出願前に慌てないように出願書類や研究計画書は早めに作成し、すぐ提出できるように用意していた。
面接の前は緊張で寝れないこともあったが、分からないことは分からないと言い、それを学ぶためにMBAを志望している、と話そうと決めていた。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

朝に日経新聞を読んだり、散歩する時間に基礎講座の音声を聞いたり、隙間時間に動画を観たり、本を読んだりして、毎日少しでも受験に向き合う時間を作るように努めた。
休日や仕事終わりのまとまった時間には、先行研究の読み込みや出願書類の作成、小論文の練習に取り掛かった。

受験勉強ではあるが、事業承継し、会社を経営するというキャリアゴールの一環であり、知識を短期的に詰め込むのではなく、自分が学びたいことを学び、業務でどう活かすかを考え、あまりストレスなく学習を進めることができた。

直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

学習内容は特に変えず、アガルートのテキストの復習、また受験を通して2周読んだ現WBSの教授である入山先生の「世界標準の経営理論」にもう一度目を通して、知識を定着させた。
面接に関しては、特に

  1. MBAを志望する理由
  2. なぜ〜〜大学か
  3. 将来のキャリア計画
  4. 承継する会社の業界の問題と将来性、マクロ環境分析
  5. 過去の業務内容

についてはスラスラと自分の言葉で話せるように準備した。
試験前はもちろん緊張したが、やることはやったと自信を持って試験に臨んだ。

試験期間中の過ごし方

一次試験に合格した後には、約2週間前から面接対策に取り掛かった。
前日までは、まとまった時間を用意するというよりは、面接のことをなんとなく意識して、思いついた質問内容を予測し、その都度何を話すか考えていた。
気になることがあればメモに取り、調べて、重要なポイントを箇条書きにしてまとめていた。
前日と当日は、今まで思いついた予想する質問を羅列し、それに繰り返し回答し、スムーズに話せるように練習した。
質問に対し、一字一句覚えるというよりは、キーワードだけ覚え、ストーリーを話せるようにすることがポイントだと思う。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

面接では、過去の経歴を評価してくれるような発言を聞くことができたし、研究計画書にも興味を示してくれたため手応えを感じた。
終始和やかな雰囲気で、事業承継する会社のことや業界のこと、研究テーマの設定に至るまでの経緯等、面接官の意見も含めながら、楽しく話すことができた。

②合格した時の気持ち

面接では、過去の経歴を評価してくれるような発言を聞くことができたし、研究計画書にも興味を示してくれたため手応えを感じた。終始和やかな雰囲気で、事業承継する会社のことや業界のこと、研究テーマの設定に至るまでの経緯等、面接官の意見も含めながら、楽しく話すことができた。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

面接では、過去の経歴を評価してくれるような発言を聞くことができたし、研究計画書にも興味を示してくれたため手応えを感じた。
終始和やかな雰囲気で、事業承継する会社のことや業界のこと、研究テーマの設定に至るまでの経緯等、面接官の意見も含めながら、楽しく話すことができた。

②講座の影響度

MBA受験とはどういうものか、どのように学習を進めていくか、どのような判断基準で志望校を選定するか等、基本的な情報から経営学の基礎知識、小論文のトレーニング、面接対策に渡り、アクセスできる情報量のおかげで合格に近づけたと思う。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

経営者に必要な経営学の体系的な知識の習得、その知識をツールとして、様々な状況下で迅速に正しい戦略的意思決定ができるスキルを身につけたい。
また、MBA内での教授や生徒との人脈を構築できることも期待している。

②今後のキャリアビジョン

私は祖父が創業し、現在父が経営している会社を事業承継する予定である。
経営者として、安定して収益を生み出すビジネスモデルと並行し、環境の変化、金融経済情勢に合わせた事業に取り組み、会社を存続、発展させたい。
また利益を追求しながらも地域や社会に貢献し、世の中や人にとって「正しい」事業に取り組んでいきたい。

推薦書について

①提出されましたか?

必須だった。

②提出された方はどなたに推薦書をご依頼しましたか?

事業承継入試では、事業主である父からの推薦書が必要であったため、父に依頼した。

受験生に対するメッセージ

自分にとってなぜMBAが必要なのか、MBAで習得した知識で何をしたいのか、その上でどのMBAが適しているのか、これらの3つの軸がMBA受験にとって最も重要だと思います。
出願書類や研究計画書を通して、自分と向き合い、小論文対策として、基本的な経営学の知識を獲得し、面接を通して、実績のある教授と会話をすることができました。
皆さんにとっても、MBA受験が実りの多い経験でありますように。
合格をお祈りしています。

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