早稲田大学MBA合格者の声|長期の学習計画を立て効率的に準備を進めた! 柴田 美里さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
自己紹介
氏名:柴田 美里(しばた みさと)
年齢:33歳
合格した研究科:早稲田大学大学院 夜間主プロフェッショナルファイナンス専修
MBAを目指すきっかけ
普段仕事をしている中で、自分自身の知識・スキルの不足を感じていたこと、今後のキャリアパスを考えた時にMBA経験が必要だと感じたことから、MBAを目指すことにしました。
当初は海外留学してMBAを目指したいと考えましたが、目指していた時期が、コロナ渦~コロナ明けの時期で、会社の海外MBA派遣制度が凍結してしまったことと、仕事での目標も明確になってきたこともあり、仕事をストップさせて海外留学することは選択肢から外れ、仕事をしながらMBAを取得できる国内・夜間のMBAを目指すことにしました。
アガルートアカデミーをお選びいただいた理由
いくつか受験予備校を比較検討していました。
コストだけで言えばもっと安価な予備校もありましたが、講座内容が不十分だったり、講座内容とコストがアンマッチだったり、講座内容とコストの関係について、最も納得感を持てるのがアガルートだと思い、選択しました。
また、アガルートは他の予備校と異なり、合格者数に加えて受験者数も公表しており、合格率を明示している点に好感を持ったこと、合格実績の多さから、アガルートを選択しました。
勉強の方針とどのように勉強を進めていたか
①勉強の方針
WBSは、今年度から1次の小論文試験がなくなり、出願時のエッセイ課題提出に代えられたことで、当初考えていた勉強計画から見直しが必要になりました。
小論文試験がなくなったことで、小論文対策の必要性が低くなりましたが、課題は全件しっかり取り組み、提出しました。
結果、研究計画書やエッセイ課題の作成にあたって、分かりやすい文章構成に役立ったと感じています。
経営学の基礎講座についても、当初は何回も動画を見て、記憶として定着させようと考えていましたが、1回通しで動画を見た段階で小論文試験がなくなることが分かり、面接でも(WBSの面接では)経営学の知識まで問われることはないと判断できたので、エッセイ課題作成時に、経営学の知識を少し盛り込む際にテキストを参照する程度の活用に留まっています。
②研究計画書のテーマ設定までの流れ
普段の仕事の中で課題感を持っているテーマがあったので、テーマ設定はすんなり進みました。
ただ、設定したテーマが、自社の課題の解決だけを目的としたものにならないよう、いかに一般化させていくか、また、経営学的な要素をどう盛り込むかというところに、少し時間がかかりました。
研究計画書としての厚みを持たせるため、先行研究についても幅広く探索しました。
③勉強のスケジュール
5月 志望校選択、経営学の基礎講座受講
6月 志望校選択、受験校相談
7月 研究計画書作成、小論文対策、経営学の基礎講座受講
8月 小論文対策
9月 出願書類作成、エッセイ課題作成
10月 模擬面接
11月 面接対策
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
▼国内MBAの入試攻略講座
一番始めに視聴しました。
受験準備の流れ、力点を置くポイント、志望校選びのポイントなどが網羅されており、全体像を掴むことができました。
▼経営学の基礎講座
経営学の全体像と、自信の研究計画書に引用できるフレームワークなどを把握できました。
▼小論文対策講座(基本編)
提出した回数:11回
▼小論文対策講座(大学院別対策編)
提出した回数:6回
▼出願書類・研究計画書の書き方講座
提出した回数:2回
▼面接対策講座
動画については1回視聴し、テキストは自分とバックグランドや研究内容等が似ている方の部分を数回拝見しました。
▼研究計画書の研究テーマライブラリー
研究テーマはすぐに設定できたため、活用していません。
▼各種フォロー制度について(初回添削フィードバック、受験校相談、マンスリーゼミ、質問制度等)
受験校相談では、夜間主総合かファイナンス専修で迷っていたところに対して、適切なアドバイスをいただけました。
添削フィードバックでは、先行研究の選択方法や内容の一般化についてアドバイスをいただきました。
スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫
自身の専門性やバックグランドを考えた時に目指すべき大学も明確で、志望校選びもスムーズに進み、また、研究計画書も、普段の業務で課題感を持っていることに研究的な要素を盛り込むだけで、スムーズに書き進めることができたため、正直、スランプや挫折はありませんでした。
一点、心配だったとすれば、研究計画書の内容の視座が低いかも…と、二次試験(面接)の直前で感じた時です。
自身の業務上の課題感や目標ばかりを語り、その先で、どのように社会貢献するのかといった視点が欠けていると感じたからです。
ただ、もし、面接でそんな雰囲気を感じたら口頭で補足しようと切り替えることで、乗り越えました。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
基本的に土日を使って、講座の動画視聴や小論文対策、研究計画書の作成を行っていましたが、1日のタイムスケジュールを細かく考えるより、勉強スタート時点(私の場合5月)から、試験当日(早稲田の場合11月)までの長期の学習スケジュールを立てて、いつまでに何をインプットしアウトプットするのかを明確にすることで、効率的に準備が進められるように意識しました。
そうすることで、準備不足と過度な勉強の両方を防ぐことができたと思います。
直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)
1次の小論文試験がなくなったため、「直前期」という感覚はあまりありませんでしたが、強いて言えば、出願2週間前にテーマが発表されたエッセイ課題の作成は、少し緊張感がありました。
結果的に、テーマとしては難易度は高くなく、普段の業務での課題感や過去の体験からの振り返りに肉付けしつつ、経営学のフレームワークに当てはめられそうな所を探す形で仕上げました。
私の場合、小論文対策講座(大学別)の提出可能回数を使い切ってしまっていたので、事前に講師の方にエッセイ課題の添削をしていただけなかった点が失敗だったかと思います。
試験期間中の過ごし方
面接対策として、研究計画書や先行研究、自身の大学院時代の研究の読み返しや、想定質問対策などにあてました。
研究計画書や先行研究の読み返しについては、実際に質問されることをイメージして、簡潔にかつ深掘りされすぎないように答えられるように準備をしていました。
想定質問対策については、面接対策講座のテキストに記載の面接再現を読み、早稲田であればみんな聞かれるであろう質問、自分の場合に聞かれるであろう質問に分け、前者の質問に対しては減点のない回答を、後者の質問に対しては少しでも加点になるような回答を考えました。
受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち
①受験した時の手ごたえ
自身の普段の業務内容とファイナンス専修とのマッチングについて、少し疑問を持たれた感はありましたが、最終的には面接中に「勉強熱心そうですし、大丈夫そうですね」と言っていただき、大丈夫かなと思えました。
②合格した時の気持ち
企業派遣入試の枠で受験しており失敗できなかったため、ホッとしました。
企業派遣の場合、合格後の手続きが煩雑かつ手続き完了までの時間があまりないので、人事部との調整などすぐに始まり、余韻に浸っている時間はあまりありませんでした。
振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか
①合格の決め手
合格の決め手は、①志望校、②自分自身の特性・バックグラウンド、③研究計画書の①~③のマッチング度合いかと思いました。
①と②については、受験校相談やマンスリーゼミの活用が良かったです。
③については、添削フィードバックを活用しました。
②講座の影響度
今年は小論文試験がなくなったこともあり、経営学の基礎講座の重要度が高くないかとも思いましたが、エッセイ課題の作成時に、大いに活用しました。
また、小論文対策講座で学んだ、文章の書き方のスキルや伝え方のスキルは、研究計画書やエッセイ課題の作成にはもちろん、面接対策にも活きたと感じています。
卒業後のキャリアについて
①MBAに期待するもの
経営学の幅広い知識の習得はもちろんですが、日々のディスカッション等で鍛えられるであろう自己表現力やアウトプット力の向上にも期待しています。
その点で、国内最大規模のラーニングコミュニティを有するWBSの中で、優秀な人材との繋がりに期待しています。
また、最終的な修士論文で、日々の業務では追及できない(普段の業務の中では、様々な制約があり、自身の理想を追求して考えることは困難なため)自身の抱く課題を追及して考え抜く経験も、有意義なものになると考えています。
②今後のキャリアビジョン
自社・自グループの経営層として、事業の成長を推進する人材になることです。
そのために、MBAで幅広い経営知識やスキルを身に着け、企業経営に関する専門性を有しつつ、自身の不動産に関する専門性も高度化して、唯一無二の人材に成長したいと思っています。
自社・自グループの事業の成長を実現した先で、どう社会貢献するのか、どんな未来を創造するのか、まで考えられるようにならなければいけないと感じていますが、現時点では月並みなことしか思い浮かばず、そこに対する回答についても考えられるMBA期間にしたいと考えています。
推薦書について
①提出されましたか?
提出しました。(推薦文はなく、推薦者のサインのみ)
②提出された方はどなたに推薦書をご依頼しましたか?
自組織所属の取締役
受験生に対するメッセージ
自分自身、合格をしただけで、まだまだMBA進学のスタートラインに立つ権利を得ただけなので、MBAチャレンジという選択が、正しかった!自分の人生やキャリアに必要不可欠な時間だった!と、自分自身はもちろん周りにも認識されるように、MBAでの2年間、とにかく走りぬいて、悔いを残すことなく、やり切りたいと思います。
そして、今後MBAへチャレンジされる方に、どこかで何か熱いメッセージを届けられるような人材になりたいと思います。