合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

自己紹介

氏名: 久田 友和(ひさだ ともかず)

年齢:43歳

合格した研究科:
青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科
立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科

MBAを目指すきっかけ

MBAは、あくまでキャリアゴールを実現するための手段でしかない、と考えていました。
私のキャリアゴールは、自身が勤める会社の代表取締役に就任することです。

代表取締役となり、上下水道の老朽化対策、衰退が加速する地方のまちづくりの支援、海外においては劣悪な上下水道の環境改善、地球規模で多発する豪雨災害による被害軽減などに、もっと力強く、もっとスピーディーに貢献したいと考えます。
このキャリアゴールを実現するためには、MBAの取得が最善であると考えました。
MBAの取得を通して、経営者に必要なリーダーシップ、マネジメント力、実行力と、経営に関する理論と実践に関して、体系的に学ぶことができると考えたからです。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

アガルートを選んだ大きな理由は3点あります。
1点目は、実績です。

昨年は独学で挑んだ結果、独学では到底合格できそうにないことを知りました。
実績が豊富で、かつ情報発信を適宜されているアガルートを選びました。
MBAに関する情報が少ない中では、私は信頼と実績を重視しました。
2点目は、オンラインで完結できることです。
対面による先生や受験生とのリアルならではの情報交換も魅力的ですが、私にとっては、自分にとって都合の良い時に学習できるオンラインに分がありました。
3点目は、お得なキャンペーンです。
昨年は残念な結果だったので、合格するための投資は覚悟していましたが、少しでもお得にしたい、という人間の欲を見抜かれて(笑)、割引制度を活用して申し込みしました。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

昨年は独学で、見事木っ端微塵に撃沈されたので、今年こそは、という覚悟をもち、周りに宣言することで自らを追い込みました。
スケジューリングが大事なので、逆算して計画を作りました。(仕事との兼ね合いもあり、すべてが順調だったわけではありませんが。)
8月以降のラストスパートは、息が詰まるくらいにハードでした。
大事なお金と時間を投資しましたが、今振り返ると、歯を食いしばり、最後まで走り切って、本当に良かったと思います

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

テーマ設定に苦労しました。
自分が描くキャリアゴールや、これまでのビジネスでの取り組みや、自己PR 等は固まっているものの、これらと一貫性がある研究テーマの設定がなかなかできませんでした。

先行研究の調査にもかなり時間を割きましたが、自分一人で考えていると、どうしても抽象的なものになってしまいました。
チェックバックを受けて、考え直すことを3回繰り返しました。
また、自身の属性の問題で落とされることは、かなりの確率が高いことも承知していました。
ただ、チャレンジしないと後悔する、との思いとの狭間だったので、余計に研究計画書に身が入らない、という負のループに陥ってしまいました。

③勉強のスケジュール

3月 アガルートの申し込みが完了

4月 テキストの読み込みを開始、徐行運転

5月 4月に同じ、徐々にスピードアップ:朝勉、仕事帰りにカフェ、土日は図書館

6月 5月に同じ、小論文の基本問題の添削開始

7月 大学別の研究計画書を読み込み、研究テーマの検討開始(国立国会図書館に通う)
   トップで始まる立教の研究計画書を作成開始
   大学院別の研究計画書と面接レポートを読込み
   大学院の説明会に参加して理解を深めるとともにモチベーションアップを図る

8月 7月に同じ、2番目に始まる青学の研究計画書の作成、添削修正
   面接対策(立教)、早稲田、一橋の研究計画書の作成、添削修正
   引き続き、大学院の説明会に参加:リアル版にも参加し、さらにモチベーションをあげる

9月 早稲田、一橋の研究計画書の添削修正、一橋の小論文過去問

10月 面接対策(青学)、一橋の小論文過去問
   早稲田と一橋の不合格通知をもって、MBAチャレンジを終了

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

ざっと視聴しました。
国内MBAそのもの、求められている人物像や必要なポテンシャルなどをお聞きして、受験の気持ちを高めることができました。

▼経営学の基礎講座

テキストはボロボロになるくらい、何度も読み込みました。
家でテキストの復習を兼ねてオンラインで講義を1.5倍速で確認し、テキストに載っていない貴重なコメントをテキストにメモして学びました。

▼小論文対策講座(基本編) 

提出した回数:4回

書き方や注意箇所など、実践を踏んで体で覚える必要があることをここで学びました。
いくら対策本を読んでも、自分の頭に汗をかいて負荷をかけないといけません。
大学院別の小論文対策とは、当然ながら毛色が異なりますが、入り口としては良いと思いました。

▼小論文対策講座(大学院別対策編) 

提出した回数:6回

早稲田の課題エッセイで2回、一橋の過去問で4回 計6回提出しました。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:5回

立教で1回、青学で1回、早稲田で3回、一橋は0回。

▼面接対策講座

1回

トップバッターの立教大学の対策として活用しました。
1回のオンライン面接対策を踏まえて、昨年の独学の場合とは比べようもないくらい、落ち着いて対応できました。

▼研究計画書の研究テーマライブラリー

研究テーマの絞り込み、ヒントを得るために何度も確認しました

▼各種フォロー制度について(初回添削フィードバック、受験校相談、マンスリーゼミ、質問制度等)

初回添削フィードバックは有効です。
短時間ではありますが、残り時間でやるべきことを整理できました。
受験校相談も有効です。
最近卒業された方ならではの詳しい情報を教えてくれました。

私のように、周りにMBAホルダーがいないなど、生の情報に触れることができない方にとっては、非常に心強いと思いました。
属性から厳しいことは覚悟の上でチャレンジし、見事砕け散ったのですが、後悔はありません。
マンスリーゼミも有効です。
テキストには載っていない最新情報を仕入れることができるとともに、同じ受験生ならではの質問と、質問に対する回答も確認することができる貴重な機会でした。

スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫

運動して汗をかくことで、気持ちをリセットしていました。
走っていると無になることができるのと、リフレッシュできました。
ほかに、出張で上司と一緒だと夜の食事も一緒になり、お酒を飲むことになるのですが、どうせ勉強時間を確保できなくなるのなら、とその機会をうまくリセットの機会に変換していました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

毎日、テキストを開いて学習しました。
忘れてしまうことを前提に、何度も回しました。

平日は、朝の通勤時に40分、会社に朝早く到着してから40分、お昼休みに30分、帰宅の電車内で40分程度を繰り返しました。
6月からは、会社帰りに図書館に通いました。
土日は、少し多めの睡眠と溜まった用事の処理とともに、運動とリフレッシュにも時間を割きました。それ以外は勉強の時間に充てました。

直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

今が頑張り時で、みんなもしんどい時、と自分に言い聞かせていました。
もやもやして心が晴れない時や、落ち着かない時、なかなか手が進まない時は、割り切って、走ったり、ジムで汗を流してリフレッシュに努めました。
毎日、現在時点の最新版の研究計画書や志望動機、添削いただいた資料などを持ち歩いていました。
少しでもより良いものとするため、後悔しないよう、今できることは何でもやろう、という気持ちで取り組んでいました。
もちろん、大学院の募集要項、面接のやり取りなども持ち歩き、気持ちを高めていました。
X(旧ツイッター)などからも、最新情報の入手を徹底していました。

試験期間中の過ごし方

研究計画書等の必要資料を提出した後は、疲れた体を労わるためにも、ゆっくりした時間を意識的に確保しました。
その後、面接対策と小論文試験の対策に集中しました。
面接対策は、MBAを目指す理由と大学院の志望動機、自己PRなどをスラスラと話すことができるように徹底的に練習しました。
また、大学院別の面接レポートを参考に、その後の質問回答についても準備しました。
小論文対策は、本来の時間よりも少し短めに設定して、過去問に挑戦しました。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

合格した2校は、面接を終えて、なんとなく大丈夫な気がする、という感覚がありました。
逆に、面接にも辿り着けずに敗れてしまった2校は、研究計画書の提出時点で、大丈夫じゃない気がする、という感覚がありました。

というのも、属性の時点でマイナススタートなので、非常に厳しいだろう、という感情が強くなっていました。

②合格した時の気持ち

1校目の立教大学の時は、「よし!!」という、素直な気持ちと、ホッとしました。
2校目の青学の時も、「よし!!!」という気持ちと、とても嬉しく、気持ちが晴れやかになり、苦労が報われたと思うことができました。
また、これでスタートラインに立てる、と思うのと同時に、大変だけどやってやる、と決意することができました。
一方、残り2校の発表はまだ控えているので、感情を爆発させることはできませんでした。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

①合格の決め手

アガルートのおかげだと思います。
本当に、最短ルートで辿り着けたように思います。

やるべき事が明確であり、大学院別の特徴など、情報も豊富でした。
あとは、本人の熱意、でしょうか。
センスの塊のような人とは異なり、属性が劣り、年齢も若くない私からすると、愚直に、信じて取り組み続けることができたか、のような気がします。

②講座の影響度

講座の影響度は、かなり大きいです。
MBA受験対策として、とても満足しています。

私は一橋、早稲田とご縁はなかったですが、一橋、早稲田を目指す人にとっては、マンスリーゼミや添削の影響度は非常に大きいと思います。

卒業後のキャリアについて

①MBAに期待するもの

国内MBAの存在価値は、海外には遠く及ばないものの、徐々に倍率があがっていることからも、見直しが進んでいるような気がして、国内MBA市場や関係者にとっては、非常に喜ばしいことだと思います。
今後、さらにMBAホルダーの市場価値をあげていくためには、私たち自身がビジネスで成果を出さなければならないと思います。

MBAに期待するものとしては上記の通りで、それ以上はないような気がします。
冒頭の「MBAを目指すきっかけ」でも記載しましたが、MBAはあくまで手段の一つだと思いますので、MBAそのものに期待することは違うような気がしました。

②今後のキャリアビジョン

私のキャリアゴールは、自身が勤める会社の代表取締役に就任することです。
代表取締役となり、上下水道の老朽化対策、衰退が加速する地方のまちづくりの支援、海外においては劣悪な上下水道の環境改善、地球規模で多発する豪雨災害による被害軽減などに、もっと力強く、もっとスピーディーに貢献したいと考えます。

推薦書について

①提出されましたか?

はい、青学と一橋に提出しました

②提出された方はどなたに推薦書をご依頼しましたか?

直属の上司(執行役員・事業戦略室長)に依頼しました。

受験生に対するメッセージ

MBA受験は年々人気が高まり、その分倍率が高まることで、難しくなっている傾向にあります。
ご存じの通り、時間はみんなに平等で、かつ有限であり、お金で買うことはできない、とても貴重なものです。
また、ご存じの通り、MBAをつかみ取るには、残念ながら、この難しい倍率を突破しなければスタート地点に立つことはできません。
ならば、「時は金なり」の言葉通り、お金で合格へのチケットを買う、という考えで挑む方が、結果としてコスパもタイパも優れている、と私は考えました。
そして、私はアガルートを選び、チケットを掴みとりました。

最高の結果を掴みとるために最適な判断を下し、その後は愚直に信じて突き進むことで、暗いトンネルから抜け出すことができると思います。

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