中央大学・立教大学MBA合格者の声|独学からアガルートに切り替えて念願の合格! 鎌田 博行さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
自己紹介
氏名:鎌田 博行(かまだ ひろゆき)
年齢:44歳
所属企業:株式会社みんなの銀行
最終学歴:大学卒業
合格した研究科:
中央大学大学院 戦略経営研究科
立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科
MBAを目指すきっかけ
私のキャリアゴールは、企業が永続的に成長できるよう、戦略を立案し実行できる人材になること。我々のターゲット層であるZ世代向けにベンチャーキャピタルを創出し、今後、労働人口の太宗を占める彼らに成長の機会を提供していきたい。
その達成の為には、会社全体における整合性(ALIGNMENT:会社の目的、ビジネス戦略、組織能力、組織構造、マネジメントシステム)を意識し、全体の継続的収益化に繋げていく必要がある。
その学びとしてMBAへ進み、実務に役立つ経営の知識を体系的に学ぶことで、洞察力、情報・データに対し意味付ける能力、理解力、必要なデータを抽出する能力などを徹底的に鍛えていきたい。
以上は、志願理由書の記載ですが、銀行でビジネス部門と接する中で、幅広に業務の幅を広げたい。
戦略やマーケティング、アカウンティングやファイナンスをトータルに学びたいと考えたのが、目指すきっかけだったように思います。
その後、MBA入門書を読み進める中で、進学したいとの思いが強くなった感じです。
実際、早稲田のMBAエッセンシャルズ(日経主催)を受講し、そこで学ぶかたがたからのインスパイアも大きかったのかもしれません。
アガルートアカデミーをお選びいただいた理由
特に、他校との比較検討は実施していません。
WEBで予備校を検索すると、アガルートがトップ表示されたのと、オンラインで受講可能な点、飯野先生の無料配信動画がわかりやすかった点、学費がリーズナブルだった点でしょうか。
実際、①基礎講座の受講から、②研究テーマの探し方、③出願書類・研究計画書の書き方、④面接対策など、フルカリキュラムの受講を行いましたが、経営学を基礎からストーリー仕立てで学べる点は、とても理解に繋がりました。
また、学習サポートとしてのホームルームは、他受験生と同じ悩みを共有したり、おすすめの志望校をピックアップいただいたり、とてもためになりました。
勉強の方針とどのように勉強を進めていたか
①勉強の方針
配信動画を、お風呂で半身浴しながら聴き続けました。
聞き流しましたが正しいかもですが(笑)。
受講当初は、動画視聴、テキスト読み込み、章末の小論対策とステップを踏んでいましたが、基礎講座を1周したぐらいからは、動画視聴中心に切り替え、かつ1.5倍速や2倍速でなんども視聴し理解に努めました。
9月から研究計画書の執筆に着手。テーマ検討の為に週末は国会図書館に通いました。
国会図書館は静かで、同じく勉強されているかも多いのでよい刺激になるのではと思います。
カップ麺やお弁当もあるので、図書館内で1日過ごすのも十分可能かと思います。
土曜午後は抽選制なので、午前の抽選なしからの入館をオススメします。
直前期は小論文対策を行いました。
②研究計画書のテーマ設定までの流れ
研究計画書が一番苦労しました。
まず、研究テーマをどうするかと、これまでのキャリア、今後のキャリア、どうしてMBAなのかをリンクさせる必要があり、何度も添削をお願いしました。
動画配信、テキストを1周したのち、研究テーマの執筆に着手したのですが、身近な悩みをテーマにすると、それってMBAで研究すべき課題ですかとなり、テーマ自体を複数回変えました。
その都度、1からの作成となるので相当悩みました(笑)。それが、飯野先生がおっしゃる思考体力と信じて(笑)。コーポレートガバナンスやマーケティングは、現職(IT)との親和性がないし。
最初は、ダイナミックケイパビリティ―をテーマに国会図書館で文献を探しました。
執筆-添削を繰り返すうちに、リーダーシップのほうがより身近なテーマ、親和性が高いとの結論に至り、最終的にはリーダーシップ論を研究テーマに設定しました。
③勉強のスケジュール
1月
2月 予備校選び。個人的にはアガルート以外考えてなかった。
3月 受講開始
4月 どう進めていくか試行錯誤。ホームルームを見つつ、対象校を検討していく。
5月 基礎講座・テキスト1周目。
6月 基礎講座・テキスト2周目。
7月 基礎講座・テキスト3周目。多少中だるみ。
8月 研究テーマの探し方講座、出願書類・研究計画書の書き方講座を中心に視聴。
9月 提出書類の添削を依頼①
10月 提出書類の添削を依頼②
11月 提出書類の添削を依頼③
12月 小論分対策、基礎講座の復習
1月 受験開始
2月 合否
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
▼国内MBAの入試攻略講座
MBAの概要について理解が深まった。(MBAとは、MBAの歴史、国内MBAで学ぶ意義、国内MBAを取得するメリット、国内MBA入学後のスケジュール、国内MBA終了後のキャリア)。
実際、初回のイントロダクションとして使ったが、今回改めて視聴すると、今後についても語られており、とても参考になった。
▼経営学の基礎講座
一番視聴した講座。
半身浴をしながら繰り返し確認した。
一度では理解できないことも、目、耳をフル活用して、飯野先生のフレーズが頭に入るまで繰り返した。
実際、聞き流しているだけでも、よいインプットになるので、経営学を体系立てて学ぶには非常に有意義な講座だと思う。
また、社会学、心理学、経済学のエッセンスがちりばめられており、ストーリ仕立てで理解できる。
▼小論文対策講座(基本編)
提出した回数:0回
早稲田受験のみで必要だったことから提出していない。
ただ、小論文対策講座の中で、大学側は内容×文章の伝達効率で判断している、というフレーズがとても記憶に残っている。
基礎講座の各章末の問題を何度も繰り返し、模範解答との差を復習する方法とした。
第三者に客観的に判断いただく意味では提出すればよかったが、時間的制約もありなかなか難しかった。
▼小論文対策講座(大学院別対策編)
提出した回数:0回
同上。
▼出願書類・研究計画書の書き方講座
提出した回数:4~5回
実際、第一志望の早稲田の設問を基に出願書類を作成した。
早稲田は各設問が1000以内と内容の凝縮が必要なので、そちらをベースに他校の書類も作成した。
添削-修正-提出といった作業を複数回繰り返した。
一番苦労したのが、研究テーマのところで、テーマは何度か変更している。
上述の通り、これまでのキャリア、今後のキャリア、どうしてMBAなのかをリンクさせる必要があり、何度も提出書類の添削をお願いした。
実際、研究テーマの探し方講座からヒントを得て、国会図書館に足しげく通ったことは、よい思い出である。
▼研究テーマの探し方講座
すべての動画配信を3往復したのと、私は研究テーマに「ダイナミックケイパビリティ理論」と「両利きの経営」、および、「リーダーシップ理論」据えたので、先行文献を閲覧しに国会図書館へ足しげく通った。
また、そこで閲覧した巻末書籍もいくつか確認し、テーマに奥行きを持たせるよう工夫した。
▼面接対策講座
動画配信を確認したのみ。
これまでの転職でもそうだが、基本的に面接の受け答えはそんなに苦手ではないので、特に疑心暗鬼になることなく、自然体で臨めるよう普段のスタイルを維持した。
あとは、最新のトレンドも触れることができるよう、NewsPicksを契約し幅広にインプットの一助とした。
▼各種フォロー制度について(Facebookの質問制度、受験校相談、ホームルーム)
ホームルームが特に楽しかった。
他の受講生のかたの進捗度合いや質問に共感することも多く、飯野先生からのおすすめMBAは、モチベーション維持に年間通して役立った。
スランプ・挫折・それを乗り越えるための工夫
前述の通り、研究計画書の執筆が一番苦労した。
何度もテーマを変えたり、深堀したりを繰り返すうちに、本当に出願に間に合うのだろうかといった葛藤とプレッシャーで、時に気が滅入ることもあった。
そういったときは、NewsPicksや日経新聞から新たなエッセンスを得たり、英語(TOEIC)や簿記の勉強をしたり、他教科で気を紛らわすことで、モチベーションが維持できるよう工夫した。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
動画配信が中心。
特に、半身浴での視聴がおススメと思う。人によるが(笑)。
コロナ禍もあり、基本テレワークなので、時間的余裕は多かったほうかと思う。
通勤時には、ありきたりではあるが隙間時間を利用し、動画を視聴した。
どこまで動画を確認したかわからなくなることも多かったので、スマホにメモを残し、続きからストレスなく続けられるよう工夫した。
直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)
出願書類の最終チェックと基礎講座、研究テーマの探し方講座、出願書類・研究計画書の書き方講座を繰り返し視聴した。
また、提出文書をWebメールに送ることで、隙間時間に自分の書類がどう見えているのか、どこを深堀されそうか、客観的に確認する(自問自答)を繰り返した。
そうしたことを繰り返すと、相手が確認したいポイントや、その質問の背景など、おぼろげながら見えてくるので、それを面接対策の一助とした。
あとは、大学のシラバスやHP、パンフレットを参考に、在校生がどういった思いでMBAを目指しているのか参考にした。
出願書類・研究計画書の書き方講座は、過去のアガルート受験者が合格したレベルの記載があるので、とても参考になった。
試験期間中の過ごし方
コロナ禍ということもあり、あまり外出せず、飲み会等のお誘いも極力断り、人との接触を極力避けた。
また、音楽を聴いてリラックスしたり、英語や簿記、資格試験の勉強をしたりと、学習習慣を落とさないよう努めた。
また、興味のある分野の本を読んだり、NewsPicksを見たり、幅広なインプットを行うことでモチベーションの維持に努めた。
出願以降は、できることは限られてくるため、自然体で臨めるよう体調管理に努めることが大切ではないかと思う。
受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち
①受験した時の手ごたえ
合否結果は、結果が出るまで分からなかったが、面接の最後に、職場からそんなに遠くないですね、との言葉をいただき、いけるかな、との思いもあった。
上述でも記載の通り、今までの努力と自然体で臨むことが結果に繋がると思うので、平常心で臨めばよろしいかと思います。
MBAは学校によっては、春入学、秋入学とか複数受験が可能なスクールも多いため、ターゲットを決め、そこに向けバックキャスティングで計画していく事が重要かと思います。
②合格した時の気持ち
月並みですが「嬉しい」のひと言です。
発表の日は一杯ひっかけて帰りました(笑)。
1年前は独学で受講し、その時もベストを尽くしていたものの、芳しい成績が納められなかった(どうして不合格となったのかわからなかった)ため、どこに差があるのか、それを学びにアガルートで勉強しました。
1年間の勉強の成果が実ったとの想いから、喜びもひとしおでした。
1年前との圧倒的な差は、経営学の基礎について何も理解できてなかったな、と自身の成長を実感しました。
振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか
①合格の決め手
アガルートで、飯野先生に出会えたことかと思います。
ストーリー仕立ての講義はとても分かりやすく、また、月次のホームルームは、モチベーション維持に役立ちました。
また、飯野先生自身もMBAホルダーで、そこでの学びや学友との関係性、私が学院生活で思いうかぶイメージを共有いただけた事は本当に有難かったです。
また、私もファッションすきなので、そういったキャラクターも好きでした(笑)。
②講座の影響度
①経営学の基礎講座、②出願書類・研究計画書の書き方講座、③研究テーマの探し方は特に役に立ちました。
特に、①、②はMBAに進んだ際にも役に立つ知識が多分にちりばめられており、生涯に渡って役に立つエッセンスと思います。
また、そのコンテンツ(例えば、どうしてバブル経済が起こったのか、高度経済成長を達成できたのかなど)を他者に説明してみることで、理解が深まると思う。
卒業後のキャリアについて
①MBAに期待するもの
私は中央大学への進学を予定していますが、①戦略、②マーケティング、③人的資源管理、④ファイナンス、⑤経営法務を体系的に学ぶことができ、法務に強い中央らしく、⑤がある点は他校との大きな違いかと思います。
また、2022年には、国際認証AMBAも取得し、学習内容や過去の卒業生の社会での活躍が評価された結果かとも思います。
2年間は仕事と勉学の両立もあり、ハードな毎日を送ることが想像されますが、将来的な起業も視野に理論的感受性を身に付けていきたいと思います。
②今後のキャリアビジョン
CBSでの学びを糧とし、そこで培った理論的感受性を武器に、ベンチャーキャピタルを創出し、若き起業家と共に、世の中に新たな価値を創造していきたいと考えています。
自身を変え、組織を変え、社会を変え、そのような、内からも外からも「プラスのスパイラル」を生み出し、世の中にHappinessを提供していく。そんなキャリアが達成できれば最高でしょうか。
人生100年時代、常に新しい学びを糧に、知的好奇心を刺激できるようキャリアアップを図っていきたいと思います。
受験生に対するメッセージ
飯野先生のホームルームでもありましたが、有名大学のMBAだから入学したいといった思考停止ではなく、学びたい教授がいらっしゃる、科目がある、通学しやすいなど諸条件も加味し志望校を選択することが大切かと思います。
ただ、ひとつ倍率が高い学校を入れておくと、それをベースに全体の書類作成ができる(他校でも引用できるレベル)ので、早めの志望校決定がよろしいかと思います。
研究テーマは私も一番悩んだ所ですし、これまでの経験は人ぞれぞれなので、これまでどういったキャリアをあゆみ、今後どうなっていきたいのか。ある意味、就職の際の、自己分析に近い作業を社会人になってやるイメージでしょうか。
色々な考え方に触れ、様々なインプットから多角的に考察していくことが、出願書類に奥行きが持たせる方法の一つかと思います。
辛い時期もあろうかと思いますが、学院生活をイメージしモチベーションの維持に努めてください。