合格者インタビュー

自己紹介

氏名:佐々木夏瑞(ささきかずい)

年齢:26歳

最終学歴:仙台大原簿記情報公務員専門学校

合格した研究科:早稲田大学経営管理研究科

MBAを目指すきっかけ

公認会計士税理士として専門性をさらに身につけるためや会計士試験で学んだ経営学の学びなおしを行い、コンサルや将来的な事業に役立てることを考えていたため、また色んな方と交流するコミュニティが欲しかったため、MBAを志望しました。キャリアを中断したくなかったため、夜間のある大学院で深い知識を学べる、教授も実務家やアカデミックなどいろいろな方から学べるなど、これまでの経験に肉付けする作業として自分自身を厳しい環境におきたいと考えたためMBAを目指すことをしました。

アガルートアカデミーをお選びいただいた理由

知人の紹介で知ったことがきっかけであり、ネットでも調べましたがほかの学校よりも実績があり、他はあまり迷わずにMBAを目指すことを決めてすぐに申し込みました。独学だと不安だったため、出願書類の添削をしてもらえることや小論文のための経営学も学びなおしをしておこうと思い、フルカリキュラムで申し込みました。ほかの受験者の方と交流することはできませんでしたが、自分のペースで進めることができ、仕事をしながらであればちょうどよいと思ったことが選んだきっかけになります。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

①勉強の方針

公認会計士試験で経営学の科目があったため、思い出し作業用に見返しました。仕事が忙しくすべては見れず、途中まで見たと思います。一切見れなかった講義などもあったため、時間があればそれも見ておきたかったです。

②研究計画書のテーマ設定までの流れ

実務で相談を受けて、自分が困ったことを題材にしました。経験をしてなかったことを記載したことについて、いまになって思えば、質問で深堀りされたときに経験の浅さが露見することになり危険だったのかなと思いました。

③勉強のスケジュール

~3月 MBAの存在知らなかったです

4月 アガルート申し込み

5月 経営学をみる

6月 経営学をみる

7月 経営学をみる、出願書類を考え始める

8月 出願書類、小論文の傾向分析

9月 出願書類、小論文の傾向分析

10月 小論分の対策

11月 面接の対策

12月 合格

受講された講座の良さ,当該講座の学習方法(使い方)

▼国内MBAの入試攻略講座

2022年5月くらいに見ました。申し込みをして最初に確認し全体像がわかったと思います。

▼経営学の基礎講座

受講して役立ったこと:5月以降に受講し基礎的な知識が幅広く学べると思いました。過去に一度勉強していたため、忘れていたことを網羅的に思い出せました。

改善してほしいこと:量が多いため、重要度に応じてランク付けいただけるとよいと思います。

▼小論文対策講座(基本編)

提出した回数:0

8月くらいから本だけ読み、傾向を確認しました。早稲田しか見ませんでしたが、イメージをつけることに役だちました。

▼小論文対策講座(大学院別対策編)

提出した回数:0

8月くらいから本だけ読み、傾向を確認しました。早稲田しか見ませんでしたが、イメージをつけることに役だちました。

▼出願書類・研究計画書の書き方講座

提出した回数:4

受講して役立ったこと:7月から検討し時間が許す限り、言葉の言い方や記載する順番などを見直しました。第三者の視点でレビューいただけるのでとてもよかったです。

改善してほしいこと:研究論文をみれるサイトなどあるとありがたいと思いました。

添削の感想:自分で気づけない視点などをコメントいただけるのでよかったです。

▼面接対策講座

一次試験に合格してから3周ほど読み面接の雰囲気を知ることができました

模擬面接は申し込んでないです。

▼各種フォロー制度について(Facebookの質問制度、受験校相談、ホームルーム)

ホームルームだけ見まして、周りがどんな感じなのか確認しました

学習時間はどのように確保し,一日をどのように過ごしていたか

平日は仕事が忙しかったので、時間を基本的に確保していないです。土日の空いた時間で、経営学の授業を見てみたり、出願書類の検討などを行いました。土日も丸一日確保して勉強したことはなく、隙間時間をみつけて、勉強したりしていました。仕事で使う本を読むことが研究テーマの検討にもなったため、MBA対策ではなく、自分自身に必要なことの勉強をしてました。学習時間をもっと確保すればよかったとは特段思いませんでした。

直前期の過ごし方

直前期は仕事が忙しかったので、平日は仕事に集中してました。土日にエッセイや出願書類を作成しました。最初の印象が一番重要だと思ったため、一番時間をかけたと思います。心構えは、MBAでのほしい人物像を想像して、自分がそれにどのようにすれば当てはまるかを考えて、他のひととの差別化を図ることを考えてました。あとは今年から小論文が復活したため、小論文の書き方で必要最低限のことは覚えるように意識して勉強してました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中だからといって特別なことはしなかったです。仕事が忙しい時期でしたので、体を壊さないことだけを気を付けてました。模擬面接も本当は受けたかったですが、余裕がなく、申し込めないまま当日を迎えてしまったので、自分の中で仮想の想定問答は繰り返しておりました。研究計画書などについて触れられることがなかったので、準備していたことをしゃべれなかったことは残念でした。また最大の山は一次試験だと思ってたので、面接は落ちる心配はそこまでしてなかったです。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

①受験した時の手ごたえ

小論文はそこまで手ごたえがない結果でした。あまり何を求めているのかよくわからない問題といった印象でした。面接は、来てくれたらうれしいなど前向きなことを頂き、わりと和んだ面接だったのでおそらく大丈夫だと思いました。

②合格した時の気持ち

スタートラインに立てたのでうれしいと思う気持ちと、数学や英語など高校や大学で本来学ぶべきものを受けずにきたのでこれから勉強しなきゃなという気持ちで、来年は大変になるなと思いました。社会人経験者の中での受験だった中で年齢が若い私が受かるか心配でしたが受かってよかったです。

振り返ってみて合格の決め手は?それに,当該講座はどの程度影響したのか

合格の決め手

出願書類をしっかりと何度も見直して書いたことだと思います。出願書類で合否はおおむね決まっているようにも感じましたので、出願書類作成をさぼらずに何度も添削に出して、書き直したことがよかったのだと思います。

講座の影響度

出願書類の添削などみて頂けたからこそより精度が高いものができたと思います。小論文の添削や模擬面接などもやっておけば、もっとより安心して試験に望めたのかなとも思いました。経営学などの講座もよい復習となりました。

卒業後のキャリアについて

MBAに期待するもの

ファイナンス理論に強い会計士になるための勉強と、経営者としての経営学、マーケティング、組織論などを学んでいきたいと考えています。また多様な人たちと交流することにより、知識のアップデートと人脈を構築していきたいと考えています。実務家の先生やアカデミックの先生などのトップリーダーの方々の講義を受けることにより、刺激的な勉強を行い、専門性をより強化していき、会計と税務を絡めて体系的に学んでいきたいと考えています。

今後のキャリアビジョン

私のキャリアビジョンは、公認会計士および税理士として最先端の専門性を持ち、ファイナンス理論に強い会計士となることです。ファイナンス理論をより専門的に学ぶことにより、将来的に株価算定に強い会計事務所を作りたいと思っています。自分自身が経営者として、現在の会計業界にない新たな組織を作っていきたいと考えております。そのため、MBAで学べるような経験を活かせるように、多くのことをしっかりと学んでいきたいと思います。

受験生に対するメッセージ

受験で何を判断に置いているかは分かりませんが、出願書類が一番大きな重きを置いているとは思いました。それ以外での判断要素があまりにもなさすぎると思いました。小論文や面接では、出願書類での記載内容との整合性を確認しているくらいにしか感じなかったです。私の場合、年齢が若いこともプラスに働いた(21歳で公認会計士試験に受かっていることに優秀さを感じてもらえた)ので、自分の強みの表現の仕方を工夫するのがよいと思います。