早稲田大学MBA合格者の声|小論文・研究計画書・面接の全てが重要 榎谷 拓人さん
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目次
自己紹介
氏名:榎谷拓人(えのきやたくと)
年齢:33歳
所属企業・役職:株式会社NTTドコモ(NTTコミュニケーションズ出向)
最終学歴:立教大学
合格した研究科:早稲田大学ビジネススクール(夜間主総合)
MBAを目指すきっかけ
経営課題の本質を捉える力を身に付けるためです。この力を身に付けるためには、経営学の体系的な知識とその知識を実務に反映する力の2つの力が必要だと考えています。一方で、今の自分にはどちらも不足していると実感しています。そのように実感している理由は過去の経営企画担当としての経験です。その際に事業運営に関わり様々な経営課題の解決に挑みましたが、全て表面上の課題解決しかできず、本質的な課題解決をできなかったことがありました。この経験から経営学の体系的な知識とその知識を実務に反映する力の2つを学ぶことができるMBAに興味が湧き目指しました。
アガルートアカデミーをお選びいただいた理由
以下の2点です。
・飯野先生のサンプル講座、コラムを視聴したこと
・小論文、研究計画書、面接と全ての内容を網羅していたこと
・合格祝い金があること
特に飯野先生のサンプル講座の視聴やコラムを拝見したことが大きいです。受験を決心した後にインターネットにて国内MBAで検索したらまず飯野先生のサンプル講座やコラムがでてきました。その講座を見てわかりやすいな、と感じたこと、また飯野先生の作成しているコラムが完全に顧客視点で書かれており、信頼感が芽生えたためアガルートを選択しました。
勉強の方針とどのように勉強を進めていたか
①勉強の方針
7月に受験を決めたため他の方より遅れている感覚がありました。併せて7月時点では経営学の知識はほぼ皆無でした。そのためまずはアガルートの経営学の基礎講座を毎日受講して経営学の基本的な知識をインプット、経営学の知識をベースに研究計画書の作成、研究計画書に目途がたった時点で小論文対策というスケジュールを立てて勉強しました。
一方で事前に受験校の小論文の過去問を見るべきだったと反省しています。
小論文は大きくわけて読む力と書く力が必要になります。私の受験した一橋と早稲田はどちらかというと小論文を読む力を問われていると感じています。私自身、書く力ばかり対策していたため、勉強の方向性を間違えました。結果、最後まで小論文には苦手意識を持ってしまいました。
②研究計画書のテーマ設定までの流れ
上記にも記載した通り、アガルートの経営学の基礎講座を受講して設定しました。
具体的には、受講の途中で興味のあるワードをメモする(飯野先生がこの領域がまだ研究の余地がある等と話してくださるのでその時点でかなりワードは絞れました)、ワード間の関連性を考える、国会図書館にてワードの先行研究やワード間の関連性についての研究の有無を調べる、の流れで大枠のテーマを設定した上であとは自身の課題と合流させていきました。
③勉強のスケジュール(実際に行ったことや心がけたことを記載してください)
7月:MBA受験を決心、アガルート申込
経営学の基礎知識インプット2時間/日、研究計画書作成開始
8月:経営学の基礎知識インプット1時間/日、研究計画書作成がメイン
*8月末時点で4回添削に提出し完成
9月:小論文対策1時間/日
10月:小論文対策1時間/日
11月:小論文対策1時間/日
12月:合格
受講された講座の良さ,当該講座の学習方法(使い方)
▼国内MBAの入試攻略講座
国内MBAの概要を把握するために利用しました。
各学校の特色も簡潔にまとめられており自身の志望校選択に役立ちました。
▼経営学の基礎講座
経営学の基本的な知識をインプットするために利用しました。
経営学の知識が皆無であったので飯野先生の軽快なトークと豊富な知識による講義はとても助かりました。また、ここで得た知識は実務にも活かすことができる知識になりますので、実務面でも非常に役に立ちました。
▼小論文対策講座(基本編)※フルカリキュラムの方のみ
提出した回数:0回
利用なし
▼小論文対策講座(大学院別対策編)※フルカリキュラムの方のみ
提出した回数:3回
小論文のアウトプットに利用しました。
豊富な過去問があるためまず志望校の対策になりました。また様々な大学の過去問が掲載されていますので、志望校に類似している大学の過去問を解く等、小論文対策で役に立ちました。
▼出願書類・研究計画書の書き方講座
提出した回数:4回
研究計画書の作成のために利用しました。客観的なアドバイスや読みやすくするための工夫を頂けるので役に立ちました。
▼面接対策講座
志望校の対策項目のみ利用しました。
面接のイメージができたので役に立ちました。一方、ここに記載しているものが面接の全てではないので、どんな質問がきても対応ができるように良い意味で参考という位置づけで利用しました。
スランプ・挫折,それを乗り越えるための工夫
最初に小論文を解いたときに全く読解できなかったことが一番の挫折でした。
これは完全に私の慢心でしたが、講義の中やインターネット上の情報では「研究計画書が重要」や「小論文は勉強しなくても解ける」等の言葉があり正直、手を抜いていました。そのため小論文が解けなかったときは非常に焦りましたし、かなり危機感を覚えました。
当たり前ですが、小論文を解くには文章をしっかり読み、それをわかりやすく書くことを求められます。私は文章をしっかり読む力がなかったため高校受験の現代文の問題集を購入し対策を行っていました。
学習時間はどのように確保し,一日をどのように過ごしていたか
学習時間の確保は仕事の前後の朝晩になります。幸いリモートワークが主でしたので移動時間がなく、仕事が終わり次第、学習を始めました。
経営学の基礎知識及び小論文対策は1日2時間を目標にして勉強していましたので、仕事の前に1時間、寝る前に1時間程度の時間を確保していました。
また、研究計画書については特に8月は仕事が終わり次第、寝る1時間前まで作成していました。もちろん先行研究等のインプットもしていましたが、主には何を課題に感じており、どのように伝えればより伝わるのか、という伝達効率と思考の整理の時間でした。
直前期の過ごし方
一次試験の小論文に関しては上にも記載の通り自信がなかったので、高校受験の現代文の問題集を解く、志望校の過去問を解くというのを直前期まで交互に実施していました。
一方で、二次試験の面接に関してはそこまで対策をしていないです。必ず聞かれるであろう志望動機・自身の業務・研究テーマの内容はしっかり伝えられるように準備しましたが、それ以外は想定質問に対する簡単な回答を準備し、全体のロジックが繋がっているかの確認程度でございました。
試験期間中の過ごし方
特に何もしていないです。早稲田の場合は一次試験が10月23日、一次合格発表が11月10日、二次試験が11月27日でした。つまり、一次試験から結果発表まで約2週間強、二次試験までは約1か月あります。本来はその期間に合格前提で面接対策等をすべきなのかもしれませんが、思考の整理はできていましたので特に何もせずに過ごしました。
受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち
①受験した時の手ごたえ
一次試験の小論文に関しては知識を問うものでなく読解力を問う問題だったので試験後は比較的できた自信がありました。ただ、早稲田の場合は問題を持ち帰ることができるので自宅で見直した際に大きなミスに気づき、少し危ないかなと思っていました。
二次試験の面接に関しては手ごたえがありました。教授と会話ができていましたし、会話の端々に「納得感がある」のようなポジティブな言葉もありましたので手ごたえがありました。
②合格した時の気持ち
嬉しさもありましたが、一番は安堵でした。自分の人生にとってビジネススクールに行くことはターニングポイントになると思っていましたし、ダメだった場合、同じモチベーションで勉強できるか不安でしたので合格したときは「よかった~」という感じでした。
振り返ってみて合格の決め手は?それに,当該講座はどの程度影響したのか
①合格の決め手
小論文・研究計画書・面接の全て対策をすることだと思っています。
小論文ができないと面接には進めないですし、面接に進んでも研究計画書が甘いと不合格になると思いますので全て重要だと感じています。そのため合格の決め手は全てにしっかり対策できたことだと思います。
②講座の影響度
小論文・研究計画書・面接の全てに対応しているため講座は助かりました。
ただ、あくまで講座は自身の弱点等を知るためのきっかけだと思いますので、そのきっかけをどのように活かすのか、が非常に重要だと実感しています。
卒業後のキャリアについて
①MBAに期待するもの
経営学の体系的な知識とその知識を実務に反映する力の2つの力を醸成することを期待しています。飯野先生の講義を受けて初めて経営学の知識を学びましたが、教えて頂いた知識が既に実務に役に立っています。そのためビジネススクールという中で様々なプロフェッショナルのもとで学べることは今から非常にわくわくしています。また、早稲田は入学者数も多いためこれまでにないような人の繋がりができると感じています。社会人になり、刺激的な出会いが少なくなってきていたのでこちらも楽しみです。
②今後のキャリアビジョン
現時点ではまだまだ抽象的なキャリアビジョンしか描けていません。そのためまずはしっかり2年間で経営学の体系的な知識とその知識を実務に反映する力を身に付け、また得ることができるであろう様々な人との繋がりをもとにしっかりとキャリアビジョンの解像度を上げていきたいと考えています。
受験生に対するメッセージ
個人的な感想ですが、MBA受験にあたっては小論文・研究計画書・面接の全てが重要だと考えています。最終的には研究計画書が一番大切であり差異化の要素になりますが、一次試験の小論文の結果が悪いと面接に辿り着けません。私は勝手に研究計画書の出来が良ければ小論文の結果が悪くても面接に辿り着ける、合格できると思い込んでおり、かなり苦労も失敗もしました。アガルートでの講座は各項目網羅していますので、ぜひ学習に活用して頂くのが良いと思います。