一橋大学MBA合格者の声|前提知識なしから大学在学中に見事合格 北岡 宗士さん
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目次
自己紹介
氏名: 北岡 宗士(きたおか しゅうじ)
年齢:21歳
最終学歴:大学卒業見込み
合格した研究科:一橋大学大学院 経営管理研究科 経営分析プログラム 8月入試
MBAを目指すきっかけ
私は将来グローバルに活躍するようなビジネスリーダーになることが夢です。その夢を実現するために大学院進学、MBAを目指すことを決意いたしました。
具体的に、この夢を実現するためには以下の2つの能力が必要になると考えます。1つ目は、英語でのコミュニケーション能力とビジネスプレゼン能力、次に経営に関する体系的な知識や思考力を使って現実に起こる事象を理論的に分析し、応用する能力です。
また、留学時での多種多様なバックグラウンドを持つ人たちとの交流を通して日本で当たり前のように同調圧力で周りと同じように就職活動をするのではなく、本当に自分がやりたいことはなにか考えたこともMBAを目指すきっかけとなりました。
アガルートアカデミーをお選びいただいた理由
留学中にMBAを目指すことを決めた時に、まず何から勉強すればいいのか分からず、インターネットで調べていた時にアガルートアカデミーを見つけました。ホームページや無料体験授業からアガルートアカデミーの他社と比べての圧倒的な情報量に魅力を感じ、入塾することを決意しました。また、留学していた私にとってオンライン且つオンデマンドで受講することができるのもアガルートアカデミーを選んだ理由です。
勉強の方針とどのように勉強を進めていたか
①勉強の方針
私は大学では経済学を専攻していて、経営の基礎知識が他の受験生と比べ少ないと自覚していたので、まずは基礎知識を習得することを最優先しました。その後、小論文対策に移り、並行して覚えた基礎知識を忘れないように1日1章を目安に基礎知識の復習を行いました。小論文の基本編では見本の解答を読み、今後も使えそうなフレーズや考えを参考に次に取り掛かる小論文に活かしました。英語学習は受験期に使った単語帳ターゲット1900をもう一度最初から覚え直しました。留学で日頃から英語に触れていたので、長文読解対策はそれほどしていません。その分、英単語を覚えることに専念しました。
②研究計画書のテーマ設定までの流れ
私には実務経験がないので私の日頃の生活で不便に感じる、問題意識を持った出来事を紙に書いて整理しました。そのなかでヨーロッパに留学していた際に感じた各国での文化的差異による留学生同士でのコミュニケーションの齟齬がビジネスにも応用できる問題なのではないかと考えました。その後は、その大まかに決まった研究テーマに関するデジタル書籍を購入、読み進めていくことで具体的な研究テーマが決まっていきました。
③勉強のスケジュール
4月 経営学の基礎講座
5月 ↓
6月 ↓(留学先でのテスト期間だったため、あまり勉強できず)
7月 小論文基礎講座1章分、英単語、経営学の基礎講座1章分(ほぼ毎日)
8月 7月の勉強内容に加え過去問(毎日)
受講された講座の良さ、当該講座の学習方法
▼経営学の基礎講座
MBA進学において習得すべき経営の知識が1冊にまとまってることがよかったです。自分のように経営学を学部時代にあまり学んでこなかった人はなにを勉強すれば分からないなかでこの講座は非常に役に立ちました。飯野先生のオンデマンド授業を1周終えたあとは、ひたすら教科書を読みました。
▼小論文対策講座(基本編)
提出した回数:0回
ひたすら自分で解いて、自分で添削し繰り返し解くことを行いました。
▼小論文対策講座(大学院別対策編)
提出した回数:0回
ひたすら自分で解いて、自分で添削し繰り返し解くことを行いました。
▼出願書類・研究計画書の書き方講座
提出した回数:1回
出願前に提出することができなかったので、面接前に提出しました。そこで志望理由書や研究テーマから想定され得る質問をいただいて面接対策に活かしました。
▼研究テーマの探し方講座
一通り授業を視聴しました。
▼面接対策講座
面接の2日前に利用させてもらいました。本番で緊張があまりなかったのは、ここで一度模擬面接したからだと思います。
スランプ・挫折,それを乗り越えるための工夫
自分は留学しながらの受験勉強だったので勉強量が足りないのではないか、本当にいま勉強していることがMBA合格に繋がるのかなど多くの不安がありました。しかし、ずっとそれを考えていては時間の無駄だと思ったのでとにかく自分を信じて勉強することを決めました。帰国後から試験日までの期間は毎日大学の図書館で勉強することを習慣づけました。図書館で勉強する分、家では自分の好きなことをするというふうにメリハリをつけたことで大きなストレスなく勉強できたと思います。
学習時間はどのように確保し,一日をどのように過ごしていたか
日々の生活では朝、昼、晩の3食は欠かすことなく規則正しい生活を送ることを心がけました。留学中は学校の授業の合間の時間を使って勉強していました。特に朝起きてから昼にかけてよく勉強することが多かったです。帰国後の7月から試験日まで私の大学は夏季休業期間だったのでほぼ毎日12時から8時まで大学の図書館で勉強しました。たまに息抜きで友人と遊んだりもしました。朝早く起きれるような体質ではなかったのでいつも起きるのは9時〜10時ぐらいだったと思います。
直前期の過ごし方(どのような勉強をして,どのような心構えで試験を迎えたか
一橋の入試は経営の知識を求められる小論文より文章の読解力が求められる小論文の方が例年の傾向として高かった点、一橋には英語の長文読解があった点から直前期は過去問の小論文を繰り返し解くこと、英単語を覚えることに重点をおいて直前期は過ごしました。高校受験や大学受験を迎えた時にあった緊張は特にありませんでした。なのでとてもリラックスして入試に臨めたと思います。
試験期間中の過ごし方
試験期間中は直前期と同じく英単語の勉強に勉強時間の多くを費やしました。一橋の1次試験後、そして1次試験合格の通知を受け取るまでは、他大学院の試験の出願書類や試験対策をしました。1次合格後は面接対策をたくさんしました。具体的にいうと自分の出した出願書類から想定されるであろう質問を考えたり、家族や友人に面接練習をしてもらいました。また、アガルートの面接対策講座も受講し、講師の方からアドバイスをもらいました。
受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち
①受験した時の手ごたえ
正直にいうと手応えはそんなにありませんでした。小論文、英語の両方とも指定されてる文字数は絶対満たすことは意識したので、全て書き切ることは出来ましたが内容には不安がありました。試験後の帰りの電車で、「もっとこう書くべきだった、こうすれば正解だった」など後悔がありました。
②合格した時の気持ち
1次合格、2次合格した時の両方とも合格の知らせを受け取った時とても驚きました。1次合格の時は嬉しかった反面、アガルートの分析による一橋の過去の傾向で1次合格者の中には面接を待たずしてほぼ2次不合格が決まっている人もいるかもしれないと聞いていたので私もその部類に入るだろうと思っていました。2次合格を知った時は、1次合格の時と違って心の底から喜べたこと、そして自分の卒業後の進路が決まってないことに対しての不安から解放された気分になりました。
振り返ってみて合格の決め手は?それに,当該講座はどの程度影響したのか
①合格の決め手
合格の決め手は、自分にできることをひたすら遂行したことだと思います。アガルートを受講しようと思った時も、留学中で周りに日本語で経営を学ぶ機会がなくインターネットで徹底的に予備校を調べました。教材は日本にいる家族に写真で撮って送ってもらったりとなにかと不便な環境でしたが、自分のできることは精一杯やりました。1次合格後も、2次不合格は決まっているのだろうと内心思いながらも、まだ決まったわけではないと自分自身を鼓舞し続け、面接対策に励みました。
②講座の影響度
当講座は私に大きな影響を与えました。MBAを目指したいと決めた時に、なにを勉強すればよく分からなかった中でこの講座が道標になりました。また、経営の基礎知識をこの講座で学べたことは、MBAの勉強だけでなく、日々の生活でのビジネスニュースの受け方だったり、現在通っている大学での勉強にも大いに役に立ちました。
卒業後のキャリアについて
MBAに期待するもの
私がMBAに期待するものとして、英語でのコミュニケーション能力とビジネスプレゼン能力、次に経営に関する体系的な知識や思考力を使って現実に起こる事象を理論的に分析し、応用する能力を身につけることです。英語での講義だけでなく、多様な文化や価値観を持った彼らとのグループディスカッション、日々の生活のなかでの会話は、自分に英語スキルの向上だけでなく、新たな気づきを多くもたらすことと考えます。自分自身、1年間のポーランドでの留学を通して身をもってそれは知っています(それを実感したからです)。また、経営学に関しての理論を学び、それを、経営を中心とする現実の事象に落とし込む能力、それを人に分かりやすく伝える能力を培いたいです。
今後のキャリアビジョン
MBAで培った知識と経験を活かしてコンサルティング企業に就職したいと考えます。特に日本企業の海外進出に特化した企業に就職しようと思います。スタートアップや中小企業の海外進出の手助けを行い、トータルサポートを行うことで、進出先の国もしくは世界的に認知される日本企業を輩出し世界への日本の存在感を高め、経済的価値を高めます。最終的には自分で独立して多国籍からなる人材を集め、研究成果を活かして世界で仕事をすることが夢です。
受験生に対するメッセージ
私のように実践経験がない、経営学部や商学部に在籍していなくて前提知識がなくても、MBAを目指したいという気持ちが強く自分が合格のためにいまできることを黙々と遂行することができれば合格に一歩ずつ近づくと思います。みなさんそれぞれ置かれている環境が違うなかでMBAを目指していると思いますが、その中でもMBA進学に向けた勉強時間を工夫して確保することも非常に大切だと思います。自分を最後まで信じて頑張ってください。応援しています!