国内MBA受験に予備校は必要か?オンライン講座のメリットは?
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「国内MBAを受験するには予備校が必要なのか?」仕事と両立して受験をするのであれば、あまり準備に時間をかけたくありませんよね。
国内MBA受験には予備校を利用した方が良いのでしょうか。
また、予備校を選ぶ際には、オンラインと通学、どちらを選べば良いのかについても、飯野講師が解説します。
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予備校は絶対必要?
「国内MBAを受験するには予備校が必要ですか?」と聞かれることが多いです。
答えは、「人による」ということです。
経営学の知識がまったくない方は、知識のインプットをしないと、経営学の知識が必要な小論文は書けません。
また、研究計画書のテーマ設定も経営学の知識がなければ当然のことながらできません
ですから、国内MBAを受験するには経営学の知識のインプットが必要なのです。
そのインプットを自分で書籍を購入して独学でやるのか、予備校で経営学のレクチャーを受けて学ぶのか、という判断です。
アガルートの受講生の属性を見てみると、法学部、医学部、薬学部、文学部、理工学部出身という経営学の完全な素人の方が多いです。
経営学をまったく学んだことがない方は、どの本を読めばいいのかすらわからないと思いますので、予備校を利用して予備校のカリキュラムに任せてしまうのが手っ取り早いと思います。
経営学を日ごろから民間のビジネススクールの単科講座などを受講して学んでいる方は、すでに経営学の知識は持っていると思いますので、そういう方は予備校は不要だと思います。
また、経営学を学んだ経験がある方でも、国内MBAを受験する際の研究計画書の作成は独学では難しい方も多いと思います。
アカデミックな研究経験者にしかわからない研究テーマの設定方法、研究の方法論など研究の作法は予備校で学ぶ方が独学よりも近道かもしれません。
国内MBA予備校のカリキュラム・講座
国内MBA予備校の一般的なカリキュラムは、
・経営学の知識をインプットする講義
・インプットした知識をもとにした小論文の演習講座(添削講座)
・大学院の過去問を用いた実践的な小論文の演習講座(添削講座)
・研究計画書の書き方の講義&添削指導
・面接の対策講義&模擬面接
の5つから成り立っています。これはどこの予備校でもほぼ同じです。
この中で特に重要な講座は、国内MBAの合否のカギとなる「研究計画書の書き方の講義&添削指導」です。
この講座は、研究計画書の書き方を講義し、その講義を聞いた後に、研究計画書を作成してもらい、その添削指導をする、という内容です。
過去の指導経験から言うと、この講座が一番受験生のニーズがある人気講座となっています。
次に重要な講座は、経営学のインプットを目的とした経営学の講義です。
この講座は経営学の素人を対象に、国内MBA受験で必要な経営学の知識を講義するものです。
研究計画書の講座に次ぐ人気講座になっています。
国内MBA予備校を利用する4つのメリット
国内MBA予備校を利用するメリットは4つあります。
専門家による第三者的な視点からのフィードバック
1つ目は、専門家による第三者的な視点からのフィードバックがある点です。
小論文や研究計画書は、自己評価ができません。
マークシートの問題なら、正解か不正解かの判断は自分でできます。
しかし、小論文や研究計画書は自己評価ができないのです。
その評価を専門家である予備校がすることで、何が良くて何が悪いのかの指摘を受けることができるのです。
この第三者的な視点でのフィードバックは予備校利用の最大のメリットです。
効率的な受験準備ができる
2つ目は、効率的な受験準備ができることです。
独学の場合は、様々な経営書を自分で買い込みそれを手当たり次第に覚えることをします。非常に時間がかかります。
予備校では、受験に必要な知識をテキスト1冊にまとめてくれているので、そのテキストだけを覚えればいいのです。
また難しい理論もわかりやすい講義があるので、苦も無く楽しく学ぶことができます。
そういう意味で予備校は時間を買うという発想に近いと思います。
先行研究をどの程度読みこめばよいかわかる
3つ目は、2つ目と重複する部分がありますが、研究計画書作成においてどのくらい先行研究を読みこめばいいのかがわかる点です。
研究計画書作成において、よく質問されることが、「どのくらい先行研究を読めばいいのですか?」ということです。
これに関しても、予備校では過去の指導経験から、学校別にどのくらいの先行研究の読み込みが必要か理解していますので、予備校の指示通りに先行研究の調査をおこなえば無駄な調査をすることなく済みます。
同じような質問で、「研究の方法論はどのくらいまで詰めておけばいいのですか?」というのもありますが、この点も予備校の指示通りに準備すればいいのです。
国内MBA内部の状況が把握できる
最後は、事前に国内MBA内部の状況が把握できる点があげられます。
予備校では、過去の卒業生が様々なMBAに進学しています。
その方々からの情報が予備校にな集まりますので、MBAの説明会やネットでは知ることができない学校の内部の情報を入手することができます。
また、その予備校から国内MBAに進学した方の講演会等も実施されますので、そこからの情報の入手も可能です。
MBAも入学してみたら、「こんなはずじゃなかった」みたいなこともありますので、事前に学校の内部の情報を入手できるのは大きなメリットだと思います。
国内MBAオンライン予備校5つのメリット
続いて、通学型とオンライン講座、どちらを選ぶか判断するために、メリット、デメリットをお伝えしようと思います。
メリットは5つあります。
メリット1 外部環境の変化に強い
1つ目のメリットは「外部環境変化があっても影響を受けにくく、安定的にサービスを提供できる」という点です。
新型ウイルスの蔓延による非常事態宣言や、震災等の災害など、何かしらの大きな変化があった場合も、スマホやパソコンさえがあれば、状況が変化した際も変わらず講義動画を見たり、添削を受けることができます。
メリット2 いつでもどこでも何度でも受講できる
2つ目のメリットは、「いつでもどこでも何度でも受講できる」という点です。
アガルートのオンライン講座は、スマホやタブレットなどあらゆるデバイスで視聴することができます。
そのため通勤時間、仕事の休憩時間、待ち合わせの時間などを活用して講座をいつでもどこでも受講できます。
また小論文は経営学の知識を暗記していなければ解答できない問題が出題されますが、知識の定着のために講座を何度でも視聴することができるのです。
この点が忙しい社会人にとっては最大のメリットとなると思います。
メリット3 いつからでも勉強を開始できる
3つ目のメリットは、「いつからでも勉強を開始できる」という点です。
通学講座ですと、開講日が決まっていますので、開講日前に勉強を開始することはできませんし、開講日を過ぎてしまうと経過した講義はDVD等での補講になります。
オンライン講座ですと、開講日は自分で決めることができますので、先の通学講座のような開講日という概念に縛られることはありません。
長い準備が必要な方は10か月前から受験対策を開始できますし、それほど受験対策が必要ない方は直前の1か月前から開始することも可能です。
このように個人の知識レベル、経験レベルに応じて自分なりの準備期間を設定できるのがオンライン講座のメリットです。
メリット4 低コストでの受験対策ができる
4つ目のメリットは、「低コストでの受験対策ができる」という点です。
ここでいうコストは、金銭的なコストのみならず、時間的なコストも含まれます。
通学の場合は毎週電車賃と時間をかけて通って勉強するという金銭的&時間的コストがかかります。
オンライン講座ですと、これらのコストがかからないのです。
メリット5 いつでも質問ができる
5つ目のメリットは、「いつでも質問ができる」という点です。
通学ですと教室に通った日しか講師に質問ができません。
しかし、オンライン講座ではfacebookのコミュニティを通していつでも講師に質問ができます。
これによって疑問が生じた時に即座に疑問を解消することができるのです。
※関連コラム:【2024年最新】国内MBAの予備校4社を費用・実績で比較!おすすめは?ランキングも掲載
国内MBAオンライン予備校2のデメリット
次がオンライン講座のデメリットですが、2点あります。
それは毎週一定時間に通学して勉強する、という強制力が働ないために、「勉強をさぼってしまい継続しなくなってしまう」という点があります。
このデメリットがあるので、オンライン講座は国内MBA受験合格に向けた「自己管理」がしっかりできる方に向いていると言えます。
継続的に自分で勉強するという自己管理ができない方にはオンライン講座は向かないと思います。
もう1点オンライン講座のデメリットとして指摘される点が、「対面での個別指導が受けられない」です。
ただ、アガルートのオンライン講座は、完全にオンラインで完結するのではなく、アガルートのラウンジで講師との個別相談を受けることも可能ですし、直前の模擬面接もラウンジの対面指導となっています。
なので、アガルートのオンライン講座に関しては、「対面での個別指導が受けられない」というデメリットは生じません。
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ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない、約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。
国内MBAに関する書籍を多数出版し、ベストセラーを生み出している国内MBA受験に関する人気作家としての側面も持つ。
国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表、学会誌掲載の実績を持つ。
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