本コラムでは、国内MBA入試で課せられている志望理由書について、以下の3点について説明します。

志望理由書とは何を書くのか、そして志望理由書を書く際のポイント、すなわち試験官がどんな点をチェックしているのかについて説明します。

最後に、最後に志望理由書の書き方について説明します。

志望理由書は国内MBA入試において、研究計画書と並んで、合否を決する上で最も重要な書類です。

志望理由書の出来で合否が決まると言っても過言ではありません。

これから国内MBA受験を検討しようという方は、本コラムを読んで、自身が受験する際の志望理由書のイメージをつかんでいただければと思います。

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国内MBAにおける志望理由書とは?大学院へのラブレター

国内MBA入試における志望理由書とは、一般的には「国内MBA(その大学院)の志望動機」「国内MBA修了後のキャリア計画」について自身の考えを書く書類です。

志望理由書によって「志望度」を表現します。

なぜ自分がMBAへの進学を志望するのか?
数あるMBAの中で、どうしてその大学院のMBAなのか?

という自分の志望度を文章で伝えるのです。

これは受験生から大学院側へのラブレターとも言える書類です。

「貴大学院のMBAを~~~という理由で志望します」という熱意を伝えることで、MBA大学院に自分の熱い想いを伝える書類、それが志望理由書なのです。

関連コラム:国内MBAの小論文とは?講師が基本の書き方を説明します

志望理由書を求められる2つの理由

理由1 「ゼネラリスト」になる目的のチェック

志望理由書が求められている1つ目の理由は、MBAというのは会計士や弁護士などの特定の分野のスペシャリスト(専門職)を育成する場ではなく、経営に関するゼネラリスト(幅広い知識を持った人材)を育成する場だからです。

会計士や弁護士などは大学院修了後に進むべきキャリアは決まっています。

しかし、MBA大学院を修了しても、何か専門職としての職業が待っているわけではないのです。

スペシャリストではなくゼネラリスト養成がMBAの目的ですから、当たり前のことですが、「本当にゼネラリストになりたいのか」「ゼネラリストになって何をしたいのか」といった点を試験官はチェックしたいのです。

よってMBAの志望理由書では、特定の科目に限定せずに、経営学に関する全般的な知識、具体的には、経営戦略、マーケティング、組織論、組織行動学、アカウンティング、ファイナンス、オペレーションマネジメント、生産管理、情報マネジメント、経済学、統計学など経営学全般をトータルで学ぶ必要性を訴える必要があるのです。

理由2 受験生の希望とMBA大学院側の相性チェック

2つ目の理由は、受験生の希望とMBA大学院側の相性をチェックするためです。

企業経営のゼネラリストになることを目的に志望したとしても、伝統的な大企業の経営者になるのか、自分でベンチャー企業を起こして創業経営者になるのかでは目的が異なります。

MBA大学院によっては、大企業の経営者候補が欲しいMBAもあれば、ベンチャー企業の創業者が欲しいMBAもあります。

MBA大学院によって、どのようなバックグラウンドを持つ学生を好むかは違っています。

このようにMBA大学院によって、特徴がありますので、受験生の希望とMBA大学院側の相性をチェックする必要があり、その確認手段として志望理由書を提出させているのです。

志望理由書の書き方 2つのステップ

では、志望理由書の基本的な書き方を説明します。

志望理由書は、「国内MBA(その大学院)の志望動機」「国内MBA修了後のキャリア計画」の2つの視点で書くことを求められている大学院がほとんどです。

第1のステップ 「キャリアゴールの設定」

よって、第1のステップは、自分の「キャリアゴールの設定」です。

キャリアゴールの設定とは、「自分が将来、どの分野で、どんな仕事をしていたいのか」を決定することです。

キャリアゴールの設定ができたら、次になぜそのキャリアゴールを設定したのか、という理由を考えてください。ここまでが第1ステップです。

第2のステップ 「自分の現状分析」

第2のステップは、「自分の現状分析」です。

キャリアゴールの設定ができたら、それを達成するために何をどうするのかを考える必要があります。

何をどうするのかを考えるためには、現状の自分を知らなければならなりません。

そこで現状の自分自身を分析するのです。

分析の仕方としては、自分の強みと弱みを考えることです。

キャリアゴールと自分の強み・弱みを対比させ、どの強みはさらに強化し、その弱みは克服していく必要があるのかを明確にするのです。


以上の分析をもとに、自分の強みをさらに強化できる環境がMBAにあり、自分の弱みを克服する環境もMBAにある、ということが言えるような論理的な流れを作って、文章化すれば志望理由書は完成します。

ぜひ、ここで説明した手順で志望理由書作成に挑戦してください。

関連コラム:国内MBAの研究計画書とは?基本の書き方とポイント

関連コラム:【国内MBA初受験】試験に合格するための勉強方法・入試対策!試験内容は?

志望理由書が書けずに困ったら?

ここまでで志望理由書がどんなものか、その重要性や書き方などおわかりいただけたかと思います。

合格するために志望理由書ってどうやって書いたらいいのか、ただ単にMBAに行きたい理由などを記入して本当に合格できるのか、わからないと思います。

  • どうやって志望理由書を書けばいいんだろう?
  • 自分で書いたこの志望理由書で合格できるんだろうか?
  • そもそもなぜ志望しているかわからなくってきた…
  • 前回チャレンジしたけど、書類選考を通過できなかった…

こういったお悩みを持たれている方にはアガルートの「出願書類・研究計画書の書き方講座」の受講をおすすめします。

「出願書類・研究計画書の書き方講座」の サンプル

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アガルートでは講義だけではなく添削指導が無制限

本講座は研究計画書、志望理由書などの出願時に必要な提出書類の書き方のポイントについて講義し、実際に合格した人たちの研究計画書、志望理由書などの実例をもとに事例解説も行います。

アガルートでは講義だけでなく、添削指導が無制限に受けられます。

MBAだけでなく資格取得全般に言えることですが、インプットだけでは不十分で必ずアウトプットが必要になります。

特にMBAの入学試験は他の資格試験と比較しても、アウトプットの重要性が高い試験です。

MBAの入試は正否を伴う試験ではなく、志望理由書・研究計画書・論文や面接を通し自分の考えを論理的にアウトプットすることを求められます。

アウトプットの機会を増やし、その質を高めることがMBA入試突破に必須です。

ぜひ添削指導を通し、アウトプットの質を高めてください。

志望理由書・研究計画書だけでなく面接や論文テストにも必ず活きるでしょう。

実際に 「出願書類・研究計画書の書き方講座」 を受講された方の感想

添削回数や研究計画書について合格者の声からご紹介します。

合格者の志望動機やMBAを死亡するきっかけも公開されていますので、気になる方はリンク先の合格者の声も参考にしてみてくださいね。

早稲田大学大学院 経営管理研究科 夜間主総合コース合格者の声

そもそも研究計画書の書き方や、志望動機の書き方などが分からなかったので、過去のアガルートの合格者の例を見ることで、合格レベルの程度が知れたことは大きかった。構成なども参考にさせてもらった。
ただ、研究計画書は完全オリジナルでないといけないため、参考にするのはあくまで構成のみで、あとは自分の業務の経験から1から書き上げた。

https://www.agaroot.jp/domestic_mba/column/voice-2020-01/

筑波大学 ビジネス科学研究群 経営学学位プログラム合格者の声

これは、自分で作成した研究計画書を第3者に添削頂ける機会なので、どこがNGでどう改善したらいいのかを指摘いただけることが非常に良いと思った。
提出した回数:3回

https://www.agaroot.jp/domestic_mba/column/voice-2021-9/

一橋大学大学院経営管理研究科 経営学修士コース 経営分析プログラム合格者の声

最初に提出した志望動機では、なぜ一橋MBAではないといけないのかという肝心な点が欠落しており、添削していただいたことでその点を補強した出願書類に仕上げることができた。
また、比較的厳しめの添削だったため、志望動機だけではなく研究計画や修了後の計画に関しても1回目の添削から改善することができ、より具体的な出願書類に仕上げることができたと思う。
提出した回数:2回

https://www.agaroot.jp/domestic_mba/column/voice-2021-1/

神戸大学大学院経営学研究科現代経営学専攻合格者の声

神戸大学の出願書類や研究計画書の過去の事例掲載が大変役立ちました。
合格した人がどのような書類を出したのか、その書類をゴールとして短期間で出願書類・研究計画書が作成できたと思います。
添削は1度しか受ける機会がありませんしたが添削内容を反映して改善した結果、合格が取れたのだと思います。
提出した回数1回

https://www.agaroot.jp/domestic_mba/column/voice_18/

青山学院大学国際マネジメント学科デイタイムコース合格者

何から書くべきか、どう書くべきかなど、何もわからない状態でしたので、合格された方の例を参考にできたのは、本当に助かりました。

研究計画書も、テキストにあった合格者の方たちのものをもとにアイデアを出したので、この講座がなかったら合格していなかったと思います。

出願書類の提出間際には、添削指導もお願いしましたが、遅れることもなくお返事をいただけて助かりました。

私の場合は、そんなに大きく訂正するべき箇所もなかったのですが、先生の赤ペンで「よく書けています」というお返事を読んだときには、本当にほっとしたのを覚えています。

このコロナ禍で、御社も閉まっていたので、一人で勉強しているという孤独や不安感は決して小さくなかったのですが、先生の赤ペンで救われました。

https://www.agaroot.jp/domestic_mba/column/voice_14/

アガルートでは過去の合格者の研究計画書などをもとにした、独自の合格基準を設けています

アガルートでは研究計画書や出願書類には独自の合格基準を設けています。

研究計画書をしっかりと自分事化することができ、他者に明瞭に説明できるようになっている頃には、面接でもある程度のことを聞かれても答えられるようになります。

志望校ごとに過去の合格者を参考にした研究計画書の例文を用意しているので、どのレベルまで研究計画書が書けるようになればいいのかがわかりやすくなっています。

無制限添削を通し、研究計画書をブラッシュアップしていくことで頭の中もどんどんクリアになっていくはずです。

入試対策、講座に関する相談は受講相談まで

国内MBAの入試科目には出願書類や研究計画書の書き方だけなく、面接や小論文もあります。

アガルートでは経営学についての知識がない方や他の入試科目についての対策も行っています。

どんな講座を受けたら良いのかわからない方はぜひ受講相談をご利用下さい。

もちろん具体的に受験を検討する前段階の

  • MBAってどんなところ?
  • MBAに興味はあるけど、忙しいから通えるのか不安…
  • 受験対策って何をすればいいの?

といった相談も受け付けています。

お気軽にご相談下さい。

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この記事の著者 飯野 一 講師

飯野 一 講師

ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない、約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。

国内MBAに関する書籍を多数出版し、ベストセラーを生み出している国内MBA受験に関する人気作家としての側面も持つ。

国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表、学会誌掲載の実績を持つ。

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