MBA受験を決めたら、まず考えるのはどうやって試験に合格するかということでしょう。

多くの受験生は、受験を決めた時点で、独学にするか、予備校(オンライン予備校を含む)に通うか、決断を迫られるはずです。

各MBAの試験日程は決まっていますので、早めにどちらにするか決断しなければなりません。

そこでこの記事では、MBA受験は独学でも合格できるのかについて解説していきます。

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MBAは資格ではなく学位なので独学では取得不可

そもそもMBAは独学で学べるのか気になっている方がいますが、MBAはあくまでも学位なので、独学で勉強して取得できる類のものではありません。

MBAとは、Master of Business Administration(経営学修士)の略で、経営学の大学院修士課程を修了すると授与されます。

修士号を独学で取得することはできませんが、MBAで学ぶ科目を独学で勉強することはできます。

MBAで学ぶことのメリット

MBAでは、企業経営に関する知識を幅広く身につけることができます。

ほとんどのMBAプログラムでは、一般的なMBAのカリキュラムは、人的資源管理、組織論、財務会計、ファイナンス、情報・マーケティング、経営戦略、統計学、経済学といった科目を中心に構成されており、経営に必要な知識と技術を体系的に学ぶことができます。

他にも勉強だけではなくMBAで学ぶことのメリットは、仕事で活用できるネットワークが広がることにあります。

MBA受験者に企業や団体でのインターンシップを義務付けている学校もあり、プログラム終了後に具体的な仕事のチャンスにつながる可能性があります。

経営やマネジメントを独学で学ぶこととMBAで学ぶことの違い

MBAでは、独学と異なり、単に教科書的な知識を学ぶのではなく、より実践(実務)で活かせるような知識を学ぶことができます。

その理由としてMBAの講義はケースメソッドが採用されています。

ケースメソッドはただの講義ではなく実際に企業で起こった事案や問題に対して討論をして具体的な解決方法を生み出す講義です。これは独学や座学だけでは身につけることができません。

独学で学ぶことのメリット・デメリット

独学で学ぶ場合、自分のペースで自分の興味関心に合わせて勉強を進められるのが最大のメリットです。

誰にも邪魔されることなく、自分の興味関心の赴くままに勉強を進めることができます。

その一方で、勉強して得られた知識が正しいとは限らない、学んだ経営理論が現場ですぐに使えるわけではないことはデメリットと言えるでしょう。

国内MBAの入試科目と特徴

MBA受験では出願書類(履歴書)、研究計画書、小論文、入学試験、面接が課されるケースがほとんどです。

以下では、国内MBAで必要となる書類や試験についてポイントを絞って解説していきます。

出願書類

MBA受験を決意したら、まずは志望する大学の募集要項を入手するところからはじめましょう。

募集要項は、各大学のホームページなどからダウンロードできる大学もあれば、資料請求をして入手できる大学もあります。

募集要項のなかに必要な出願書類が記載されており、記載されている出願書類をすべて用意する必要があります。

出願書類のなかには、用意するために時間がかかるものもあるので早めに準備をはじめましょう。

研究計画書

MBAプログラムを提供している大学のなかには、修了要件として論文の提出を求めている大学もあります。

その場合、研究論文の提出が必要です。

在学中にどのような研究を、どのような目的で行うのかについて明確に研究計画書で示す必要があります。

小論文

MBAプログラムを提供している大学のなかには、入学試験として小論文を課しているケースがあります。

小論文では、最近注目されている経営現象について経営学の理論を使って説明する問題(ex. 「会計不正の要因として考えられる4つの仮説を示しなさい」など)や、経営学の理論そのものについて問う問題(ex.「コンティンジェンシー理論とはどのような理論であるか説明しなさい」など)が出題されます。

英語

経営学の学術論文のほとんどは英語で書かれています。

英語が読めなければ、MBAで学習するような経営学の理論を正確に知ることはできません。

したがって、英語の試験を入学試験としてほとんどの大学が課しています。

TOEICやTOEFLといった英語の試験において高得点を有している受験生については英語試験が免除となったり、代替したりできます。

面接

MBAプログラムを提供している大学のほとんどが面接を入学試験として課しています。

オンライン面接のケースもありますが、その多くは対面での面接です。

面接では、研究計画書の内容が問われたり、MBAの学位取得後のキャリアプランなどが聞かれるケースが多いです。

独学で国内MBAを目指すことはできるのか?

経営学について学んだ経験のない人が独学を目指すのは難しいと言えるでしょう。

理由は3つあります。

入試の難易度が高い

MBA入試の難易度も合格率も大学ごとに大きく異なっていますが、人気のある大学の MBAプログラムは難易度も高く、倍率も高いです。

関西では人気の神戸大学MBAプログラムの受験者数は 172名、合格者数は72名、倍率は2.39倍となっています(2024年度実績)

研究計画書、出願書類、小論文は添削が受けられない

MBA受験が独学だと難しい点は人の添削が受けられないことにあります。

MBAの小論文、研究計画書、出願書類は自分で答えが合っているのか確かめる方法がありません。

わからないことでも人に聞くことができず、自分で調べて解決しなくてはいけません。

ほとんどの人はMBA入試突破のために自分以外の人から研究計画書、出願書類、小論文の添削が必要となります。

スケジュールの管理が難しい

MBA受験する方の多くは働いている方だと思います。

働きながら勉強時間を確保することはそもそも大変ですし、スキマ時間を見つけて約半年間の勉強のスケジュールを立てなくてはいけません。

経営について学んだことがない人は1から経営学を勉強するので勉強期間が必要でモチベーションの維持も大変です。

さらにMBAごとに傾向が違うので受験するMBAごとの対策が必要です。

独学で国内MBAを目指すことは不可能ではないものの、半年間の勉強のスケジュールを立てて各大学によって異なる対策をしなければならないため、非常に大きな負担となってしまいます。

経営やマネジメント経験がある人なら独学でMBAの合格を目指せる?

経営やマネジメント経験があるだけでは、独学で傾向の分析を行ってMBA試験を突破するのは難しいと言えます。

MBAの試験において出題される問題は必ずしも実務的な内容であるとは限りません。

経営学の理論的な出題もあります。

なので、経営やマネジメントに携わってきた役職だから独学でどうにかなるという話ではありません。

まずは大学ごとの出題傾向を知ってから、その試験対策をするべきです。

もともと持っている知識や経験ではなく経営学に関する知識が必要になってきます。

中小企業診断士ならMBA入試は独学で可能?

どれもMBAの受験に活かすことの出来る知識ではありますが、MBAの受験に合わせた対策を取る必要があります。

中小企業診断士とMBAはビジネスや経営について学ぶという点は同じです。

中小企業診断士の一次試験の試験科目は企業経営理論、財務・会計、運営管理、経営情報システム、経済学・経済政策、経営法務、中小企業経営・政策です。

MBAの試験では、単なる知識の暗記で対応できるような問題は少なく、「〜について論ぜよ」という論述式による出題も少なくありません。

なので経営ビジネスについて学ぶ時間を短縮することはできますが、MBA受験専用の対策が必要です。

海外MBAの入試事情はどうなっている?独学でも目指せる?

海外MBAは国内MBA受験よりも難しくなります。

海外MBAの場合には受験資格、受験項目が増え、英語が必要になるからです。

海外のビジネススクールはMBAの候補者に一定の基本的な条件を求めています。

まず、認定された大学の学士号を持っていることが不可欠です。

次に、GRE(Graduate Record Examinations、様々な大学院の標準テスト)またはGMAT(Graduate Management Admission Test、特にビジネススクール志望者を対象としたテスト)のいずれかの標準テストのスコアが必要です。

ほとんどの大学院でGREまたはGMATのどちらかの受験が可能ですが、そのほとんどは、過去5年以内にテストを受けたことを条件としています。

通常、GMATやGREの最低得点は要求されませんが、多くの学校は、合格したクラスの得点の範囲を公表しています。

英語圏以外の国から出願する場合は、通常、TOEFL (外国語としての英語のテスト) やIELTS (国際英語力試験) などの英語力を証明する標準テ ストを受けなければなりません。

MBAプログラムによっては、2年間の関連した実務経験を要求するものもあります。

スタンフォード大学のようなMBAプログラムでは、最低限必要な実務経験はありませんが、これらのプログラムでも、合格者の多くは少なくとも2年間の実務経験を有しているのです。

大学4年生がMBAに出願する場合、MBAプログラムに入学する前に少なくとも2年間の実務経験を積むことを条件として入学許可を出す学校もあります。

MBAの科目別勉強法

ここからはMBA受験に必要な勉強法や勉強時間について詳しく解説していきましょう。

出願書類

MBAにおける出願書類を記入する際に注意したいことは、そもそも出願要件を満たしているかどうかです。

MBAプログラムを提供している大学のなかには、2年以上の実務経験を有してないと出願要件を満たさないケースがあります。

また、京都大学MBAプログラムの一部コースでは、公認会計士でないと入学できないコースも存在しています。

出願書類の準備には、一般的に時間がかかります。

記入そのものに時間がかかるというよりも、必要書類を集めてまとめるのに時間がかかるのです。

したがって、出願期間に合わせて時間に余裕をもって準備しておくようにしましょう。

出願書類のなかで、どの大学でも課されるのが志望理由書の提出です。

志望理由書は、2次試験で面接が課されている大学で特に必要となる書類です。

志望理由書の書き方については、以下の記事でも説明しているので参考にしてください。

関連コラム:国内MBAの志望理由書とは?求められる内容と基本の書き方

研究計画書

長期間(2年)にわたってMBAプログラムを提供している大学院については、十分な研究期間を確保できるということもあって、修了要件として論文の提出が必須となっている大学院もあります。

したがって、MBA受験時に研究計画書の提出を求める大学院も増えてきています。

神戸大学のMBAプログラムがその代表例でしょう。

MBAプログラムを提供している大学院という場所は、大学とは違い、研究機関です。

教鞭を取る教員も日夜研究に励んでいます。

MBAを志望するということは、教育機関の一員となるということを意味するのです。

小論文

MBA試験で問われる小論文は、大学によって出題傾向が異なっています。

したがって、まずはどの大学のMBAを受験するかを考えなくてはなりません。

通常、各大学の受験サイトに過去の小論文の出題が過去問として掲載されています。

その過去問を閲覧することで、小論文が時事的な問題に対して議論を展開することを求めるタイプと、経営学の理論的な知識について問うタイプに分かれていることが確認できるでしょう。

MBA試験における具体的な小論文の書き方については、以下の記事でも説明しているので参考にしてください。

関連コラム:国内MBA入試の小論文対策 求められる経営学の知識レベルとは?

英語

MBAでも一定の英語能力が必要とされています。

したがって、MBAでは英語の試験が課されるのが一般的です。

MBAでは経営学修士号という学位を取得することになります。

MBAで学ぶのは経営学の理論をはじめ、学士レベルを超える専門知識です。

科学的な研究方法を身につけることもMBAで学ぶことの一つとなりますが、経営学の知識や科学的な研究方法に関する知識が日本語で書かれているとは限りません。

むしろ、英語で書かれた論文や書籍を読むことで、幅広い知識を得ることができるでしょう。

そのため、MBA試験で必要となる英語能力はおよそ学術論文が読める程度ということになります。

MBA試験では、Economist誌やタイム誌といった一流のビジネス雑誌、financial TimesやNew York Timesといった新聞などから出題されるケースが多いです。

ビジネスの世界で有名な書籍などから出題されるケースもあるでしょう。

MBA試験における英語対策については、以下の記事でも説明しているので参考にしてください。

関連コラム:国内MBA入試・受講に必要な英語力と確実に身につけるための勉強法

面接

MBAでは出願書類や研究計画について十分な時間をかけて準備し、面接に臨まなければなりません。

MBAの試験において、面接試験は出願書類や研究計画書の確認を目的として実施されるケースが多い試験です。

試験の後日、2次試験として実施されるケースもあります。

MBAの試験は採用試験などとは違い、受験者のマナーなどを見ているわけではありません。

もちろん、最低限のマナーは必要であるものの、出願書類や研究計画を深堀りすることを目的とした質問がほとんどです。

必ずしもすべての質問に答えられる必要はないものの、研究計画に一貫性がない場合や、研究計画に具体性がない場合などは、厳しい結果となってしまうでしょう。

MBA試験における面接対策については、以下の記事でも説明しているので参考にしてください。

関連コラム:国内MBA入試の面接では何を聞かれる?よくある質問と対策法

MBA受験に必要な勉強時間

試験科目ごとの対策について上では説明してきましたが、ここからは、MBA受験に必要な勉強時間について説明していきます。

経営学の知識がある人

経営学の知識がある程度あるのであれば、3ヶ月程度の勉強で難関MBAでも十分合格を目指すことができます。

通常、MBAの合格のためには1年から半年程度の勉強期間が必要となります。

経営学の知識がある人の場合、短期間でMBA合格も可能です。

ただし、3ヶ月間という期間のほとんどを過去問の研究などにあてることになりますから、余裕を持って学習を進めたい場合、経営学の知識がある人でも半年以上前に受験勉強を開始しておくと安心です。

関連コラム:3~6ヶ月間の準備期間で合格できる国内MBAと勉強法・スケジュール

経営学の知識がない人

経営学の知識がない人は6ヶ月から1年程度の勉強時間が必要であると認識してください。

それでも独学で十分な学習時間を確保できるかはわかりません。

効率的な勉強のためには、予備校を活用することを考えてみてください。

「予備校を活用するならどのくらいの勉強時間が必要か」については以下の記事が参考になります。

関連コラム:【国内MBA初受験】社会人が仕事と両立して合格するための入試対策

国内MBA受験対策をするのにおすすめの方法

大学ごとにMBA試験の過去問を開示していますので、それを積極的に活用してください。

過去問を集めたら、次に行うべきは、受験予定の大学に所属する教員が書いた教科書があればそれを活用すると良いでしょう。

MBA試験の問題は、その大学に所属する教員が作成している場合がほとんどです。

短期間でも効率的に学習を進めることができます。

なお、経営学の知識について学べる書籍については以下の記事で詳しく解説しています。

関連コラム:国内MBA受験生必読!講師がおすすめする入試のための経営学本11冊

MBA受験をしていて独学だとつまずきやすいポイント

ここからは、MBA受験をするとき独学だとつまずきやすいポイントを紹介していきます。

独学だとつまずきやすいポイントも、通信講座を含む予備校に通うことで解決できます。

研究計画書がそもそも書けない

研究計画書が書けなければ、どんなに試験成績が良くても試験を突破することは難しくなります。

ほとんどの人にとって、研究計画書を書いた経験はないものです。

初めて書くために、何から書き始めたら良いかわからないという人も少なくありません。

そのような状態であるにも関わらず、独学で勉強を進めることは難しいと言えるでしょう。

研究計画書のテーマが漠然としている

独学で研究計画書のテーマが漠然としている状態で受験してしまうと、低い評価を受ける可能性があるのです。

研究計画書で最も重要なポイントは、何をどのような方法で分析するのかということです。

分析の対象は、学術的に問う価値のあるものでなければなりません。

たとえば、自分の会社から最短で自宅に帰宅する方法というのは、「問い」としては成立しているものの、それが学問上の「問い」として価値があるかと言えば、答えは否でしょう。

研究計画書に学術的に解く価値のある「問い」が示されていないと、MBAで何を学びたいのかが明確にならず、審査を行う面接官も何のためにMBAの学位を取得しようとしているのかがわからず、評価のしようがありません。

MBAで問うべきは、学術的に問う価値のあるものであり、単なる「問い」ではいけないのです。

したがって、研究計画書を書くときにテーマが漠然としていては、問いを解く(分析する)ことはできません。

志望校について調べられていない

ネットワークがなければ、情報を収集することも困難です。

MBA受験にあたって重要なのは試験に関する情報を集めるということでしょう。

当然、受験要項に様々な情報が記載されていますが、予備校に通っていれば、そこに合格した先輩がどうやって合格したのか、そのノウハウが蓄積されています。

したがって、自分の志望校に関してかなりの情報を入手することができるのです。

しかし、独学で勉強を進めている場合、そうしたネットワークがないケースが多いです。

予備校に通っていれば、そのようなことは起こりませんが、志望校に対する理解度を独学で高めることは非常に難しいと言えるでしょう。

小論文の答えがあっているのかわからない

MBA試験において課されることの多い小論文ですがその多くは時事問題です。

各大学が過去問を公開していることも多いですが、小論文の模範解答については公開されていないケースが多く、独学で勉強していると結局何が正解なのかがわかりません。

時事問題は、既存の経営学の理論を使って特定の経営現象を説明せよという問題が出題されるケースが多いです。

たとえば、ある組織の不正に関する事例が出題される場合、その組織不正が発生した要因について「不正のトライアングル」の観点から説明しなさい、というように出題されます。

この場合、不正のトライアングルという理論を知っていないと小論文のなかで議論を展開することができません。

したがって、不正のトライアングルという理論を正しく理解できているかという点、そして、自分が展開した議論がきちんとできているのかという点を確認しなければなりません。

この2点を独学で確認することは大変困難でしょう。

理論にも精通していて、議論を展開できるだけの力がすでにあるのであれば別ですが、MBA受験生にそれだけの力が備わっていることはほとんどありません。

研究計画書を深堀りされて答えられない

研究計画書に書かれた内容が、MBAに通う期間内で考究できる問題であるか、学術的に問う価値がある問題かなどの観点から、研究計画書の内容が審査され、それに対して面接で深堀りされるケースが多いです。

しかし、独学で勉強を進めている人の多くはその対策がほとんどできないと言えるでしょう。

研究計画書を書く際には第三者の目線がないと独りよがりの研究計画書になってしまいます。

研究計画書を書く際には深堀りされてもしっかりと答えられるかが重要です。

独学でつまづいたら予備校・通信講座がおすすめ

試験日までにいかに効率的に勉強できるかが合格のためには重要です。

多くの人にとって、MBA受験までに時間は限られていることでしょう。

特に、独学で試験突破を目指すのは、難しいと言えます。

なぜなら、各MBAごとに試験の傾向や対策は異なっているからです。

独学で勉強の仕方がわからず困っている人、短期間で効率よく勉強したい人、経営学の知識を1から勉強したい人は独学ではなく、予備校などを活用しましょう。

しかし、予備校を活用したくても、予備校に通う時間がないという人も多くいると思います。

近年では、通信講座などを活用して合格を目指す人も多くいます。

時間がない人には、通信講座の活用がおすすめです。

MBA合格で人気のある通信講座と言えばアガルートです。

アガルートの通信講座は、各大学のMBA受験を綿密に分析して作られていて、各大学の試験傾向に合った対策を行えます。

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