志望校選び・国内MBA比較

【飯野一講師の特別コラム6】国内MBAの選び方「修士論文」の有無|国内MBA試験

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ここでは、国内MBAをどう選べばよいのか、選び方、指標について説明します。

特別コラム一覧

  1. 国内MBAの現在と過去
  2. 国内MBA予備校の現状と先行き
  3. 海外MBAとの比較&国内MBA履修形態の比較
  4. 国内MBAの難易度・倍率
  5. 国内MBAの評価と価値、活用方法
  6. 国内MBAの選び方
  7. 早稲田大学大学院経営管理研究科
  8. 慶應義塾大学大学院経営管理研究科
  9. 一橋大学大学院経営管理プログラム
  10. 国内MBAの未来

「修士論文」を課され多変量解析スキルが身につく国内MBAを選ぶ

筆者がお勧めする国内MBAは、修士論文を課している国内MBAです。
先に「海外MBAとの比較&国内MBA履修形態の比較」の部分で述べましたが、修士論文を課すというのは海外MBAにはない一部の国内MBAでしか行われていない大きなメリットです。

修士論文を作成することによって身に付く多変量解析のスキルは、海外MBAでは身に付けることはできませんし、国内MBAの中でも一部の国内MBAでしか身に付けることができないスキルです。
この多変量解析のスキルを身に付けることは、他のMBAホルダーにはない自分だけの強みとなるスキルになるのです。そのために、ウインドミルから国内MBAに進学する人はほとんどが修士論文を必須としている国内MBAに進学しています。

おすすめできる国内MBAとは?

では、修士論文を必須にしている大学院はどこがあるのか?といいますと、代表的なのが筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院ビジネス科学研究群経営学学位プログラム(博士前期課程)です。一橋大学大学院経営管理研究科(金融財務プログラム)、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科も同様に修士論文にかなり力を入れています。
この3校が代表的な修士論文に力を入れている大学院で、この3校を修了するとほぼ全員が多変量解析の使い手になることができます。そのために非常に市場価値の高い人材となって修了していきます。

次に力を入れているのが東京都立大学大学院経営学研究科、神戸大学大学院経営学研究科です。
この2校を修了した方も全員とは言えませんが、多変量解析を使いこなせる人材になって卒業している方が見られます。

最後が、早稲田大学大学院経営管理研究科、慶應義塾大学大学院経営管理研究科、一橋大学大学院経営管理研究科(経営管理プログラム;経営分析プログラム)です。
この3校にはウインドミルから多くの受講生が進学していますが、多変量解析の使い手になれるレベルの修士論文指導がおこなわれているかどうかは担当教授によります。単にレポートレベルの修士論文を書いて修了してしまう学生もたくさんいます。

これは元早稲田MBAのトップを務めた遠藤功先生の著書「結論を言おう、日本人にはMBAはいらない」(角川新書)に書かれている通り、これら国内MBAの教授はやる気がない教授が多いのです。そのために、指導に手間がかかる多変量解析を用いた修士論文の指導は熱心には行わないのです。教えるのが仕事の教授に熱意がないのは非常に問題なのですが、日本の大学というのはこんなもんです。あまり大学側に期待せずに、熱心に指導してくれる教授を選んで、その先生のゼミに入るようにしていただきたいと思います。ゼミの先生を知名度で選んではいけません。知名度がなくても熱心に指導してくれる教授ならその教授を選ぶべきだと思います。

筆者は早稲田MBAを修了していますが、筆者の経験上では早稲田MBAは指導に熱心ではない先生もたくさんいます。このような先生を筆者は避けてゼミを選びました。知名度は低かったのですが、指導をしっかりしてくれるという点で東出教浩先生を選んで東出先生のゼミで学びました。その結果、多変量解析の使い手になることができました。今の会社経営にも多変量解析のスキルは大いに役立っていますので、今の筆者の成功は東出先生のおかげと言えるかもしれません。
早稲田MBA,慶應MBAなどでは、やる気のない先生もかなりの数いますので、先輩等から情報を収集してやる気のない先生を避けてゼミ選びをするといいと思います。
それが将来の成功か失敗かを分ける分岐点になりますので、ゼミ選び、先生選びは慎重におこなってください。

おすすめの国内MBAをまとめると…

ということで筆者がお勧めする国内MBAは、筑波MBA・一橋MBA(金融財務)・横国MBA・都立大MBA・神戸MBA・早稲田MBA・慶應MBA・一橋MBA(経営管理:経営分析)です。
どこも難易度が高いので合格するのは大変ですが、これらの大学院は進学する価値がありますので、ぜひ難関入試を突破して入学してください。
次の項からは、最も問い合わせの多い早稲田MBA・慶應MBA・一橋MBA(経営分析;経営管理管理)について説明したいと思います。

【飯野一講師の特別コラム7】早稲田大学大学院経営管理研究科について

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この記事の著者 飯野 一 講師

飯野 一 講師

ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない、約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。

国内MBAに関する書籍を多数出版し、ベストセラーを生み出している国内MBA受験に関する人気作家としての側面も持つ。

国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表、学会誌掲載の実績を持つ。

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