青山学院大学ビジネススクール(ABS)入試の傾向と対策について解説しています。

【飯野一講師が動画で解説!】

アガルートアカデミー国内MBA試験の飯野一講師が、青山学院大学MBAの入試対策について解説します。

動画では、出願書類の志望理由書、課題エッセイでは何をどうかけばよいか、面接対策、いつから対策を始めればよいか、といった情報をお届けします。

青山学院大学ビジネススクール(ABS)の特長

特長1

青山学院大学大学院MBA(青学MBA)は、全日制のデイタイムコースMBAと働きながら学ぶイブニングコースMBAの2つのコースが設けられています。

デイタイムコース、イブニングコース共通の特徴の1つ目は、優れたカリキュラムです。

優れたカリキュラムをどう定義しているのかと言うと、ここでは「グローバルスタンダードに則り、海外の一流ビジネススクールとほぼ同一の体系化された科目編成が行われている」という点からの評価しています。

ABSでは、各科目が100番台科目(必須基礎科目)、200番台科目(選択基本科目)、300番台科目(選択専門科目)、500番台科目(プロジェクト科目)と、基礎から応用に向かって積み上がる形で編成されており、企業経営に不可欠な基礎理論とフレームワークを学んだ上で、専門分野を絞り込み、より深く学んでいけるように設定されているのです。

中でも特筆すべきは、500番台科目の体験型学習プロジェクト科目である青山アクションラーニング科目です。

これは修士論文に代わる2年次の通年科目として設定されており、これまで学んだ理論、知識の統合を図るプログラムです。

アガルートの受講生が経験した青山アクションラーニングを紹介すると、ビジネスプランニングという科目があり、そこでは自身のビジネスプランを作成するのですが、市場ニーズがあるのかを実際に市場調査を行い検証したり、資金調達においては実際のエンジェル、ベンチャーキャピタリストをゲスト・スピーカーとして招いて、実務的な評価を受けることにより、実現性の高いビジネスモデルと事業計画の作成を行っていました。

この経験は、卒業後の自身のビジネスに大きく役立ったそうです。

特長2

2つ目の特徴は、デイタイムコース、イブニングコースともに修了までにTOEIC730をクリアしなければならない点です。

これはABSが国際的に通用する人材育成をするという理念にのっとって運営しているがゆえの基準です。

他の国内MBAでこういったTOEICの基準を設けているMBAはありませんのでABS独自の特徴だと言えます。

アガルートの受講生でABSに進学した人の中には、2年生の修了時にTOEIC730を取ることができない方がいました。

その方は、留年することになりましたので、TOEIC受験経験のない忙しい社会人にとってはTOEIC730という基準はかなりハードルが高いと言えます。

デイタイムコース・イブニングコース比較

  デイタイムコース イブニングコース
試験内容 出願書類
面接
入学試験回数 3回
9月上旬~9月中旬
11月上旬~11月中旬
1月中旬~1月下旬
入学月 4月
開講パターン 全日制 平日夜間+土曜
募集人数 100名(デイタイム・イブニング合計)
備考 卒業時にTOEICスコア730以上必要

※参考:募集要項

青山学院大学MBAの倍率から見た難易度

MBAの難易度として倍率が2倍を超えてくると人気があり、難易度が高い傾向にあります。

ABSの倍率は具体的には公開されていませんが、アガルート調べでは、倍率はおよそ2倍前後だと推測されます。

ABSの倍率から見たときに、MBA入試の難易度としては高いと言えるでしょう。

関連コラム:国内MBAの倍率から見る難易度と人気大学院合格に必要な勉強期間

青山学院大学MBAの入試倍率・難易度は上がっている

ここ数年、国内MBAは人気が出ており、毎年、倍率が上がっています。

青山学院大学MBAも例外ではありません。

特に「志望理由書」「研究計画書」は答えがあるものではないので、他の受験生と差をつけるためには添削が重要になってきます。

また、国内MBA対策に予備校を利用されている方も増えているのが現状です。

受験で落ちてしまった方、本気で志望校のMBAに合格したい方には予備校の利用を強くおすすめします。

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入試内容

ABSの入試は出願書類と面接のみです。

小論文の試験がないので受験のハードルは低いです。

この点はデイタイムコースMBAもイブニングコースMBAも同じです。

必須の出願書類は、志望理由書と課題エッセイ(課題レポート)です。

志望理由書は志望理由をA4、2枚で書くもので、課題エッセイは「過去に仕事もしくは生活において直面した最も大きな試練は何であったか、それをどのように克服してきたか、また現在ならそれをどのように解決しようと考えるか述べなさい。」という設問にA4,2枚で書くものです。

課題レポートに関してはこちらのページから確認することができます。

気になる方は実際に確認をしてみてください。

その他、任意添付の書類として自己PR、推薦書、TOEICのスコア、職務経歴書などがありますが、これは任意ですので例えばTOEICのスコアを持っていない方は添付は不要です。

面接は、志望理由書や課題エッセイをもとにした口頭試問が行われます。

入試対策

入試対策は先に説明した志望理由書、課題エッセイの対策が中心です。

面接は志望理由書、課題エッセイをもとに行われますので、志望理由書、課題エッセイの対策をすればOKということです。

志望理由書、課題エッセイは、人にもよりますが、特に専門的な知識が必要なわけではありませんので、1か月くらいあればしっかりしたものが書けると思います。

ABSは、他の大学院と異なり研究テーマは要求されていませんので、目的意識を明確に持っている方なら2週間もあれば十分に作成可能だと思います。

この対策をしっかりすればABSは合格できます。

入試科目にはないがTOEICスコアは730以上にしておきたい

最後にTOEICのスコアについて説明します。

ABSの場合、修了時にTOEIC730という基準をクリアしなければなりません。

そのため、できれば入学試験の時点でTOEIC730に近いスコアを取っておいた方がいいです。

といいますのは、過去にアガルートからABSにTOEIC400くらいで入学した方がけっこうな数いましたが、その方々の多くがTOEIC730という基準をクリアすることができずに留年しているのです。

そういう方を見てきていますので、もう入学試験の時点でTOEIC730はクリアしておくことをお勧めします。

入試対策するならアガルートがおすすめ

青山学院大学MBAは、アガルート調べだと2倍前後の倍率になっており、難易度は高いです。

そのため、志望理由書や課題エッセイが合否を分ける重要なポイントとなります。

アガルートの「出願書類・研究計画書」の書き方講座では、出願書類・課題エッセイの添削を行っています。

以下のような講義やサポートを受けられるため、入念に対策して他の受験生と差を付けたい人は、ぜひ利用してみてください。

  • 出願書類の書き方についての講義
  • 実際の合格者の志望理由書の実例をもとに、大学院別に事例解説
    (青山学院大学MBAの事例は8つ掲載)
  • 1校(1研究科)1回の出願につき、回数無制限の添削指導

また、アガルートでは面接対策として「面接対策講座」も提供しています。

過去のアガルート受講生が提出してくれたレポートをもとに大学院別に面接内容を再現しているため、テキストは面接ネタ本として利用することが可能です。

青山学院大学MBAは7つの実例が掲載されているので、大学院に合わせた対策ができるでしょう。

模擬面接とそのフィードバックも実施しているため、ぜひご利用下さい。

合格者の声

「理系出身で、経営に関することは全くわかりませんでした」

同じ目標、志をもった人と出会い、日本の中小企業を変えていきたい」

「新型コロナウイルスの影響により在宅勤務が増えたことで人生を考えました」

青山学院ビジネススクール基本情報

名称 青山学院大学大学院
国際マネジメント研究科 国際マネジメント専攻
場所 青山学院大学 青山キャンパス内
住所 東京都渋谷区渋谷4-4-25
最寄り駅 表参道駅徒歩5分 渋谷駅徒歩10分
公式サイト 青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科

アガルートではあなたの青山学院大学MBA入試を応援します

国内MBAは人気が出ており、ここ数年で倍率が上がっており、入試難易度も上がってきています。

また、国内MBA対策に予備校を利用されている方も増えているのが現状です。

青山学院大学MBAの入試はプログラムによって変わりますが「出願書類」、出願書類をもとにした「面接」が行われます。

曖昧な志望動機では合格は難しく、書類選考で落とされてしまいます。

出願書類の「研究計画書」は答えがあるものではないので、他の受験生と差をつけるためには添削が重要になってきます。

アガルートでは青山学院大学MBAの入試傾向を把握し、毎年合格者を排出しています。

令和5年の合格実績は21名、合格率は75%でした。

青山学院大学 (夜間)18人
青山学院大学 (全日)3人

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この記事の著者 飯野 一 講師

飯野 一 講師

ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない、約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。

国内MBAに関する書籍を多数出版し、ベストセラーを生み出している国内MBA受験に関する人気作家としての側面も持つ。

国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表、学会誌掲載の実績を持つ。

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