3~6ヶ月間の準備期間で合格できる国内MBAと勉強法・スケジュール
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本コラムでは、3~6ヶ月間の準備期間で合格できる国内MBA大学院はどこか?を紹介します。
特に難易度が高いと言われる大学院を中心に紹介します。
その上で、それら大学院の入試科目はどんなものが課せられているのかを説明します。
そして、それらの大学院に合格するための勉強法と、合格に向けて6ヶ月をどのように使うべきか?という受験準備のスケジュールを紹介します。
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3~6ヶ月間の準備期間で合格できる国内MBAは?
最初に、「3~6ヶ月間の準備期間で合格できる国内MBA大学院は、どこか?」に関してですが、答えは、すべての国内MBA大学院です。
どの大学院も3ヶ月間あれば十分に間に合います。
具体的に言いますと、
・青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科
・京都大学経営管理大学院
・慶應義塾大学大学院 経営管理研究科
・神戸大学大学院 経営学研究科
・筑波大学大学院 人文社会ビジネス科学学術院
・東京都立大学大学院 経営学研究科
・一橋大学大学院 経営管理研究科
・早稲田大学大学院 経営管理研究科
など比較的難易度が高いと言われている大学院でも、3ヶ月もあれば十分に受験対策は可能です。
英語が課せられているMBAは注意が必要
英語が課せられている大学院を受験する場合には注意が必要です。
京都大学経営管理大学院、神戸大学大学院経営学研究科、一橋大学大学院経営管理研究科(経営分析プログラム)の3校です。
特に、京都大学経営管理大学院、一橋大学大学院経営管理研究科(経営分析プログラム)の2校はTOEICで800くらいのスコアがあった方が有利です。
そのため、例えばですがTOEIC400の人が800になるには、人によりますが、1年かかる人もいます。
その場合は、6ヶ月間の準備期間で合格できるわけではありませんので、注意してください。
なお、神戸大学はTOEICのスコアがそれほど高くない人でもアガルートの受講生は合格しています。TOEIC600くらいのスコアでも大丈夫です。
国内MBA試験で勉強が必要な科目パターンは3種類
次に、3~6ヶ月間で国内MBAを合格を目指す場合の勉強法を紹介します。
勉強法の紹介の前に、国内MBAの入試科目を説明します。
その上で、それぞれの入試科目の勉強法の説明をしたいと思います。
国内MBA入試の試験科目は、大きく分けて3つのパターンがあります。
パターン1 試験科目が小論文・出願書類・面接の3種類
1つは、小論文、志望理由書・研究計画書などの出願書類、面接の3つが試験科目として課されている大学院です。
これに該当するのが上記の大学院では、
・慶應義塾大学大学院 経営管理研究科
・筑波大学大学院 人文社会ビジネス科学学術院 ビジネス科学研究群 経営学学位プログラム(博士前期課程)
・東京都立大学大学院 経営学研究科
・一橋大学大学院 経営管理研究科 経営管理プログラム
・早稲田大学大学院 経営管理研究科
です。
パターン2 試験科目が出願書類・面接の2種類
2つ目は、志望理由書・研究計画書などの出願書類、面接の2つが試験科目として課されている大学院です。
これに該当するのが上記の大学院では、
・青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科
・筑波大学大学院 人文社会ビジネス科学学術院 国際経営プロフェッショナル専攻
です。
パターン3 試験科目が英語・小論文・出願書類・面接の4種類
3つ目は、英語、小論文、志望理由書・研究計画書などの出願書類、面接の4つが試験科目として課されている大学院です。
これに該当するのが上記の大学院では、
・京都大学経営管理大学院
・神戸大学大学院経営学研究科
・一橋大学大学院経営管理研究科(経営分析プログラム)
です。
国内MBA受験の勉強法
3つ目の英語が課されている大学院は、先に説明した通り、現時点での自分の英語力によって、何も対策しなくても大丈夫な人から、1年かけて準備する必要がある方まで幅広いです。
そのため、1つ目の小論文、志望理由書・研究計画書などの出願書類、面接の3つが試験科目として課されている大学院を想定して説明していきます。
2つ目の志望理由書・研究計画書などの出願書類、面接の2つが試験科目として課されている大学院については、6ヶ月間もあれば十分で、2ヶ月の受験準備期間で大丈夫ですので、ここでは説明は省きます。
国内MBA入試では、小論文、志望理由書・研究計画書、面接、どれをとっても経営学の基本的な知識が必要になります。
経営学の基礎的な知識がある方とない方では勉強法が異なります。
経営学の知識がない方向け 小論文・出願書類・面接の勉強法
経営学の知識がない方は、まずは経営学の知識をインプットする必要があります。
そのためには、書籍を自分で購入して独学で勉強するという方法もありますが、初心者の方にとっては、どこから手を付けていいのかわからない、ということが生じると思います。
その場合は、アガルートのような予備校で経営学の基礎知識をインプットする講座を受講するといいと思います。
効率的な知識のインプットができます。
インプットが終わりましたら、小論文を書く練習をします。
こちらも独学で書籍を買って、過去問をダウンロードして解答するという方法もありますが、初心者の方にとっては、アガルートの小論文添削講座の受講などの予備校利用が効率的だと思います。
小論文の練習とともに、準備が必要なのが、志望理由書・研究計画書といった出願書類です。
志望理由書は、経営学の知識があれば、あとは実務経験をもとに問題意識を活字で表現するだけですから、独学でも可能です。
しかし、研究計画書は、研究に慣れていない方には書きにくい場合もあります。
その場合も、アガルートのような予備校の講座を受講して、添削指導を受けることをおすすめします。
小論文にしろ、研究計画書にしろ、自分が書いたものは、自己評価が難しいです。
そこで、第3者的な意見を求める意味でも、アガルートのような予備校の利用は価値があると思います。
最後に、面接ですが、こちらは経営学の知識があり、志望理由書・研究計画書がしっかり書けていれば、独学で問題ないと思います。
ただ、面接では、どんなことを聞かれるのか知りたいという方は、予備校の講座を受けて、面接内容の情報を入手するのもいいかと思います。
経営学の知識がある方向け 小論文・出願書類・面接の勉強法
経営学の知識がある方は、経営学の知識をインプットする必要はありません。
ですから、いきなり小論文を書く練習をします。
普段から文章を書いたりする仕事をしていたり、プレゼンテーションをする機会が多い方は、書籍を買って、過去問をダウンロードして独学で勉強すればいいと思います。
そうでない方は、アガルートの小論文添削講座の受講などの予備校利用で準備をすることをお勧めします。
志望理由書・研究計画書といった出願書類、面接は、経営学の知識の有無は関係ありませんので、先に説明した「経営学の知識がない方」向けの部分と同じですので、「経営学の知識がない方」向けの説明をご覧ください。
期間別 試験まで3~6ヶ月ある場合の国内MBA勉強スケジュール
最後に、受験勉強として、いつ、何を、どの順番で進めていけばよいかスケジュールを説明します。
これまでの説明では、受験まで比較的余裕があるという前提で話をしてきました。
そのため、6ヶ月間の準備期間で合格できる国内MBAという前提で話をしました。
ただ、6ヶ月の準備期間が確保できれば理想ですが、現実的に考えて、そうはいかない場合も多いと思います。
例えば、入試の3ヶ月前に受験することを決意した場合もあると思います。
その場合でも、あきらめる必要はありません。
筆者がアガルートで指導をしてきた経験上、難関と言われる国内MBAでも勉強のスピードを上げれば、3ヶ月でも十分に合格できます。
人それぞれ準備期間は異なると思います。
そこで、6ヶ月間の勉強スケジュール、5ヶ月間の勉強スケジュール、4ヶ月間の勉強スケジュール、3ヶ月間の勉強スケジュールという4つの勉強スケジュールをここでは紹介いたします。
各期間において、いつ、何を、どの順番で進めていけばよいかスケジュールを紹介したいと思います。
関連コラム:【国内MBA初受験】社会人が仕事と両立して合格するための入試対策
6ヶ月間の勉強スケジュール
まず、6ヶ月間です。
経営学の知識がない方は、最初の1~2ヶ月目までは経営学の知識のインプットをしてください。
それと並行して、2ヶ月目からは、小論文の作成の練習をします。
この小論文の作成の練習は試験直前まで続けます。
4ヶ月目から6ヶ月目で、志望理由書・研究計画書の作成をおこない出願します。
面接対策は、直前の1ヶ月前に開始すれば十分です。
経営学の知識がある方は、上記の経営学のインプットは不要になりますので、2ヶ月目の小論文の作成の練習から始めてください。
その他は、上記の「経営学の知識がない方」向けのスケジュールと同じです。
5ヶ月間の勉強スケジュール
次は、5ヶ月間です。
経営学の知識がない方は、最初の1~2ヶ月目までは経営学の知識のインプットをしてください。
それと並行して、2ヶ月目からは、小論文の作成の練習をします。
この小論文の作成の練習は試験直前まで続けます。
3ヶ月目から5ヶ月目で、志望理由書・研究計画書の作成を行い出願します。
面接対策は、直前の1ヶ月前に開始すれば十分です。
経営学の知識がある方は、上記の経営学のインプットは不要になりますので、2ヶ月目の小論文の作成の練習から始めてください。
その他は、上記の「経営学の知識がない方」向けのスケジュールと同じです。
4ヶ月間の勉強スケジュール
次は、4ヶ月間です。
経営学の知識がない方は、最初の1~2ヶ月目までは経営学の知識のインプットをしてください。
知識のインプットと並行して、小論文の作成の練習をします。
この小論文の作成の練習は試験直前まで続けます。
2ヶ月目から4ヶ月目で、志望理由書・研究計画書の作成をおこない出願します。
面接対策は、直前の2週間で準備すれば十分です。
経営学の知識がある方は、上記の経営学のインプットは不要になりますので、最初から小論文の作成の練習から始めてください。
その他は、上記の「経営学の知識がない方」向けのスケジュールと同じです。
3ヶ月間の勉強スケジュール
最後は、3ヶ月間です。
経営学の知識がない方は、最初の1ヶ月目で経営学の知識のインプットをしてください。
知識のインプットと並行して、小論文の作成の練習をします。
この小論文の作成の練習は試験直前まで続けます。
2ヶ月目から3ヶ月目で、志望理由書・研究計画書の作成を行い出願します。
面接対策は、直前の2週間で準備すれば十分です。
経営学の知識がある方は、上記の経営学のインプットは不要になりますので、最初から小論文の作成の練習から始めてください。
その他は、上記の「経営学の知識がない方」向けのスケジュールと同じです
入試まで3ヶ月をきってもまだ間に合う?
大学院によっては3ヶ月をきっても、入試に間に合う可能性がありますが合格が厳しくなってくるMBAも出てきます。
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入試まで3ヶ月を切ったらかなり効率よく学習を進める必要が出てきます。
効率よく学習をするためには、経営学は体系的に学び、研究計画書や志望理由書、小論文は予備校の添削指導を利用されることをおすすめします。
アガルートでは小論文や研究計画書に必要な経営学の知識や、研究計画書、志望理由書などの添削を一貫して行っています。
入試まで6ヶ月以上あるからといって油断をしているとすぐに時間はたってしまいますから、計画的に効率よく学習して合格を目指しましょう。
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ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない、約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。
国内MBAに関する書籍を多数出版し、ベストセラーを生み出している国内MBA受験に関する人気作家としての側面も持つ。
国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表、学会誌掲載の実績を持つ。
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