ドイツ語技能検定試験の申込方法とは?流れ・注意点を解説
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今回は、ドイツ語技能検試験定の申し込み方法や注意点について詳しく解説します。
ドイツ語を学び始めてから、あるいは大学で授業を受け始めてから時間が経ち、そろそろ受験しようかなとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
ドイツ語技能検定試験に、チャレンジしようとお考えの方はぜひ参考にしてください。
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ドイツ語技能検定試験の申込・出願方法
ドイツ語技能検定試験は、5級から2級までは夏期試験、冬期試験と年2回あり、準1級と1級は冬期試験のみ年1回です。
それでは、出願方法や受験資格・条件について、見ていきましょう。
出願方法について
ドイツ語技能検定試験の出願方法は、郵送あるいはインターネットのいずれかとなります。
また、出願に際し必要なものは、願書と検定料、振込手数料、そして郵送の場合の郵便料金です。
郵送出願の場合は、受験要項と願書の入手からはじめなくてはなりません。
以前は、大学生協や取扱書店で願書入手や検定料の払い込みができましたが、現在はいずれも行われていないため注意が必要です。
インターネット出願の場合は、願書の記載から検定料の払い込みまでの一連の手続きが、ネット上で完結します。
受験資格や条件について
受験資格に制限はなく、年齢や国籍、学歴、職業に関係なくどなたでも出願できます。
また、過去のドイツ語技能検定試験の受験経験や合否を問わず、希望の級に出願可能です。
例えば、ドイツ語技能検定試験の受験が初めての方が、いきなり3級に出願しても問題ありません。
併願について
上位の級と併願する場合は、1枚の願書に記入します。
別々の願書に記入すると併願とは認められず、かつ受験料の併願割引が適用されなくなるため、必ず1枚の願書に記入しましょう。
郵送で出願する
ここでは、郵送によるドイツ語技能検定試験の出願方法について、詳しく解説します。
出願の流れ
郵送による出願のフローは以下のとおりです。
1:受験要項と願書を入手する。
2:願書を記入する。
3:検定料を払い込む。
4:願書と検定料の払込証明書を郵送する(締切日の当日消印有効)。
※参考:出願方法 | 受験案内 | ドイツ語技能検定試験 Diplom Deutsch in Japan
出願に必要な費用
出願に必要な費用は、次の3つです。
- 検定料
- 検定料の払い込み手数料
- 願書などを郵送する郵便料金
なお、検定料の払い込み手数料は、払い込み方法(窓口・ATM・ネットバンク)や金融機関により異なります。
また、願書の郵送には、長形3号の封筒を使用します。
郵便事故防止の観点から、書留や簡易書留を利用するとよいでしょう。
願書の記入方法
願書の記入には、黒のHB以上の鉛筆を使用し、記入例を参考に太線で囲まれた部分を楷書で記入します。
また、枠からはみ出さないように左詰めで書き始めましょう。
誤ってボールペンで記入した場合は、そのままで大丈夫です。
ただし、誤記入した時は、機械が読み取れなくなるため修正液や修正テープを使用せず、二重線で消してその上に正しく書き直します。
カタカナ、数字、ローマ字は、願書の下部に見本が示されています。
見本どおりに丁寧に記入しましょう。
また、ローマ字の氏名は、パスポートなどと同じ綴りによる記入が推奨されています。
検定料の払込証明書とは
払込証明書とは、ゆうちょ銀行の「振替払込請求書兼受領証」やATMの利用明細書をいいます。
インターネット振込の場合は、振込完了画面や振込明細を印刷したものです。
また、必ず受験者の氏名で、払い込みましょう。
そのほかの注意事項
「受験級」や「試験地」出願後の変更は認められていません。
封入前に、「受験級」や「試験地コード」を再度確認します。
インターネットで出願する
つづいて、インターネットによるドイツ語技能検定試験の出願方法について、詳しく見ていきましょう。
出願の流れ
インターネットによる出願のフローは以下のとおりです。
1:利用規約を確認する。
2:出願前に「@inexus.ne.jp」ドメインの指定受信設定行う。
3:決済方法を選択する。
4:出願者氏名、受験級。試験地などの情報を入力する。
5:入力内容を確認する。
6:クレジットカード情報を入力する。
「受験申込登録完了画面」が表示された時点で、出願完了です。
登録完了後、登録メールアドレスに、「申込完了メール(自動返信)」が届きます。
なお、メールアドレスの登録誤りなどでメールが届かない可能性があるため、申込完了画面をメモするか印刷しておくとよいでしょう。
※参考:出願方法 | 受験案内 | ドイツ語技能検定試験 Diplom Deutsch in Japan
出願に必要な費用
- 検定料
- クレジットカード支払い事務手数料350円
そのほかの注意事項
出願締切当日や直前は、アクセスが集中し処理に時間を要する可能性があるため、余裕を持って早めに手続きを行います。
入力画面操作では、ブラウザの「戻る」「進む」「再読込」を使用せず、必ず画面上に表示されたボタンを使用しましょう。
払い込みにはデビットカードやプリペイドカードが使用できますが、二重引き落としのような現象が起きるため、デビットカードやプリペイドカードの利用は推奨されていません。
出願時の注意点
出願時において、特に注意を要する事柄についてまとめてみました。
受験票について
申し込み後、受験票が郵送で届きます。
到着後すぐに、「受験級」「試験地」「試験場」を確認しましょう。
試験地が「東京」の場合、どこの試験場に割り振られているか確認が必要となります。
「東京」以外の試験地においても、実施を含め試験地や試験場が変更になっている可能性があるため要注意です。
出願後の住所や氏名の変更
出願後に住所や氏名を変更した場合は、ドイツ語技能検定試験事務局に速やかに連絡しましょう。
返金や欠席
検定料納入後は、理由を問わず返金されません。
受験者の都合による次回試験への振り替えも不可能です。
一次試験の免除の場合
一次試験免除を申請する場合は、郵送で出願します。
インターネットで出願後の免除申請は受け付けていません。
なお、一次試験を免除しても、検定料は変わりません。
また、誤って一次試験を受験した場合、一次試験免除資格が無効となります。
特別な措置を要する場合
受験に際し、車椅子の使用など特別な措置が必要な場合は、郵送で出願します。
車椅子のために階段が使用できない、あるいは難聴のため聞き取り試験不可などの場合、願書の特記欄にその旨を記入します。
また、郵送の締め切りが異なるため、締切日を確認しましょう。
このほか、補聴器や拡大鏡、身体的な理由により座席の配慮が必要な場合も、願書の特記欄にその旨を記入します
まとめ
ドイツ語技能検定試験は、年2回(準1級、1級は年1回)しかないため、失敗すると半年後、あるいは1年後になる非常に厳しい試験です。
これまでドイツ語を学んできた締めくくりとして、万全の準備をしてぜひ合格したいものです。
とはいえ、ほかにも勉強しなければならない科目があったり、社会人の方だとお仕事もあったりと、どこまで準備をすれば良いのかとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
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