第二種電気主任技術者(以下、電験二種)を目指す場合、電験三種に合格してから電験二種を受ける方法が一般的です。

しかし、受験の方法を工夫すれば、電験二種と電験三種を同時受験できる場合があります。

本コラムでは、電験三種を飛ばして電験二種を受験するための方法や、両試験の難易度の違いについて解説しています。

最短で電験二種を取得したい方は、ぜひ参考にしてください。

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電験二種と電験三種は同時に受験できる?

電験二種と電験三種の同時受験は可能ですが、電験三種をCBT方式で受験する必要があります。

令和7年における筆記方式の電気主任技術者試験は、電験二種と電験三種(上期試験)の両方が2025年8月31日に行われます。

筆記方式の場合、試験日が同じであるため同時受験はできません。

しかし、電験三種の上期試験をCBT方式で受験すれば、指定された期間内(2025年7月17日〜2025年8月10日)で試験日を選択できます。

電験三種をCBT方式で受験し、電験二種と試験日が被らないように調整すれば、同時受験が可能になるでしょう。

参考:令和7年度電気主任技術者試験の実施日程等のご案内 

電験二種と電験三種はどっちが難しい?

結論から述べると、電験二種のほうが電験三種より難しいといえます。

以下に、電験二種と電験三種の合格率や試験内容、試験方式を比較し、難易度について解説します。

電験二種と電験三種の合格率

合格率の観点からは、一概に電験二種と電験三種のどちらが難しいとは言えません

過去の合格率を比較すると、全体的に電験三種の方がやや低い傾向にあります。

令和元年から令和5年における電験三種の合格率は、8.3%〜21.2%で推移しています。

対して、同期間における電験二種の合格率は一次試験が23.6%〜35.2%、二次試験が17.2%〜24.0%です。

一方で、電験二種と電験三種は受験者の層が異なります。

電験三種の受験者は初学者が多く、電験二種の受験者はすでに電験三種に合格した人が中心であると考えられます。

電験二種と電験三種の難易度を判断する際は、合格率以外の要素も考慮すると良いでしょう。

・電験二種合格率

年度一次試験合格率二次試験合格率
令和5年度24.5%17.7%
令和4年度35.2%24.0%
令和3年度25.7%17.2%
令和2年度27.2%27.9%
令和元年度23.6%22.8%

・電験三種合格率

年度合格率
令和5年度下期21.2%
令和5年度上期16.6%
令和4年度下期15.7%
令和4年度上期8.3%
令和3年度11.5%
令和2年度9.8%
令和元年度9.3%

参考:第二種電気主任技術者試験の試験結果

参考:第三種電気主任技術者試験の試験結果

電験二種と電験三種の試験内容

試験内容を比較した場合、電験三種よりも電験二種の方が難易度が高いと考えられます。

電験二種の試験は一次試験と二次試験に分かれており、電験三種よりも多くの科目が出題されます。

一次試験と二次試験を合わせると、6科目の学習が必要です。

また、両試験は出題内容も異なります。

電験二種の一次試験と電験三種では同じ科目が出題されますが、電験二種ではより深い内容が問われます。

電験二種では電験三種よりも広く深い知識が求められるため、十分な試験対策を行う必要があるでしょう。

試験種試験内容
電験二種【一次試験】 理論、電力、機械、法規【二次試験】電力・管理、機械・制御
電験三種理論、電力、機械、法規

参考:第二種電気主任技術者試験について

参考:第三種電気主任技術者試験について

電験二種と電験三種の試験方式

電験二種では記述式の試験が行われるため、電験三種よりも難易度が高いといえるでしょう。

電験三種の試験は、すべて五肢択一方式です。

対して、電験二種は一次試験が多肢選択方式、二次試験が記述式で行われます。

記述式の試験では、暗記だけで解答できない問題も多く出題され、高い計算力や記述力が求められます。

そのため、電験二種の方が電験三種より試験対策が難しいと感じるでしょう。

電験三種を飛ばして電験二種を受験できる? 

電験二種には受験資格がないため、電験三種を飛ばして受験できます。

ただし、電験二種では電験三種の知識を前提とした問題が出題されるため、いずれにしろ電験三種の範囲を学習しなければなりません。

段階的に資格を取得したい人は、先に電験三種を取得してから電験二種を目指すと良いでしょう。

また、電験三種を取得し、実務経験などの条件を満たせば、認定制度を利用して電験二種を取得することも可能です。

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本コラムでは、電験三種を飛ばして電験二種を受験するための方法や、両試験の難易度の違いについて解説しました。

電験三種をCBT方式で受験すれば、電験二種と電験三種を同時に受験できます。

また、電験二種には受験資格がないため、電験三種を飛ばして電験二種だけを受けることも可能です。

ただし、電験二種は電験三種よりも難易度が高いため、いずれの場合も十分な試験対策が求められるでしょう。

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