年に三度やってくる、G検定のシーズンがまた巡ってきましたね。

10月2日に刊行したG検定対策の「緑本」、使ってくださっている方の声を少しずついただき初めて、10月はますます、ドキドキした1ヶ月になりそうです。

まだご覧になっていない方、書店にいく機会があったら陳列されている様子だけでも(笑)見てやってください↓↓↓

出版記念ということで、こんなG検定対策講座をまさに今開催中です。

https://techplay.jp/community/gritechplay

10月中だけでも、ライブのG検定講義を6回開催しています。

書籍を出したタイミングで、講座のオリジナルテキストも演習問題も模擬試験も一気に更新し、ピカピカ最新状態で臨められることになりました。まず一息。

いつものオンデマンドG検定講座も常時、提供中です。

最近#1:資格の価値とか?

資格試験を大いに指導中の私がいうのもなんですが、正直、資格に合格しただけで実践的な業務ができるわけではないと思います。

確かに履歴書やプロフィルに箔が少し付くけど、その箔に感心するのは実践経験のない相手のみなのではないでしょうか。 でも資格取得は大切ですよ

合格に至る道のりの中で体型的・広範囲で知識を得て、新しい考え方や「次はこの分野も勉強しよう」という野心が芽生えてきます。それによって、「自分のために何かいいことをしている」ときっと、生き生きとしてきます!

最近#2: 尊敬するある方の話

昔から、不思議だなあ、と思っている日本の文化があります。

それは、取引先の前では、同じ会社の社員を上下関係によらず呼び捨てすることです。

このことを日本に来て(小学生)すぐに知ったが、意識するようになったのは、アカデミック職から離脱し、今の会社GRIに入ってからです。大学や研究所(少なくとも私が所属していた素粒子物理の分野)では、先生方、スタッフ、学生同士が互いを呼び捨てる習慣がほとんどなかったのです。

GRIに入って、初めて当時に上司に同行した顧客先で、上司のことを「Xさんが先ほど言ったように… 」と発言しました。それを後で上司から注意されて、それ以降は不思議な「呼び捨て」文化を守らざるを得ないことになりました。

これを守ることによって(ほんの少しですが)自分のことが好きでなくなった気がします。

先輩社員でも、社長でも、後輩でも、新入社員でも、誰に対しても同じくらい、お客さんの前で呼び捨てすることが嫌です。そうするたびに歯が痛くなります。

そこで、先日、ある会社にお邪魔しました。その日はあらゆる入社年数(?)の合計5名とデータサイエンス人材育成に関する気軽かつ有意義なディスカッションをさせていただきました。

5名のうち、圧倒的にその業界で実績のある「一番上」の方(Aさんとしましょう)と以前から関わらせていただいてきたので、冒頭でその方から後輩社員の紹介がありました。

ここからが印象的な部分です。

Aさんは、4名の後輩を一人一人の名前を「さん付け」で言ってから、その方が得意とすることや最近の実績を、落ち着いた丁寧な口調で教えてくれました。

しかも、「… は入社間も無くではあるが、かなり優秀と僕は感じている」「…は最近ますます色々なことを自立でできるようになった」とか、ポジティブな言葉を交わしながら、です。

私は以前から、一緒にお仕事をする上で、Aさんを以前から(片手では数えられない)理由で尊敬してきました。

上記の出来事に圧倒されれ、尊敬の念が一気に、今までとはまた異なる軸に沿って膨らみました。自分をもっているのはこういう方なんですね。見習いたいものです。

なんだか小学生の作文みたいになりましたね。

最近#3:楽しい勉強会

今日は、脈略を気にせずに、最近経験したこと、考えたこと、印象に残ったことを自由に語らせていただこうと思っています。

最近は所属会社のGRIで「データサイエンスもくもく会」をはじめました。

データサイエンスもくもく会は、教養を身につける無料の「オンライン勉強コミュニティ」です。参加者全員で毎回異なるトピックを一緒に学ぶ場を目指しています。例えばこんなトピックです↓↓↓ 

人工知能、機械学習、データ分析、Python
ディープラーニング、G検定、数学、統計学

具体的には、今話題のデータサイエンスのトピックで講義しながら、皆さんの質問にその場で何でもお答えします。また、毎回「課題」(宿題)を出題し、記事and/or 次回のもくもく回で課題への回答を解説します。

およそ半月程度の間隔で開催しています。

こんな方が参加してくださっています:

  • とにかくデータサイエンスに興味をもっている方!
  • 最先端のAI技術について会話できる自信が欲しい方
  • 資格習得や学習のモチベーションアップが欲しい方
  • 分析官・AIエンジニアへの転職やキャリアアップをを狙っている方

ライブ講義だけではなく、参加者全員でSlack上でもディスカッションを展開しています。データサイエンスに関して気になったこと、興味を持ったこと、「いいなあ」と思った記事や学習サイトの共有をします。

初回(10月7日(木))のテーマは以下でした。

https://techplay.jp/event/832395

これでバッチリ理解! 〜画像認識の王道〜畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を解明〜

初回は20名程度が参加してくださって、質問やディスカッションを多くいただき、おかげさまで、楽しく盛り上がりました。

この記事の著者 ヤン ジャクリン

ヤン ジャクリン (講師紹介はこちら

2015年 東京大学大学院 理学系研究科物理学専攻 修了(理学博士)
2015年 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所(博士研究員)
2017年 株式会社GRI(現職) 講師 兼 分析官
2019年 Tableau Desktop Certified Associate 資格取得

・英検1級
・TOEFL IBT試験満点

北京生まれ、米国東海岸出身(米国籍)、小学高学年より茨城県育ち。

万物の質量の源となるヒッグス粒子の性質を解明し、加速器実験による新粒子発見に関する研究を行い、国際・国内学会発表20件以上、査読論文5件以上。
10年以上に渡り、幅広い年齢層の学習指導を学習塾や大学などで実施(5科目、英会話、受験指導、素粒子物理など)。
現在は、株式会社GRIにて、データ分析官(データ前処理、可視化分析、マーケティング施策の分析 他)
公開講座および法人研修を多数開設。

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