秋が来たかと思ったら再びここ数日暑さが戻りました。今の季節はまだまだアイスコーヒーが美味しく感じますね。

さて、2021#2の試験の振り返りの最終回として、私からG検定試験の学習に役に立つ情報をいくつかお送りいたします。

いうまでもなく、相性の良い学習法は人それぞれなので、あくまでも一個人の意見として読んでください。

G検定は、過去の試験問題や合格基準が非公開です。そのため、どういう問題が特に多く出るのか、などの情報が十分に得られないことから不安を感じる方もいるかもしれません。

このシリーズ 【G検定・振り返り】2021#2試験の詳細分析 から少しでも役に立てられる情報が得られたらと思っています。

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学習アドバイス

私から提案したい学習アドバイスは以下です。

  • 時間内に全問回答することはきついと感じる方も多く、いちいちかんぺやウェブ検索などで調べなくていいように、とにかく練習問題を徹底的にこなすアウトプットが、最も効率的な試験対策法です。
  • 覚え方を極めることです。目の前の仮想的な質問者に「自分の言葉で相手に説明できるか」を試すのが有効ですよ!
  • 「どうしても覚えきれない項目」だけをまとめたノート/フラッシュカード・チートシートを作り、本番直前に「これだけ見れば良い!のような存在にしましょう。

講座の紹介

アガルートアカデミーにて、G検定試験対策講座を提供させていただいております。

はじめて人工知能やディープラーニングを学ぶ方でも安心・充実して学べるような講座として多くの方に喜んでいただいております。初歩的な事項から入り、1つひとつ丁寧に知識を伝えています

講師(ヤン)との質疑応答が可能な「コーチング制度」も用意しています。

講座を利用して合格された方の体験記はこちらです。

学習をサポートする情報は講座ページのガイダンス動画の中ででもお伝えしております。

書籍の紹介

この度、10月2日よりG検定の書籍を刊行することとなりました。今までの講座で受講生の方々を指導させていただいた経験に基づいて執筆したもので、この一冊できっと皆さんを合格に導いていけるという自信作です。ぜひ手に取っていただけたら幸いです。

Point1 驚くほどわかりやすく覚えやすい解説!

G検定の試験は本来、AIの知識をビジネスに活かす人材の育成が目的です。一方で残念ながら、多くの受検者は知識のハードな暗記にこだわりすぎて、受検後にはせっかく得た知識を忘れてしまいがちです。概念を「真に」理解していれば、暗記にさほど努力しなくても、知識がスッと頭に入り、定着しやすくなります。本書は読者に「理解」を届けることを目指しています。試しに、本書の本文に目を通してみてください。各分野の知識を体系的に、懇切丁寧に、まるで読者に語りがけるような口調で解説することを心掛けているのがわかります。アンサンブル学習、機械翻訳、深層強化学習、…など難解と思える技術はじっくりとわかりやすく伝わるように説明しています。皆が悩む難問がこれでやっとわかる作りです。

Point2 本書のオリジナル問題は妥協しない質と量を誇ります!

本書のオリジナル演習問題は妥協しない質と量を誇ります。「奇抜な問題」と「簡単すぎる問題」(常識や消去法で解ける問題)を避け、「しっかり勉強すれば解ける良問」を中心に問題を設計しました。問題形式と難易度が本番試験に極めて近く、最新の出題傾向を的確に反映しています。巻末に模擬試験(200問)が付属されていることも本書の強みです。読者はこの模擬試験を予想問題として「リハーサル」することで、本番試験でのパフォーマンスの向上が得られるでしょう。もちろん、2021年4月にJDLAから発表されたシラバスの改訂にも対応しています。

Point3 赤シートを活用し、いつでも・どこでも、重要ポイントを楽に覚える!

赤シートを利用することで、効率的に学習・問題演習できることが、本書の利用者の武器となります。

本文に関しては、最重要な(=最も出題されやすい)知識は赤字で書かれています。これらに赤シートを重ねると文字が消えます。この特徴を活用すると覚えるべき語句や箇所だけをピンポイントで確認しやすくなります。例えば、1回目は普通に本文を読み通し、2回目以降の復習では、文字を赤シートで隠しながら読み進めると、まるで問題を解いでいる効果が期待できます。しかも、場所を選ばず、例えば、通勤電車の中やちょっとした隙間時間にもさっと試験勉強できるのが魅力的です。

本文の学習後にすぐに取り組む章末問題に関しても、正解を赤シートで隠せるので、効率よく、一問一答の学習ができます。

プラスα G検定に合格後も長く使える!

著者は、多くの種類のデータサイエンスの講座を持っている他、データ分析とAI人材の育成を担うデータサイエンティスト集団の企業に所属しています。読者は、専門性を有する企業だからこそ伝えることができる知見を本書から得ることができます。G検定に出題される各概念を可能な限り、実務の現場の事例を使って説明しています。そのため、本書は、G検定に合格だけでなく、その後で実務で使う際までも長く使える一冊になっています。

最後にいつものメッセージ

G検定の多くは、基礎知識として知っていることが期待されている内容が出題されます。一方で、最新の技術動向を完全にフォローすることは難しいです。

最新の技術や議論を問う問題を解けなくても、受験者は自信を失う必要は全くありません。まず、このような難問は合否に影響しません。

それだけではなく、著者はこのような最新用語の出題はある特定の意図をもってなされていると思っています。

難易度の高い問題は、必ずしも受験の際に知識を持っていることが期待されているわけではありません。どちらかというと、「受験を機に、解けなかった問題については自発的に調べて知識を広げてください」というメッセージのように受け止めてよいと思います。

G検定で問われているのは、完成された学問分野ではなく、日々技術が進化し、社会への実装がリアルタイムで試みられている領域です。

それに伴い、学ぶべき内容が変わっていくのは当然です。

G検定が認定するのは、「受検したタイミングにおける基礎知識」に過ぎません。一度合格しても、継続的に学習を続けなければ、最先端の知識をもっていると言えないわけです。

合格はゴールではなく、ジェネラリストとしてのスタートです。継続的に勉強を続ける姿勢それこそがジェネラリストに求められることだと思います。

受験者へのインタービュで得られた知見もシェアしたいと思います。

「2020#3に初めてG検定に合格した後、半年経った頃にはせっかく覚えた知識の多くがなくなってきているのを感じていた。しかし二度目受験し合格すると知識の定着生が全くレベルが違うように感じた」

(おまけ)シラバス改定に伴い、強化された分野の参考となる記事

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この記事の著者 ヤン ジャクリン

ヤン ジャクリン

2015年 東京大学大学院 理学系研究科物理学専攻 修了(理学博士)
2015年 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所(博士研究員)
2017年 株式会社GRI(現職) 講師 兼 分析官
2019年 Tableau Desktop Certified Associate 資格取得

・英検1級
・TOEFL IBT試験満点

北京生まれ、米国東海岸出身(米国籍)、小学高学年より茨城県育ち。

万物の質量の源となるヒッグス粒子の性質を解明し、加速器実験による新粒子発見に関する研究を行い、国際・国内学会発表20件以上、査読論文5件以上。
10年以上に渡り、幅広い年齢層の学習指導を学習塾や大学などで実施(5科目、英会話、受験指導、素粒子物理など)。
現在は、株式会社GRIにて、データ分析官(データ前処理、可視化分析、マーケティング施策の分析 他)
公開講座および法人研修を多数開設。

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