入浴検定を実施されている、日本入浴協会にインタビューを行いました。

入浴検定の概要や受験するメリットなどについて、詳しくご回答いただいています。

入浴検定に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

入浴検定とはどのような検定なのでしょうか?

お風呂の「正しい入り方」に関する検定です。

入浴は、もっとも身近な日本人の習慣、健康法でありながら、正しい利用法、接し方、歴史等をまとめたガイドラインが存在しませんでした。

そこで、当協会理事の早坂 信哉と古谷 暢基の共著として「入浴検定公式テキスト」を発刊し、2017年3月より入浴検定を開始いたしました。

日本入浴協会主催「入浴検定」では、健康、美容、ダイエットに関する知識はもちろん、泉質や歴史、予防医学や伝統医療の知識を学び、一生お役立ていただける知識を取得することができます。

試験問題は一般教養、歴史、生理学、運動生理学、はもちろんの事、アロマテラピーや東洋医学等の知識をも含んだあらゆる分野から、“立証されたデータ”を基準に問題が作成されます。

間違った常識、知っている様で知らなかった知識を新鮮で印象的な切り口にて紹介、“学習していて楽しい検定”を目指し、仕事場や家族・ご友人等へのアドバイスを観点においた“実践的な知識”を提供します。

どのような方が受験されることが多いのでしょうか?

入浴に関心の高い一般の方から、学生、ミュージシャン、医師など様々な職種の方まで多様な方にご受験いただいております。

日帰り温浴施設の方にもご受験いただき、社員教育に活用いただいております。

取得者インタビューから詳しくご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

入浴検定を受けるメリットを教えてください

入浴は、もっとも身近な日本人の習慣、健康法です。

80歳まで生きたとしたら約1万時間はお風呂場で過ごし、一生のうちに3万回も入るような重要な行動です。

入浴検定を学ぶ中で、毎日の入浴を楽しく、健康的な生活習慣にすることができます。

また、入浴に関わるお仕事をされている方の受験も多く、知識を深め、プロとして肩書に箔をつけて活動される方もいらっしゃいます。

入浴検定の試験概要について教えてください

入浴検定は年2回(2月と9月)開催を予定しております。

受験資格は不問で、どなたでも受験いただけます。

合格基準は正解率80%以上ですが、入浴検定公式テキストや対策講座にて学んでいただくことで、約1カ月前後の学習時間で多くの方が取得されています。

入浴検定は今後どうなる?

既に述べたように、当検定は“国民のほぼ全員が入るお風呂について唯一の検定”ですが、まだ十分に認知されていません。

しかしながら、最近はメディアの取材や理事の出演・執筆などが増えていますので、告知や活動を広げ、“日本人の宝の生活習慣”のクオリティアップにさらなる努力をしていきたいと思います。

また、昨今のサウナブームもあり、日本古来の「和サウナ」の啓発事業もスタートしていますので、WEBで検索いただければ幸いです。

日本入浴協会より一言

現在、日本入浴協会では「入浴検定」以外にも、より深く学びたい、プロとして活動したいという方にむけて「入浴アドバイザー」・「入浴指導士」という資格もご用意しております。

ご自身の知識レベルや活躍のビジョンに合わせてお選びいただけます。

<今後の入浴検定試験>

下記のページより最新情報をご確認いただけます。

入浴検定