教育学部の大学生におすすめの資格5選
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この記事では教育学部の大学生におすすめの資格を5つご紹介します。
教員免許には幼稚園・小学校・中学校・高等学校など様々な種類があります。教育学部に進学したはいいものの、どの資格を取得すれば良いのか迷ってしまいますよね。
教員免許について詳しく知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
教育学部の大学生におすすめの資格5選
まずは教育学部での学びを活かすことができ、就職活動でも役立つ資格を厳選して5つご紹介します。
ここで取り上げる資格は以下の通りです。
- 幼稚園教諭1種免許
- 小学校教諭1種免許
- 中学校教諭1種免許
- 高等学校教諭1種免許
- 特別支援学校教諭1種免許
それぞれ詳しく見ていきましょう。
幼稚園教諭1種免許
幼稚園教諭1種免許は、幼稚園教諭免許の一つ。
文部科学省が認める幼稚園教諭の養成課程がある4年制大学や短大の専攻科で、所定の単位を修得すると取得することができます。
幼稚園教諭免許には1種免許の他に、2種免許と専修免許があります。
2種免許は幼稚園教諭を養成する教育課程がある短大や、大学に併設されている短期大学部の所定の単位を修得することで取得できる免許状。
そして専修免許の取得には、大学院修士課程の修了が必要になります。
幼稚園教諭の1種免許と2種免許では、仕事をする上での大きな差はありません。ただし、給与面などで違いが生じることがあります。
幼稚園教諭1種免許を取得していると、2種免許を持っている場合と比べて給料が高くなるケースがよくあるようです。
また、幼稚園の園長職は1種免許か専修免許を持っている人しか就くことができません。
将来的なキャリアアップを考えるなら、学生時代に幼稚園教諭1種免許を取得しておくのが良いでしょう。
小学校教諭1種免許
幼稚園教諭と同様に、小学校教諭の場合も1種免許・2種免許・専修免許が存在します。
1種免許は初等教育教員養成課程を持つ4年制大学で「教科及び教職に関する科目」等について所定の単位を取得し、卒業することで取得可能。
小学校教諭になるためには、この小学校教諭1種免許を取得する人が一番多く、最も一般的な方法です。
一方で、2種免許は短期大学などで必要な科目の単位を取得することで得ることが可能。
2種免許の場合も、1種免許と比較して指導可能な範囲は変わりません。
しかし2種免許の取得者には、小学校教諭になった後も1種免許取得の努力義務が課されることになります。
そして専修免許は、小学校教諭1種免許を基礎とする専修免許取得が可能な大学院の修士課程を修了し、所定の科目の単位を取得することで得られる資格。
大学院に進む前に小学校教諭1種免許を取得している方は、必要な単位の取得数が軽減されるので覚えておきましょう。
中学校教諭1種免許
中学校教諭も1種免許・2種免許・専修免許の3種類があります。
ただし小学校の教員免許とは違い、中学校・高校は教科ごとに分かれています。
そのため免許を取得している教科のみ授業をすることが可能に。
中学校の教員免許で教えられる教科は国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健・保健体育・技術・家庭・職業指導・職業・職業実習・外国語・宗教など。
教えたい教科や科目ごとに教員免許が必要になります。
そのため中学校の教員を目指している人は、あらかじめ自分が何の教科・科目を教えたいかを考えておく必要があるでしょう。
例えば中学校では社会のみであったのが、高校は地理歴史と公民に分かれるなど中学校と高校の教員免許にはいくつか違いがあります。
ですが多くの大学で、対応する教科・科目が同じ場合は中学校と高校の教員免許の同時取得が可能です。
中学・高校の教員免許の同時取得はそこまで難しいわけではありません。興味のある方はぜひ狙ってみてはいかがでしょうか。
高等学校教諭1種免許
高校教員の教員免許は1種免許と専修免許の2つに分けられます。
高校教員の普通免許状には、短大卒業相当の「2種免許」がありません。つまり、高校の教員になるためには大学または大学院卒が必須。
高等学校の教員免許で教えられる教科・科目は
- 国語
- 地理歴史
- 公民
- 数学
- 理科
- 音楽
- 美術
- 工芸
- 書道
- 保健体育
- 保健
など(その他にも多数存在します)。
また、1種免許のみの科目として柔道、剣道、情報技術、建築、インテリア、デザイン、情報処理、計算実務もあります。
高校の教員免許は科目により細分化されており、小学校や中学の教員よりも、専門的かつハイレベルの教育を担うのが特徴。
大学での単位の取り方次第では、高校だけでなく中学の教員免許も同時に取得できるのでぜひ検討してみてください。
特別支援学校教諭1種免許
特別支援学校教諭免許とは、その名の通り特別支援学校の教諭になるために必要な資格。
特別支援学校教諭も1種免許・2種免許・専修免許の3種類があります。
特別支援学校の教諭になるためには、通常学級と同じく教科での学習を行うための小学校・中学校・高等学校・幼稚園の教員免許と特別支援学校の免許が必要になります。
特別支援教諭の採用は、都道府県の教育委員会および政令指定都市では、一般的に特別支援教員採用枠で行われます。
正確には都道府県によっては特別支援学校教諭の免許がなくても採用されることはありますが、最近では受験には特別支援学校教諭の免許を取得していることを条件にしている自治体も増えているので、免許取得は重要。
また特別支援学校は通常学級の教育とは全く方法が異なるため、特別支援教育について専門的に学んでいないと教員になってから苦労することになるでしょう。
特別支援学校教諭になるなら、大学で特別支援教育を専門的に学び、免許状を取得してから、採用試験に臨むのが王道となっています。
専門教科に応じた資格
中学校教諭の場合は英語・数学・国語・社会・理科など、高等学校教諭の場合は英語・国語・地理歴史・公民・理科など、取得できる免許状は教える教科ごとに異なっています。
例えば英語の場合TOEIC®やTOEFL®など、数学の場合は数学検定やアクチュアリーなど、得意とする科目に応じて教員免許以外の資格の取得を目指すのも一つの方法です。
教員免許制度について
最後に、教員免許制度についても解説します。
教員免許制度は、公教育を担う教員の資質の保持・向上とその証明を目的とする制度であり、学校教育制度の根幹をなす重要な制度の一つ。
教員免許を取得する前に、まずは概要を押さえておきましょう。
教員免許制度の概要
幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教員は、原則として、学校の種類ごとの教員免許状が必要です。
さらに中学校または高等学校の教員は、学校の種類及び教科ごとの教員免許状が必要になります。
そして義務教育学校の教員は、小学校と中学校の両方の教員免許状が必要。
特別支援学校の教員は、先述の通り特別支援学校と特別支援学校の各部(幼稚部・小学部・中学部・高等部)に相当する学校種の両方の教員免許状が必要になります。
教員免許状を取得できる大学は?
令和3年4月1日現在、教員免許状を取得できる大学は全国で300校以上にのぼっています。
通信でも免許を取得することは可能なので、自分の通いやすい方法を考えてみてください。
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教員免許取得を目指す場合は、基本的に大学の勉強を頑張るのが一番です。とはいえ、教育学部生全員が教員になるわけではありません。
大学で学ぶ過程で民間やその他公務員など、教員以外の選択肢を考える学生も多いでしょう。
例えば民間就職の場合どういった資格の取得が有利になるのか、公務員を目指す場合地方公務員か国家公務員か、また受験科目はどうするかなど考えるべきことはたくさんあります。
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