中国語検定準4級の受験を検討している方で、準4級のレベルや合格に必要な勉強時間が気になる方は多いのではないでしょうか。

本コラムでは、中国語検定準4級のレベルや試験概要について詳しく解説します。

また、合格に必要な勉強時間と合格点、効率的な勉強法やリスニング対策についてもまとめています。ぜひ参考にしてください。

関連コラム:中国語検定(中検)の難易度・合格率は?難しすぎる?難しい4つの理由とは

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中国語検定準4級のレベルとは?

中国語検定準4級は、中国語の基礎的な知識が身についていて、中国語学習の準備が完了しているレベルです。

具体的には、一般大学の第二外国語において半年以上、高等学校において一年以上、中国語専門学校・講習会などにおいて半年以上の学習が目安となります。

準4級は、中国語学習の土台を築く初歩的なレベル。

中国語の基本文法や語彙を理解し、日常的な簡単な表現を「読み」「書き」「聞く」ことができる力が求められます。

さらに上の級に進むための基礎固めとなる、重要なステップと言えるでしょう。

中国語検定準4級の試験概要

中国語検定準4級の試験概要は、次の通りです。

試験日3月・6月・11月の第4日曜日(年3回実施)
出題形式リスニング・筆記
試験時間65分(集合時間~終了予定時間)
配点100点
出題内容基礎単語約500,日常あいさつ語約80から
〇単語・語句の発音,数を含む表現,日常生活における基本的な問答
及びあいさつ表現の聞き取り
〇単語・語句のピンイン表記
〇基礎的な文法事項及び単文の組み立て
〇簡体字の書き取り
引用:出題内容 | 中検 | 中国語検定試験
受験料3,800円(税込)
参考:試験概要 | 中検 | 中国語検定試験

中国語検定準4級の合格に必要な勉強時間は?

中国語検定準4級の合格に必要な勉強時間は、約40〜100時間といわれています。

毎日2時間勉強すれば2か月ほどで達成可能ですが、勉強の効率や理解度により必要時間は変わります。

勉強時間はあくまで参考程度と考えましょう。

中国語検定準4級の合格点は?

中国語検定準4級では、合格基準点が100点満点中60点と定められています。

ただし、リスニング試験を受けていないと合格基準点に達していても不合格となるため、注意が必要です。

なお、合格基準点は試験内容の難易度を考慮して、調整される場合があります。

中国語検定準4級の勉強法

中国語検定準4級に合格するためにおすすめの勉強法として、次の3つが挙げられます。

  1. 過去問を繰り返して解く
  2. シャドーイングで総合力をつける
  3. 常用単語を暗記する

それぞれ詳しく解説していきます。

1. 過去問を繰り返して解く

中国語検定準4級に合格するためには、過去問を繰り返し解くことが効果的です。

中国語検定は過去問が自由に閲覧できるため、時間の許す限り積極的に活用しましょう。

過去問を解くことで出題傾向を把握し、自分の弱点を明確にできます。

弱点を重点的に復習することで効率的に合格ラインを目指せるでしょう。

また、繰り返し過去問に取り組むことで、よく出題される単語やピンインに慣れ、自然に覚えることができます。

2. シャドーイングで総合力をつける

中国語の「読む」「聞く」「話す」「書く」の総合力を高める有効な勉強法がシャドーイングです。

シャドーイングとはテキストの音声を聞いたあと、追って発音する学習法。音声を聞きながら教材をたどり、発音するプロセスは脳を活性化し、学習効果を高めます。

音声を聞き取ることで「聞く力」が鍛えられ、聞いた内容を発音することで「話す力」も向上。

また、「聞く」ことはインプット学習として「読む力」に、「話す」ことはアウトプット学習として「書く力」を養います。

3. 常用単語を暗記する

中国語検定準4級では、基本単語約500語や日常挨拶・フレーズ約50〜80個が出題されます。

十分覚えられる範囲のため、完璧に暗記することを目指しましょう。

特に、日常挨拶やフレーズは丸暗記して、実践的に使えるようにします。

また、単語を覚える際には、必ずピンイン・発音もセットで覚えましょう。

市販の耳で覚える単語帳を活用すれば、効率よく学ぶことができます。

中国語では、動詞が重要な役割を担うため、「看(見る)」「去る(行く)」「来(来る)」「工作(働く)」など、動詞を中心に単語を覚えると効率的です。

中国語検定準4級のリスニング対策

中国語検定準4級のリスニング対策のポイントは、次の3点です。

  1. ピンインと声調を徹底的に学習する
  2. 単語学習時にピンインを一緒に覚える
  3. たくさんの中国語を聞いて耳を慣らす

それぞれ詳しく解説していきます。

1. ピンインと声調を徹底的に学習する

中国検定準4級のリスニング対策には、ピンインと声調をしっかり習得することが不可欠。

日本語にはない発音や声調の違いに慣れるため、音声付きの教材やYouTubeの動画を活用し、聞いた音がどのピンインでどの声調なのかを意識的に聞き取る練習をしましょう。

リスニング力向上のために、自分でも発音して、正確に発音できるようにします。

2. 単語学習時にピンインを一緒に覚える

単語学習の際には、ピンインを繰り返し発音し、声調を意識しながら覚えることが、リスニング力を高めるポイントです。

例えば、「妹妹(mèi mei)」は「いもうと」という意味ですが、ピンインを知らないと、実際に聞いた時理解できません。

単語を覚える時は、ピンインも必ずセットで暗記しましょう。

3. たくさんの中国語を聞いて耳を慣らす

リスニング力を向上させるには、たくさんの中国語を聞くことが近道です。

初心者の場合、耳が中国語の音に慣れていないため、毎日少しずつでも音声を聞く時間を作りましょう。

ただし、難しすぎる教材では耳が追いつけず、学習効果が低くなります。

まずは準4級向けの教材を選んで、段階的に難易度を上げながら練習することが効率的です。

まとめ

以上、中国語検定準4級のレベルと試験概要についてまとめ、合格に必要な勉強時間や勉強法、リスニング対策について解説しました。

本コラムの概要は以下の通り。

中国語検定準4級のレベル

  • 中国語学習の基礎が身についている段階
  • 大学の第二外国語において半年以上、高校において一年以上、中国語専門学校・講習会などにおいて半年以上の学習が目安

試験概要

  • 基礎単語約500語、日常挨拶やフレーズ約50~80個が出題
  • ヒアリング試験と筆記試験(選択式マークシート)
  • 試験時間は65分、合格基準は100点中60点

合格に必要な勉強時間

  • 約40~100時間

効率的な勉強法

  • 過去問を繰り返し解く
  • シャドーイングで総合力を鍛える
  • 常用単語を暗記する

リスニング対策

  • ピンインと声調を徹底的に学習する
  • 単語学習時にピンインも一緒に覚える
  • たくさん聞いて耳を慣らす

中国語検定準4級は、効率的に学習を進め、基礎力を固めることで、合格ができるレベルです。

自分に合った教材を使い、毎日根気よく勉強することで、初心者の方も合格できるでしょう。

中国語検定3級の合格を
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