中国語検定のレベルとは?HSKや大学での学習状況との対比も解説!
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中国語を学んでいる方の中には、中国語検定の受験を検討している方も多いでしょう。
受験するのであれば、「中国語検定のレベルはどれくらいなのか」「HSKのレベルとどう違うのか」などの情報も把握したいですよね。
本コラムでは、中国語検定の各レベルについて詳しく紹介します。
HSKや大学での学習状況とも比較するため、中国語検定に興味がある方はぜひ今後の参考にご覧ください。
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中国語検定は、準4級・4級・3級・2級・準1級・1級の6段階にわかれている試験です。
大まかに分けて、準4級・4級が入門、3級が初級、2級が中級、準1級・1級は上級レベルといえるでしょう。
中国語検定の級ごとの認定基準・試験内容・合格基準点は、次の通りです。
レベル | 級 | 認定基準 (引用:出題内容 | 中検 | 中国語検定試験) | 試験内容 | 合格基準点 |
---|---|---|---|---|
入門 | 準4級 | 中国語学習の準備完了 学習を進めていくうえでの基礎的知識を身につけている。 | リスニング・筆記 | 100点満点中60点 |
4級 | 中国語の基礎をマスター 平易な中国語を聞き、話すことができる。 | リスニング・筆記 | リスニング:100点満点中60点 筆記:100点満点中60点 | |
初級 | 3級 | 自力で応用力を養いうる能力の保証(一般的事項のマスター) 基本的な文章を読み、書くことができること。簡単な日常会話ができる。 | リスニング・筆記 | リスニング:100点満点中65点 筆記:100点満点中65点 |
中級 | 2級 | 実務能力の基礎づくり完成の保証 複文を含むやや高度な中国語の文章を読み、3級程度の文章を書くことができる。 日常的な話題での会話ができる。 | リスニング・筆記 | リスニング:100点満点中70点 筆記:100点満点中70点 |
上級 | 準1級 | 実務に即従事しうる能力の保証(全般的事項のマスター) 社会生活に必要な中国語を基本的に習得し、通常の文章の中国語訳・日本語訳、簡単な通訳ができる。 | 一次:リスニング・筆記 二次:面接 | リスニング:100点満点中75点 筆記:100点満点中75点 面接:100点満点中75点 |
1級 | 高いレベルで中国語を駆使しうる能力の保証 高度な読解力・表現力を有し、複雑な中国語及び日本語 (あいさつ、講演、会議、会談等)の翻訳・通訳ができる。 | 一次:リスニング・筆記 二次:面接 | リスニング:100点満点中85点 筆記:100点満点中85点 面接:100点満点中85点 |
上級にいくにつれて試験の難易度はもちろん、合格基準点も厳しくなっているため、合格が難しくなります。
また、準1級と1級には一次と二次試験があり、二次試験の面接では中国語・日本語の逐次通訳や中国語スピーチが求められます。
中国語検定とHSKのレベルの比較
HSKとは、中国政府直属の機関である孔子学院总部/国家汉办が実施する中国語スキルを測定する検定試験です。
中国語検定は日本人学習者向けの検定であり、主に中国語・日本語の翻訳スキルを重視する一方、HSKは中国語の実践的な運用能力が重視されます。
中国語検定とHSKのレベルを比較すると、次のようになります。
HSKは1級・2級・3級・4級・5級・6級の6段階あり、6級が最も難易度が高いです。
HSKの6級は中国語検定の2級〜準1級レベルであり、語彙量は5000語以上とされています。
HSKでは中国語検定の1級に該当する級はないため、中国語検定のほうが全体的に求められるレベルが高いといえるでしょう。
中国語検定と大学での学習状況とのレベルの比較
中国語検定と大学での学習状況とのレベルを比較すると、次のようになります。
級 | 大学での学習状況の目安 |
---|---|
準4級 | 一般大学の第二外国語において半年以上の学習程度(※1) |
4級 | 一般大学の第二外国語において、1年以上の学習程度(※1) |
3級 | 一般大学の第二外国語において、2年以上の学習程度(※1) |
2級 | 私立大学の中国語学科で卒業までに2級、準1級の取得を推奨(※2) |
準1級 | |
1級 | – |
※1:出題内容 | 中検 | 中国語検定試験、※2:学科紹介 | 拓殖大学 外国語学部
たとえば中国語検定準4級は入門レベルであり、一般の4年制大学の第二外国語で半年以上学習した程度のレベルとされています。
また、4級は一般大学の第二外国語における1年以上学習したレベル、中級の3級は2年以上学習したレベルだといわれています。
なお、2級と準1級は、私立大学の中国語学科の学生が卒業までに取得を推奨されていました。
2級以上は社会生活に必要な会話に加えて、ビジネス上でも使用できる中国語能力が身につくため、取得できると就職などで有利になります。
最上級の1級は、高度なレベルで中国語を駆使し、複雑な内容の翻訳・通訳ができるレベルのため、大学での学習よりもさらに上のスキルレベルになります。
中国語検定での自分のレベルをチェックするには?
中国語検定を受験する前に自分の実力をチェックしたい場合は、中国語検定の公式サイトの「かんたんレベルチェック」がおすすめです。
かんたんレベルチェックでは、四肢択一式の問題に解答し、採点することで自分はどれくらいの中国語レベルを身につけているのかを知ることができます。
ただし、チェックできるレベルは2級までとなっているため、準1級・1級の実力チェックはできません。
まとめ
本コラムでは、中国語検定の各レベルについて詳しく解説しました。
最後に、コラムの要点を紹介します。
- 中国語検定は、準4級・4級・3級・2級・準1級・1級の6段階にわかれている
- 準4級・4級が入門、3級が初級、2級が中級、準1級・1級が上級レベルとなり、級ごとに問題の難易度や合格基準点が高くなる
- 中国語検定とHSKを比較すると、中国語検定のほうが全体的に求められるレベルが高くなる
- 中国語検定の2級・準1級は、私立大学の中国語学科の学生が卒業までに取得が推奨されているレベル
- 自分の実力をチェックしたい場合は、中国語検定の公式サイトにあるかんたんレベルチェックがおすすめ
自分の実力や目標に合わせて、受験する級を選択できると良いでしょう。
中国語を使った業務や企業での就職を希望する場合は、2級以上の取得がおすすめです。
ただし、2級以上は取得難易度が高くなるため、長期的な学習計画で継続的に勉強する必要があるでしょう。
短期合格を目指したい方や効率的に学習をしたい方は、通信講座を利用した学習がおすすめです。
重要事項がまとめられたテキストや講義で、合格に必要な実力が効率的に身につけられます。
中国語検定3級の合格を
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