2025年（令和7年）における測量士補試験は、5月18日（日）に実施されます。

測量士補試験を受験された方や、これから受験を考えている方は、合格発表日が気になりますよね。

本コラムでは、2025年（令和7年）における測量士補試験の合格発表について解説します。

測量士補試験の合格後に必要な手続きや、不合格だった場合の対策についても触れているため、測量士補を目指している方はぜひ参考になさってください。

測量士補の合格発表2024(令和6年)の概要について

国土地理院は2024年6月27日（木）9時00分に、令和6年5月19日に実施した測量士補試験についての合格発表を実施しました。

令和６年測量士補試験の合格者数は、4,276名（前年比66名減）という結果となりました。概要は以下の通り。

	受験者数	合格者数	合格率	（参考） 前年合格者数（合格率）
測量士補	13,633名	4,276名	31.4％	4,342名（32.2％）

なお、試験合格後にすべきことについては以下の測量士補試験に合格したらすることにてまとめていますので参考にしてみてください。

測量士補の合格発表2025(令和7年)はいつ？

令和7年度（2025年）における測量士補試験の合格発表の日時は、令和7年（2025年）6月26日（木）午前9時です。

上記の日時に、国土地理院・国土地理院各地方測量部および国土地理院沖縄支所において合格者の受験番号および氏名が公告されるほか、国土地理院のホームページ上に合格者の受験番号および解答例が掲載されます。

ホームページ上で合否結果を確認する際は合格者の氏名が掲載されないため、自分の受験番号を控えておくと良いでしょう。

加えて、すべての受験者に対して試験の合否結果が通知されます。

不合格となった受験者の情報は公告されませんが、合否結果に加えて、試験の成績が通知されます。

点数の内訳も記載されているため、今後の対策に役立てましょう。

なお、測量士補試験と測量士試験は同じ日に行われますが、合格発表日が異なるという点に注意が必要です。

測量士補試験の合格発表日が6月26日であるのに対し、測量士試験の合格発表日は7月8日です。

測量士補試験の合格発表は測量士試験の合格発表よりも2週間弱前倒しで行われるため、間違わないように注意しましょう。

参考：令和７年測量士・測量士補試験について（受験案内）

測量士補試験に合格したらすること

測量士補試験に合格したら、合格特典の申請や、測量士補として登録するための準備を行いましょう。

以下に、測量士補試験合格後にすべきことについて解説します。

• 予備校利用者の場合、合格特典の申請を
• 測量士補の登録を行う
• ダブルライセンスを検討する(土地家屋調査士など)

予備校利用者の場合、合格特典の申請を

測量士補試験を受けるにあたって予備校や通信講座を利用した方は、申請によって合格特典を受け取れる場合があります。

合格特典の受け取り方法は予備校によって異なりますが、受講生による手続きが必要となる場合がほとんどです。

合格特典の内容や手続きの方法などを確認のうえ、忘れず申請を行いましょう。

なお、アガルートアカデミーの測量士補講座では、以下のような合格特典を実施しています。

【2025年】測量士補試験合格

対象講座：2025年測量士補試験　総合カリキュラム/フル

合格特典内容：支払金額全額返金または1万円分のamazonギフト券コード

【2025年】測量士補・土地家屋調査士試験ダブル合格

対象講座：2025年土地家屋調査士試験　ダブル合格カリキュラム

合格特典内容：支払金額全額返金または5万円分のamazonギフト券コード

合格特典の受け取りには期日が定められているほか、必要書類や合格体験記の提出などが求められる場合があります。

詳しい申請方法は公式サイトをご確認ください。

参考：【測量士補試験に合格された方へ】合格特典のお申込み | アガルートアカデミー

測量士補の登録を行う

測量士補になるためには、測量士補試験に合格後、登録を行わなければなりません。

測量法第五十一条では、測量士補について以下の通り定められています。

“次の各号のいずれかに該当する者は、測量士補となる資格を有する。

（中略）

四　国土地理院の長が行う測量士補試験に合格した者”

引用：測量法 | e-Gov法令検索

このように、測量士補試験に合格した時点では、あくまで「測量士補となる資格を有する者」となります。

登録申請が完了するまでは測量士補として働くことができないため、注意しましょう。

なお、測量士補としての登録申請を行う際は、登録申請書および「測量士補となる資格を証する書類」の提出が必要です。

また、登録免許税15,000円を現金または収入印紙によって支払う必要があります。

※詳細については必ず国土地理院の公式HPをご確認ください。

※参考：測量士補には登録が必要？申請方法は？登録しないとどうなる？など解説

ダブルライセンスを検討する(土地家屋調査士など)

測量士補試験に合格された方は、ほかの資格とのダブルライセンスを検討してみましょう。

例えば、土地家屋調査士は、測量士補と非常に相性が良い資格として知られています。

測量士補の資格を取得すれば、土地家屋調査士の筆記試験における午前の部が免除されます。

土地家屋調査士は、非常に難易度が高い国家資格です。

特に筆記試験の難易度が高いとされているため、測量士補資格によって午前の部の免除を受けられれば、最短距離での合格を目指せるでしょう。

また、測量士補試験に合格された方は、測量に関する一定の知識が身についていると考えられます。

上位資格である測量士はもちろん、測量の知識を活かせる関連資格にも挑戦してみましょう。

参考：土地家屋調査士試験の免除とは？測量士補試験合格で「午前の部」を避けるべき理由

測量士補試験に不合格であった場合

残念ながら測量士補試験に不合格であった場合は、戦略の見直しが必要かもしれません。

特に、独学で勉強していた場合、勉強方法が誤っている可能性があります。

自分の勉強方法を客観的に判断することは難しいため、プロの指導を受けることも視野に入れてみましょう。

仕事や学校と測量士補試験の勉強を両立させたい方には、アガルートの通信講座がおすすめです。

アガルートの測量士補試験対策講座は合格率が高く、令和6年における測量士補試験の合格率は、92.41%にものぼります。

丁寧な解説とわかりやすいテキストによって、勉強に挫折せず合格を目指せるでしょう。

また、アガルートの通信講座はサポート体制が充実しており、学習上の疑問や悩みをスタッフに相談できます。

講座の選び方でお悩みの方は、無料の受講相談や、講座の無料体験なども活用してみましょう。

まとめ

本コラムでは、2025年（令和7年）における測量士補試験の合格発表について解説しました。

以下に、本コラムのまとめを記載します。

• 2025年（令和7年）における測量士補試験の合格発表日時は6月26日（木）午前9時
• 測量士補試験に合格したら、合格特典の申請や測量士補の登録が必要
• 測量士補は土地家屋調査士とのダブルライセンスがおすすめ
• 測量士補試験に不合格であった場合は、勉強方法の見直しが必要

測量士補は、これから測量に関する仕事を行いたい方におすすめの資格です。

不合格だった方は、通信講座やオンライン予備校の活用も視野に入れ、スムーズな合格を目指しましょう。