合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由

サラリーマンとして働く自分に不安や不満を持っており、変わりたいと思っていたからです。 

妻の父親が土地家屋調査士であるため、調査士の存在自体は知っていました。 

サラリーマン3年目のある日、妻から「実家を継ぐ気はないか?」と聞かれ、そこから本格的に土地家屋調査士について調べ始めました。 

調べた結果、土地家屋調査士は非常に魅力のある資格だと考えました。

その理由は、 

  1. 独立開業に向いた資格であり、自分で自分の働き方を決められる点
  2. 室内の仕事だけでない点に自由さを感じた
  3. 法律知識を活かした業務もあり、文武両道のようなカッコよさがある点

です。 

是非資格を取って土地家屋調査士として働きたいと考え、本格的に土地家屋調査士の資格取得の戦略を練り始めました。 

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1.合格実績が非常に高かった 

これは単純にwebで検索した時に、受講者の合格率が50%を超えており目立っていた、ということです。 

高い合格率の裏には、アガルートにしかないものがあるのではないか?とまず興味を持ちました。 

2.中山先生の説明が非常に分かりやすかった 

私は令和2年度の土地家屋調査士試験を、午前免除の資格取得のために受験しております。 

中山先生に受講相談をしたのが2020年の7月頃で、その時に受験を勧められたため3ヶ月後の試験のために午前試験に特化して勉強し始めました。 

予備校を使わず、中山先生のブログ+測量士補の参考書+LECの体験授業1コマ(無料)を使った勉強方法でした。 

私は、午前試験は複素数の計算が8割方を占める試験だと思っており、ほとんど中山先生のブログで合格したと考えておりました。 

ブログだけで午前試験に受かれるなら、この先生の講座を受ければ間違いないと思い、午後対策をアガルートで受講すると決めました。 

※現在、中山講師による受講相談は実施しておりませんのでご注意下さい

3.全額キャッシュバックが魅力だった 

他の資格予備校にはないプランで、とても魅力的でした。 

勉強を始めるからには1年で合格するつもりでしたので、そのモチベーションとも相性のいいプランだと感じ、決定打の一つとなりました。 

学習上の工夫

勉強時間について

トータル1000時間は超えるよう意識した勉強時間の確保の仕方を考えました。 

勉強時間によって試験に合格できるわけではありませんが、目標を作っておいた方が目処を立てやすいと考えたからです。 

ただし、最初はどの程度勉強すれば良いか全く分からなかったため、様々なwebサイトを参考にしました。 

どのサイトを見ても最低1000時間と記載してあったので、1000時間を目標と定めました。 

計画通り勉強できましたので、ならすと1日平均6時間程度勉強をしていました。 

勉強方法について 

中山先生のブログをとにかく読んでいましたので、過去問がいかに大切か、は分かっているつもりでした。 

そのため、不動産登記法のインプットが終わった段階から択一の過去問を解き始め、択一の過去問を解く回数をできる限り増やすよう心掛けていました。 

また、定期カウンセリングで中里先生から、択一の採点は100点満点でするように、というアドバイスを頂いてから、5肢すべてに点数を付けるようにしていました。 

過去問を解くだけでは100/100を目指せなかったので、間違えた問題の解説を一言一句違えず手書きでノートに書き写す方法で勉強をしていました。 

最終的に、択一過去問は15年分を6〜7周程度したと思います。

最後まで100/100までは行かない年度もありましたが、98〜100問解けるまでに仕上げました。 

土地家屋調査士試験入門総合講義の感想・利用方法 

初学者にとって分かりやすくとっつきやすい内容で、特に講義の「量」が良かったと思います。 

私は今まで法律を学んでこなかったため、相当な量をインプットしないといけないのではないか、、 と思っていましたが、いざ講義を聞き始めてみると割とすぐに終わりが見える量だと分かりました。 

10分~20分程度の長さの動画が約400本。 

休日の勉強であれば1日30~40本見れましたので、ひと月あれば一旦インプットを終えられるほどでした。 

かといって、内容が薄いわけでは全くなかったです。 

インプットを一旦終わらせてから初めて択一過去問を解いてみると、10問正解できるくらいの知識は身についていましたし、アガルートの教材以外は買わず、最終的に合格までたどり着けたからです。 

中山先生自身が土地家屋調査士として経験した話など織り交ぜながら講義が進んでいくので、常に興味を持ちながら学べました。 

私は講義動画を全部で2周しました。 

1周目はインプットとして、通常速度で聞きながら大事だと思う部分をノートに書き写す方法で勉強。 

2周目は抜け漏れ部分の確認のために、1.5倍速で講義を聴きながらテキストの文字を追う勉強。試験直前期(2週間前くらい)に行いましたので、試験で大事なポイントだが抜け漏れのある知識がどこにあるか、の確認として行い、抜けていると感じた部分にはマーカーを引く勉強方法でした。 

試験に受かるために必要な情報を濃く抽出して作られた素晴らしい講義・テキストだと思います。 

択一式過去問解析講座の感想・利用方法 

択一式過去問解析講座の動画は、回数的にはあまり利用しませんでした。 

私は自身を書いて覚えるタイプだと思っているため、択一問題集に記載されている解説を主に利用し、間違えた問題はその解説を一言一句書き写して、覚えていきました。 

ただ、たまに問題集の解説を見るだけではわからない問題がありました。 

その際には、過去問解析講座の解説を聞いて理解していたので、過去問全問に対し解説を用意いただいているのは素晴らしいと思います。 

問題によって、文章で理解するのか、解説を聞いて理解するのか、といった学び方を自分で変えられるため、効率的に勉強を進められました。 

過去問の理解は調査士試験突破に最も大切な部分かと思いますので、過去問解析講座にも大変お世話になりました。

 記述式過去問解析講座の感想・利用方法

記述式過去問解析講座は書式学び初めの時期によく利用し、書式の点数アップに大きく役立ちました。 

初めて書式問題を解いた時の「何から手付けていいの感」は凄まじく、特に、問いを解くためどの部分の情報を用いれば良いのかが初めは全く判断できませんでした。 

中山先生が実際に問題を解いてくれるこの講座がないと、書式は全く理解できなかったと思います。 

見よう見まねを繰り返すうちに、書式を解くためのパターンや、ほとんど無視して良い情報、注意を払って読み込まなければならない部分、などがなんとなく分かるようになり、初見の問題でも手が出るようになっていきました。 

書式を初めて勉強する方には、マストの講座だと思っています。 

新・定規の使い方講座の感想・利用方法

午前試験を経験しておりましたので、テキスト及び講義はあまり利用しませんでした。 

定規の使い方は、一旦やり方を学んだあとはひたすら実技で慣れて、自分なりに早いと考えるやり方を見つけていくのが良いと思っています。 

私の場合、書式の解き方は中山先生と全く同じ解き方から入りましたが、最終的には自分なりのやり方でやっていました。 

例えば、土地の場合座標値が出た時点で作図の方に書き込むようにして、明らかな誤りがなさそうか確認しながら進める、といったようにです。 

時間の短縮方法や大きなミスを減らすための工夫は、人によって異なると考えているので、過去問の書式をとにかくたくさん解き、自分なりのベストな作図方法を見つけるのが最も良いなと思いました。 

[中山式]複素数計算の感想・利用方法

午前試験を経験しておりましたので、テキスト及び講義はあまり利用しませんでしたが、テキストの練習問題は何回も解きました。 

複素数計算は、試験を時間内に終わらせるためにマストな要素だと思います。 

調査士試験の書式で点数を狙うときに、芋づる式に減点されない意識・工夫をすること、が割と大切なのかなと思います。 

土地の場合、座標値をミスすると芋づる式に申請書の地積や図面の辺長、作図で減点されるので、絶対に間違えたくない箇所の一つです。 

座標値は気を抜くと本当によくズレるので、本番までには絶対にズラさない癖をつけて臨むようにするべきです。 

苦手意識のある場合、座標計算に特化した問題集を自作してもいいと思うくらい大切なので、複素数計算の講座は何度も見返してマスターするのが良いなと思いました。 

定期カウンセリングの感想・利用方法 

定期カウンセリングでは勉強の進め方を教えていただきました。 

特に以下2点が大変参考になりました。 

  • 択一式は20/20を目指すのではなく、100/100を目指す。
  • 過去問の解き方。土地は最新年度から解き、建物は古い年度から解く。

定期カウンセリングでは、予備校だからこそ知っている情報をお伝えいただけるので、勉強方針策定に大きく役立ったと感じています。 

講師へのメッセージ

中山先生には、1年間丸々お世話になりました。 

直接お話する機会はほとんどなかったですが、ブログやyoutubeで発信されている情報を片っ端から目にして耳にしていました。 

そういった情報の一つ一つが、自分の中で不動産登記法を噛み砕いて、理解するためのステップになっていたと思います。 

「枝葉でなく、幹を理解する」を実現するため、講義外でも様々な形で教えてくださる部分を見て、本当に受験生のことを考えてくれているんだなと感じました。 

合格まで導いていただきありがとうございました。