合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由

私は司法書士として、司法書士・土地家屋調査士・行政書士の合同事務所に所属しているのですが、合同事務所ということから普段の業務においても、数多く調査士の知識が求められる場面があり、もっと調査士の分野を学びたい、と思ったことが調査士試験にチャレンジするきっかけでした。

司法書士になった頃は、調査士は測量も大変そうだし、男性向けの資格だな…自分はいらないかな…と思っていたのですが、やはり司法書士の仕事をしていく中で、調査士との両方の知識があり、資格があればどれだけ効率よく業務が進められるだろう、と感じるようになりました。

また、調査士の業界においても、結構多くの女性の先生方がご活躍されているのを目の当たりにし、やってみたいな…かっこいいな、と思うようになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

調査士試験を受けるにあたって、1番私にとってネックだったことが『計算』でした。

高校時代の数学は赤点ばかり、試験では鉛筆を転がしてマークシートを塗りつぶしていた私には、とても厚い厚い壁でした。

アガルートに出会う前、本屋などで他の資格学校のテキストを見たりしていたのですが、計算についてはちんぷんかんぷんで、全くと言っていいほど理解できず、まわりの人に調査士に挑戦する!と言っていたことを後悔していました。

調査士を受ける、と言い続けて数学が苦手なことを理由に勉強することもなく、2年ほどすぎたあるとき、司法書士の先輩から、アガルートの存在を教えてもらいました。

思い立ったら即日、ということで、すぐに受講相談をしました。

中山先生から、「今は計算ができなくても大丈夫!僕が合格させてみせます」との力強い励ましのお言葉を頂き心が動かされました。

また、他の資格学校と異なり、講師の先生と生徒の距離が近いことが私にとって最大の魅力でした。

他の学校をしらべていると(司法書士試験勉強の時もそうだったのですが)、質問がしたくてひとつ質問をしても回答まで時間がかかったり、追加料金がかかる、など見受けられました。

質問一つすることすら躊躇する、質問しにくい環境だと、受験生にとってはストレスになり、勉強の進捗が阻まれます。

アガルートの場合は、質問に対するサポートがかなり手厚く、FacebookなどSNSを通じて、すぐに先生方から質問の回答を頂けました。『質問表』を記入して、郵送でおくって…といった前時代的な負担もなく、わからないところがあればテキストを写真で撮って、携帯から先生に質問できる、時間が惜しい受験生にとってはとてもありがたい制度でした。

また、月に1回『定期カウンセリング』もあり、講師の先生から、その都度自分にあった勉強の進め方、などアドバイス頂けるとのことで、ここなら私も挫折せずに頑張れるかもしれない、と思い受講することに決めました。

学習する上で工夫したこと

私は勉強を開始したのが試験の7ヶ月半前で、また仕事のほかに司法書士の会の仕事も多く引き受けており、とにかく時間がありませんでした

平日は朝30分、昼休憩時間30分と夜は1時間から1時間半、また休日はとにかく可能な限り勉強ができるように取り組んでいました。

学習する上で1番大切にしてきたことは、『講師の先生のアドバイスどおり忠実に勉強する』ということです。

私は司法書士試験に合格するのに6年かかったのですが、2年目の時点で答練でも上位におりました。しかし、なかなか合格できずにいました。

司法書士試験時代の勉強方法を振り返ると、過去問が何より大事だよ、という講師の先生のアドバイスを無視して、とにかくありとあらゆる知識を詰め込んでいました。

そのことから、たくさんの枝葉の知識があるのに、核となる知識がうすれ、合格が遠のいていたのです。

この失敗を糧に、調査士試験においては、言われたことを、ただ忠実に勉強するように心がけました。

そして、やはり核となる過去問はなにより大切にしました

過去問については、ただ解くのではなく、一問一答形式にし、一問ごとに答えの理由を書き出し、知識が定着しているか確認し、間違えたとこはテキストに戻る、という中山先生のアドバイスを取り入れて、学習を繰り返していました

記述においては、まずは大嫌いな計算の克服からと思い、中里先生の『記述式計算ステップ講座』を受講しました。中山先生の講義だけでも、理解しやすかったのですが、この講座を受講することでより深く理解することができたので、計算に苦手意識のある方には大変おすすめです。

中山先生の『[中山式]複素数計算』は、とても丁寧にわかりやすく電卓の使い方を教えてくれますので、関数電卓に触れたことのない私でもすぐに慣れることができました。

記述の過去問に入るまではわりと順調に勉強が進んでいたのですが、平成18年の過去問をやって、一気に挫折したことを覚えています。平成23、24年も私にとっては大変難しくて、もう時間がないのに、一発合格ができるのか不安でたまりませんでした。

そんな不安な中で、アガルートのSNSでの質問制度や定期カウンセリングは大変励みになりました。

不安を先生方に相談することで、その都度現状にあった勉強方法を指導してくださり、モチベーションを上げていただけました

また、申し訳なくなるくらい、先生方には質問をしていました。
すぐに返信をくださるので、先生方はいつ寝ているのだろう…との心配、またこれだけ一人ひとりの受験生を大切にし、向き合ってくれているのだから、何としてでも合格を勝ち取らなければ、と自分に気合を入れて、結果自分の頑張りに繋げることができました。

土地家屋調査士試験入門総合講義の感想・利用方法

アガルートの講義は、1つ1つのコマが短く、たとえば20分ほどしか時間がない時でも、サクッと講義を受けることができ、学習がとてもしやすかったです。

私の場合は、平日は朝の始業前に30分から1時間、また昼に30分ほど、勉強をするようにしていたのですが、時間があまりない中でも講義をこなす事ができました。

また、講義がどこまで進んだか目に見える形ですぐにわかるため、モチベーションに繋がりました。

テキストは、試験に必要とされる知識が1冊に全て込められているにもかかわらず、分厚くなく持ち運びがしやすかったため、どこに出掛けるにも持って歩き、空き時間に復習をすることができたため、大変助かりました。

私の場合、申請書が中々覚えられなかったのですが、テキストに申請書が50例入れられており、こちらを何度も復習する事で、体に染み込ませる事ができました。

何より、中山先生の講義は大変テンポがよく、とても楽しく講義を受ける事ができました

先生ご自身がいつも笑顔で、楽しそうに講義をされているのも、元気がもらえるため、魅力の一つだと思います。

私は司法書士試験も経験しているのですが、中山先生の講義ほど、1度聞いて理解できる講義は無かったように思います。

択一式過去問解析講座の感想・利用方法

択一は、できるだけ毎日やるように心がけていました。

最初のうちは、一問一答形式で、「どうしてこの答えになるのか」を、紙に理由を書きながら解き、理解を深める作業に徹底しました。

解答できないところは、理解していない、という事なのでそこについては講義に戻り、学習を繰り返すようにしました。

ある程度の知識が定着したところで、時間を計りながら、短時間で択一問題を解けるように特訓し、またそれと同時に、どの問題のどの肢が誤ったのか、表をつくり、直前期にはその表を見て特に苦手なところを洗い出し、そこを集中的に復習するようにしました。

講義も解説がわかりやすく、リズミカルに進むため、あまり時間が取れない時でも受講しやすく助かりました。

記述式過去問解析講座の感想・利用方法

私が調査肢試験で1番苦戦したのは、記述でした。

最初のうちは、一問解くのに1時間半ほどかかることもあり、本試験まで残すところ4ヶ月ほどで、大変焦りました。

また、申請書も中々覚えられず、苦戦しました。

まずは、計算の克服のため、過去問の基準点の計算だけを徹底的にやりました。

中山先生のブログにも、計算問題があるため、そちらも利用しました。全体的に計算に慣れてきたころ(と言っても、直前期まで土地の平成18年、21年付近の問題は苦手でした)

次は申請書を覚える作業に入りました。

申請書については過去問だけでは足りないため、テキストの申請書例50についても、毎日必ず書くようにしていました。

アガルートのホームページのコラムの中に、申請書や書式、図面などを練習できる用紙があるので、そちらを印刷して利用していました。

毎日これらの特訓を繰り返したことにより、最終的には40分ほどで書式が書けるようになりました

新・定規の使い方講座の感想・利用方法

定規の使い方や、図面の書き方につき、大変丁寧に解説されていたため、図面を書いたことのない私でも、わりと最初からそれなりに上手に書くことができました。

定規については、すべらないように裏にビニールテープを貼る、とかボールペンのインクが擦れないようにこのペンがお勧め…‼︎など筆記用具や試験の持ち物につき、いかに試験の時にストレスなく、スムーズに解答できるか、教えてくださり助かりました。

また、アガルートの三角定規『sugooooi』は大変使いやすく、図面も丁寧に早く書くことができ、試験においても短時間で図面を仕上げることができました。

テキストも、図面の書き方について丁寧に解説されていたので、苦手な建物図面については何度も読みかえし、特訓するようにしました。

[中山式]複素数計算の感想・利用方法

関数電卓は、今までの生活で使ったことがなく、ただでさえ計算が苦手だったので最初はとても不安でした。

解説講義では、本当の初歩の初歩から電卓の使い方が解説されており、また動画でも電卓を実際に打つところを映してくれていたので、見様見真似で、少しずつ体に馴染ませるようにしました。

慣れてしまえば操作もそんなに難しいこともなく(むしろとても便利なため、今では司法書士の仕事でも使っています)使う事が楽しくなりました。

複素数計算の方法しか私は知らないのですが、他の予備校生の話を聞いていますと、やはり複素数だと大変はやく解答が出せるのだなと感じました。

ミスも所々しましたが、本試験においても、時間に余裕をもって記述式の解答を終わらせることができ、択一の見直しの時間をとる事ができたのは、複素数計算のおかげだと思っております。

計算が大の苦手だった私ですが、最後には基準点を求める事がとても楽しくなっていたので、アガルートには大変感謝しております。

合格ゼミの感想・利用方法

他の受験生と一緒に学習ができることから、受験生の皆さんから刺激をたくさん頂くことができました。

皆さんの頑張りや成果をみて、自分のモチベーションに繋げることができました。

定期カウンセリングの感想・利用方法

月に1回、自己の学習の不安点や質問、また今後の学習の進め方について講師の先生に直接相談できるため、重宝しました。

なにより、中山先生の声を聞くことが、一番楽しみでした。

いつも明るく、ポジティブで、本当に元気付けられました

講師へのメッセージ

中山先生、中里先生へ

この度は大変お世話になりました。

最初は、受かるか本当に不安でなりませんでしたが、先生方がいつも元気な声で励ましてくださり、たくさんのパワーを頂いておりました。

アガルートの先生方はネガティヴな発言を一切されず、常に前向きな言葉をくださるので、いつもいい状態にモチベーションを保つことができました。

中里先生には、しょっちゅう質問をさせて頂いておりましたが、いつもすぐに丁寧にご回答いただき、本当にお世話になりました。

また、まさか大嫌いだった計算問題が、こんなに楽しく学習できるとは思ってもいませんでした。複素数計算って、すごいですね…!

先生方がいなかったら、アガルートに出会えなかったら、間違いなく成し遂げられませんでした。

本当にありがとうございました。今後、またどんな形でか、アガルートさんに恩返しができればと思います。

心より感謝申し上げます。