受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士補試験を目指した理由・契機

私は、司法書士事務所で勤務している現役の司法書士です。司法書士として独立するにあたり、業務の幅を広げるため、土地家屋調査士の資格取得を考えております。測量士補試験に合格すれば土地家屋調査士試験の午前科目が免除されること、及び土地家屋調査士試験受験の適性を図るため、まずは、測量士補試験を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

測量士補の講座を開設されている予備校が複数校あったため、インターネットの口コミ等を参考に、アガルートアカデミーの講座を受講しようと決めました。決め手は、合格実績と、サンプル動画を視聴したところ中山講師の声色や話し方や初学者にもわかりやすい説明をされていることでした。

合格体験記・学習上の工夫

最初は、測量士補試験に関する市販のテキストを購入し、独学で試験に臨むつもりでしたが、市販のテキストが想定していたより分厚かったので即断念してしまいました。また、勉強の開始しようと決意した時期が年明けだったことや働きながらの勉強となることから、少ない勉強時間で効率的に学習するため、予備校の講座を受講することに決めました。独学と比べて、予備校の講座を受講すると、大きな金銭的負担が生じます。司法書士試験受験生の時もそうでしたが、予備校の講座を購入することで、勉強すること以外の退路を断ち、勉強のモチベーションの一つとなりました。

学習面の工夫については、文章問題は、理解できていなくても暗記さえできていれば点数に結びつくため、学習面の工夫を意識したことはありませんでした。一方で、計算問題については、高校卒業以来、三角関数等の数学に触れる機会が全くなく、計算問題に苦手意識がありましたので、解法の暗記を重視していました。初見では、解ける問題はほとんどありませんでしたが、解法のパータンさえ暗記してしまえば、基本的な計算問題は解くことができるようになりました。基本的な計算問題さえ解けるようになれば、本試験で複雑な計算問題が出題されたとしても、捨て問とするつもりでした。

総合講義のご感想・ご利用方法

中山講師の声色や話し方が自分に合っており、専門用語についても噛み砕いてわかりやすく説明されており、大変満足しています。

講座の動画も10分から15分程度のものに分割されて収録されており、かつ、視聴速度を変更できるため、隙間時間を使って視聴するのに丁度よい長さでした。

テキストについては、市販のテキストに比べて格段に薄いものの、試験に合格するのに必要な情報が必要かつ十分に掲載されておりました。知識の定着には復習が不可欠ですが、テキストがコンパクトにまとめられており、一日あれば通しで読めるくらいのページ数で復習には最適でした。また、テキストのページごとに、過去問集の問題を参照できるように索引が添付されており、インプットとアウトプットを効率よく行うことができました。

中山講師の指示どおりに学習すれば、動画視聴を一通り終えた頃には、過去問を一周していることになるので、あとはひたすら過去問とテキストの往復を行うのみで合格することができます。

3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

私は、計算問題に苦手意識がありましたので、受講して良かったと思います。演習問題の数は中庸で、解法を暗記しているかどうかを確認するのに有用でした。

過去問集の計算問題は、試験日までの勉強時間の関係で繰り返し解くことができないと感じたので、「3時間で押さえる計算問題」に絞って繰り返し解くことにしました。繰り返し解くことで、計算問題への苦手意識を克服することができ、基本的な計算問題は解くことができる状態で試験日当日を迎えることができました。合格の決め手となった講座と言っても過言ではありません。

3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

基本テキストには、文章問題を解くのに必要かつ十分な情報が記載されているため、受験生によっては必要とはいえない講座かもしれません。しかし、一問一答を通じて、基礎的な知識を復習することができ、かつ、知識定着の程度を確認する良い機会になります。知識定着の程度が確認できますので、知識があいまいな箇所は基本テキストの該当ページを読むことで知識定着につながります。

また、本試験の文章問題の出題傾向を知ることができるので、他の受験生と差をつけることができるかもしれません。

実力診断模試のご感想・ご利用方法

本試験当日の2週間前に時間は計らずに解きました。時間が余ったことと、模試とはいえ合格点に達していたことで、自信をもって本試験に臨むことができました。

模試は時間配分を調整したり現時点の実力を図るものであるため、試験時間に比較的余裕のある測量士補試験においては、模試を何度も受ける必要性はないと感じました。アガルートアカデミーの模試1回のみで十分です。