受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士補試験を目指した理由・契機

不動産業をやっている親戚の者から、「自分の事務所に土地家屋調査士の資格を持っている者がいると都合がいい。資格を取ってもらえないか?しかし、いきなりは難しいだろうから、その手始めに測量士補の勉強から始めるとよいのではないか。」と言われ受験を決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

市販のテキストと問題集を購入し、独学で学習を始めましたが、計算問題でよく理解できない箇所もありました。そこで、実績のある通信教育を利用し講師の方から指導を受けた方がより理解が深まるのではないかと考え、アガルートアカデミーの講座を受講することにしました。

合格体験記・学習上の工夫

教材は12月末には届いていました。しかし、市販のテキストと問題集を買った以上、一通り試験範囲をカバーし理解してから通信教育の教材に取り掛かろうと思いました。法規は理解できたものの計算問題では理解不能の分野もありました。

そこで、2月から通信教育の学習を開始しました。5月の本試験までにどれだけ学習できるか学習計画を立てました。テキストと問題集をそれぞれ3回は反復学習したかったのですが、日曜日を除いて1日2時間程度勉強できるとしても2回しか回せないことがわかり慌てました。更には「3時間で押さえる文章問題」「3時間で押さえる計算問題」「実力診断模試」までやらなけらばならないわけですので、時間が全く足りません。そこでどの分野を重点的に学習し、どの分野を軽くするか検討する必要に迫られました。

その結果、法規の分野はほぼ理解できていると考えていたので学習時間を減らし、計算問題の分野に力を割くことにしました。しかし、ラジアンは何度やってもなかなか理解できずに焦りを覚えました。そんな不安な気持ちと闘いながらも何とか測量士補の資格を取りたいという当初の志を強く持ち続けられたことが、学習を続けられてきた一番の要因だと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

講義は「はじめに 測量士補試験について1試験科目」の解説が試験間際になっても学習の指針になりました。テキストに記述されてありますが、講義を聞いて自分なりに①〜⑧をピラミッド化することにより、今学習している範囲がどの位置にあるかができました。読み飛ばしてしまいがちな箇所ですが、大事な所だと今でも思っています。

私はアガルートアカデミーで、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士の試験勉強をやった経験があり、その時には3回テキストと問題集を繰り返す学習する方法を取りました。講師がアンダーラインをした箇所に1回目は鉛筆で、2回目は赤のボールペンで、3回目は蛍光ペンでアンダーラインをして覚えました。

しかし、測量士補の講座では講師の方がおっしゃる通り、テキストには過去出題された内容が極力漏れなく記載されているので、過去の講座でやった作業は必要ありませんでした。もしアンダーラインを引こうとすると本文全部に引くことになってしまいそうです。そのため今回は最後まで理解が不十分な所に蛍光ペンで印を付ける作業だけで済みました。テキストを読むだけでは理解が不十分な所も講義を聞くとその問題が解消されることが多かったです。

3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

中学生の孫の勉強を見てやっていたお陰で、測量に関する数学の大方は理解できましたが、「2測量に関する数学の角度」と「三角形でラジアン」だけはなかなか理解できず、最後は解説を丸暗記して覚える始末でした。「5多角測量の現地計算」、「7角度の偏心補正計算」、「25写真測量の比高の計算」も計算式を覚えることで何とか正解を導けるようになりました。しかし、老眼で視力の衰えてきた私にとって、「地形図の読図」特に過去問題集の307から始まる地図編集の地形図の読図は等高線などが読み取りづらく苦労しました。定規の目盛りが各自持っている物によって多少違い、大きな問題がないことを講師の方が講義の中で話して下さったのがありがたかったです。

3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

文章問題は何とかなると自信がありました。過去問題集で同じような問われ方をした問題を何度も学習したため、正解を導き出すのは比較的に容易でした。しかし、あやふやな理解に留まっていた箇所は○×で答えるのは何とかなりましたが、穴埋めとなると正確な用語が思い出せずに迷う問題もありました。本試験は5枝択一ですから何とか正解に近い枝に辿り着けるはずですが、用語の定義は正解に理解し、記憶することの大切さを痛感しました。

実力診断模試のご感想・ご利用方法

本試験1週間前に取り組みました。もう少し早くから始めた方が良かったとは思いますが、時間が許さず残念でした。実力診断模試は過去の本試験とほぼ同レベルの問題と思われたので、やりっ放しにはせず、あやふやな箇所はテキストに戻って理解するように努めました。解説があると一層良かったです。