受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

 測量士補試験を目指した理由・契機

土地家屋調査士の午前免除のための受験となります。現在公務員として勤めていますが、転機があれば、相続に関わる仕事をしたいと常々考えています。高齢化によって空き家・空地が増えるのに、土地家屋調査士が足りないのではないかと考えたのがはじまりでした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

土地家屋調査士のテキストや問題集を書店で探したところ、ほぼ皆無でした。測量士補も口コミを頼りに購入してみましたが、参考書としても問題集としても使いづらいものでした。アガルートの体験版は、テキストもわかりやすかったので受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

学習上で非常に悩んだのは、スタート段階でした。10月から翌年度の受験を考えはじめましたが、測量士補と土地家屋調査士のダブル合格カリキュラムにするか、測量士補だけにするかを相当迷いました。
結局、測量士補の試験を終えてから改めて土地家屋調査士の講座を申し込むことを選択しました(現在、2026年合格カリキュラム受講中です)。測量士補の試験は、合格率が30%とほかの資格に比べると高めですが、市販のテキストではどうにもならないことも分かっていましたので、しっかり対策しようと思いました。測量士補の学習内容が、土地家屋調査士とほとんど重ならないことも、受講を分けた理由です。

具体的には、10月下旬から総合講義で受講をはじめました。全くの法学初学者だったので、適性があるかどうかを確かめるために宅地建物取引士を受験しました。それが終わってすぐに測量士補の学習を始めました。テキストが高校数学のラジアン・正弦定理・余弦定理からはじまり、法律とは全く異なる学習に新鮮さを感じました。総合講義テキスト内に過去問が例題としてついているのも、知識がすぐ実践できるのでよかったと思います。スムーズに学習が進むことを実感できたので、焦らずにゆっくりと学習を進めました。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義テキストは上にも書いたように、講義内容についてすぐに例題がくるようになっており、当然授業で解説もありますから、非常に使いやすかったです。総合講義で学んだものをすぐに問題集の方でも解いていくようにと指示されるのですが、学習期間を長めに設定している自分は、問題集を解いても戻ってくるときには時間が経ちすぎていて忘れているだろうと考えたため、まずは講義とその例題のみをコンスタントにこなしていくようにしました。多角測量で早くもつまずくのですが、過去問演習で戻ってくればいいと楽観的に、まずは全単元の受講を終えました。過去問も単元別に分けられているので、これも非常にありがたかったです。得意な分野は2回目で解けるようになりましたが、不得意な分野は4,5回繰り返す問題もありました。

3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

 過去問の中でもこれは抑えておかなければいけないという問題に絞られています。ただ、この問題集が到着したころには、すでに問題集を周回していました。「3時間で押さえる計算問題」に監修されている問題を、問題集の目次部分にチェックを入れて、確実に解答できるようになっているかをチェックするのに使用しました。もしこちらが問題集と同時に配布されていたとしたら、講義→3時間計算→問題集のように使用できたかもしれないと思いました。

3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

過去問のように選択肢がないので、正誤問題として内容がしっかり理解できているかどうかを確かめるのに最適でした。最初に取り組んだときには、過去問を軽く周回しているにもかかわらず知識が抜けているところが多いことに気づきました。1問1答形式なのにこんなにできなくて大丈夫?と少し不安になるほどでした。試験当日の復習で、選択肢が多い問題集を全範囲網羅するのは現実的ではないため、試験当日にもこれは重宝しました。

実力診断模試のご感想・ご利用方法

講義の全受講を終えて過去問演習とテキスト読み込みに移行してからアガルートの受講ページを開くことが少なくなってしまっていたため、実力診断模試は正直見落としてしまい利用しませんでした。中山先生の講義はピンポイントなので、何度も繰り返し受講する必要を感じなかったことも要因の一つです。わかりやすい講義をありがとうございました。