受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士補試験を目指した理由・契機

私が測量士補試験の受験を決めた理由は今後のステップアップに繋げたいと考えたからです。昨年、不動産・建築業界に転職するにあたり、宅地建物取引士の資格を取得しました。資格がある=仕事ができるというわけでは必ずしもありませんが、国家資格等を有していることは、自身の説明を補強する材料になったり、お客様に安心感を持っていただく一助にはなると考えております。この観点から、今後、土地家屋調査士の資格取得を検討しており、そのための前段階として、今年、測量士補試験を受験するに至りました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私がアガルートの利用を決めた理由は3点あります。

まず1点目は合格実績です。今回、勉強時間も限られていたため、利用する予備校の合格実績は自分にとって選択するうえで重要なポイントでした。

次に2点目は講師との相性です。測量士補試験の講義を担当される中山講師の動画は、サンプルやYouTube等で確認することができますが、私は中山講師の抑揚あるしゃべり方やフランクな感じなど、そのキャラクターが自分に合っていると感じ、1点目の理由と合わせてこの段階でほぼアガルートの講座を利用すると決めていました。

そのうえで3点目ですが、合格祝い制度が充実している点です。これは付随的なものではあるものの、モチベーション維持にも寄与すると思いますし、純粋にありがたく嬉しい制度なので、この点も受講を決めるうえで最後の一押しになりました。

合格体験記・学習上の工夫

学習上、私は次の3点を心掛けて実践していました。

1点目は、とにかく毎日少しでも勉強するということです。人によって勉強の方法や考え方は多様にあると思いますが、やはり、毎日コツコツと積み重ねることは重要であると思います。仕事の都合等で、予定していた時間や量の勉強ができない日も発生しましたが、たとえ、そのような日であっても、最低でも計算問題と文章問題を数問ずつでも解くようにし、自分の中での継続性を大切にしながら学習しました。

2点目は、すき間時間をうまく活用するということです。家と職場を電車で往復する時間、昼休みの途中10分や15分、ガソリンスタンドで洗車待ちをしている30分、病院の受付で呼ばれるのを待っている間など、日常生活におけるすき間時間は人それぞれたくさん発生していると思います。その全部を学習にあてることはなかなか難しいと思いますが、可能な範囲でうまく活用することで、気付いた時にはそれが相当の時間量になり、学習の着実な履行に結びついていたと思います。

3点目は、積極的にアウトプットを行うことです。講義やテキストでインプットすることはもちろん大事ですが、測量士補試験はその名のとおり試験なので、最後は確実にアウトプットできなければ意味がありません。講義やテキストで最初は理解ができなかった箇所でも、何度か繰り返しアウトプットを行うことで、後から理解が追い付いてくることも何度かありましたので、積極的にアウトプットに移行することが重要であると考えています。

総合講義のご感想・ご利用方法

まず講義の感想ですが、中山講師のキャラクターもあってか、良い意味でフランクな雰囲気を感じられる講義であり、ポイントを抑揚つけて話してくださるため、効率的・効果的にインプットを進められる講義であると感じました。また、1コマあたりの時間が10分前後で区切られているため、今日は何個受けよう、このすき間時間で何個受けよう等の計画が立てやすいことも私にとってありがたかったです。

次に利用方法ですが、感想にも記載したとおり、1コマあたりの時間が10分前後に設定されているので、試験日から逆算して、1日何コマずつクリアしていけば、例えば試験日の1か月前には全部受講し終えることができるといった配分を検討しました。また、測量士補試験は試験の性格上、過去問を繰り返し解くことが非常に重要です。このため、インプットした範囲は当日~翌日のうちにはまず一度、過去問にも触れておきたいと考え、インプットの完了目標予定日との兼ね合いでこれができるようなペースを自分で考え、計画立てて受講するようにしました。

3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

これについては、全部を確認するというよりも、直前期における苦手分野、不安分野を集中的にカバーするための手段と位置付けて、やるところ、やらないところを自分の中でしっかり区分けして利用しました。一方、逆に計算問題を全体的に総復習し、その中で思わぬ落とし穴がないかを確認し、見つけ次第対応するといった観点でも使えるため、その時の自分の学習状況や理解度などに応じて、柔軟に使用できるツールだと考えておくのが良いと思います。

3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

3時間で押さえる計算問題の感想・利用方法とほぼ同じです。私の場合、3時間で押さえる計算問題と同様に、全部を確認するというよりも、直前期における苦手分野、不安分野を集中的にカバーするための手段と位置付けて、やるところ、やらないところを自分の中でしっかり区分けして利用しました。ただ、利用方法として違いもあります。それは、試験当日に直前まで使いやすいツールであるという点です。計算問題と違い、文章問題は試験直前に見ていたものがたまたま出題されれば、確実に得点することができるため、後悔しないように直前まで流し読み的に確認するといった使い方もしていました。

実力診断模試のご感想・ご利用方法

問題の難易度は過去問や本番当日のレベルと同様であったと思いますので、自分の学習や理解度の正しさを確認する観点から必ず受けるべきであると思います。私は試験の2週間前に受験し、合格水準を超えていたため、まずそこで安心感を得ることもできました。また、予備校の実力診断模試は予想問題としての性格も有していると思います。実際、アガルートの実力診断模試で出題された論点と同様の論点が、本番の問題においても複数出題されましたので、模試を受けておいて良かったとこの点からも感じております。